今年初の書作品は、やはり山頭火。
「この道しかない春の雪ふる」
これで三部作の完成です。
「うしろ姿のしぐれてゆくか」
「何を求める風の中ゆく」
とあわせてご覧下されば幸いです。
この「この道…」は、とても素直に、自然体で書いています。
雪の明るさをかみしめるように、白を生かしたものにしました。
技巧は考えていません。
ただ、素直に書いてみようとしただけです。
僕の気持ちも、段々と明るい方向へ向かっているのかもしれません。
このブログもお陰様で101回目を迎えました。
本当に皆さんのお陰です。
ありがとうございます。
自分自身がこのブログに書き込むことで
一番元気になっていったように思います。
(この作品は今、
小倉の北九州芸術劇場、市民ギャラリーに展示中。1月9日まで)