書「ヂヤズとお経と…」
山頭火句「ヂヤズとお経とこんがらがって」
という句。
とても面白い。
九州の玄関口、門司でのことをジャズの句にしている。
当時の門司は大都会。
港町のいろいろなものが交じり合う感じを「こんがらがって」と表している。
昭和のはじめ頃にこんな風にジャズを俳句にした人が他にいるのだろうか?
バナナの句とともに、是非書いてみたい句である。
まだまだ草稿段階だけれど、こんがらがった感じを出したいところ。
まだ読める。
もう少しこんがらがせねば、…。
今では、すっかりレトロが売りの観光地となった港町。
ジャズの音は、今もあちこちで流れている。