PIKEなMINICAR

昔々デザインをしたパイクカーたちが主人公のブログです。
ちひさきものはみなうつくし。

ただいまの「Be-1」と「PAO」と「FIGARO」の生存台数

2011年06月18日 | Be-1
以前から気になっていたパイクカーの残存台数。
いろいろな旧車の残存台数を調べている方から最新のすんごいデータをいただきました。

発表です。

Be-1 1153台(限定 10000台、残存率11.53%)
PAO 7140台(3か月受注期間限定 51657台、残存率13.82%)
FIGARO 6630台(限定 20000台+36台、残存率 33.10%)

ただいまパイクカー3車種の合計 14923台!!

この他のデータとして平成21年度の3車種の合計 20094台。

ここのところ急速に減っているようです。エコカー減税や震災が影響しているかも・・。このペースで減ると大変なことになります。専門店さんによる回収、再生、延命に期待します。

いずれにしても20~24年の時を経たクルマとしては異常な残存率です。同年代のクルマは人気のあるスポーティーカーでも多くて数パーセントどまり。限りなくゼロに近いクルマもたくさんあります。

FIGAROの+36台という数字も気になります。おそらく公道を走行する広報車両や本社などで管理する数少ない展示車両だと思われます。Be-1やPAOにも少数存在したのでしょう。この他、一旦登録を抹消されて海外に渡った個体もかなりあるので世界全体では15000台強が生存していると思われます。

ついでに1989年の登録車の残存ベスト10で
PAOは第7位 3892台(登録台数18090台) 残存率21.51%
第1位はクラウン。10406台(登録台数185877台) 残存率5.6%

1991年の登録車の残存ベスト10で
FIGAROは第7位 6118台(登録台数18529台) 残存率33.02%
第1位はマークII。12624台(登録台数193281台) 残存率6.53%

元の製造台数がひとけた違うのに、驚異的な20%~30%超えの残存率。
FIGAROは1/3が残っているということです。これは大記録。

さらに珍データとしては平成19年度に新車登録されたPAOが存在するということ。どのような経緯か分かりませんが不思議なことです。これからも追跡してみたいと思います。

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Comments (12)
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