海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.1673 自作バレンで摺る(2020年賀状・その4)

2019-12-26 | 版画


自作バレンで摺る(2020年賀状・その4)

いよいよ二版目の摺り。

久しぶりの木版擦りです。

やはり、木版はいいなー。版画してるって感じ。

自作バレンの使い心地もまずまずです。

大きくしたのは正解でした。

でも、持ち手の所はちゃんと作らないと持ちにくい。

今日中に擦り終えてから、細かな仕上げをすれば、明日は宛名書きに入れるか?

いずれにしても、もう少しかかります。

No.1672 乾燥を待つ(2020年賀状・その3)

2019-12-26 | 版画


乾燥を待つ(2020年賀状・その3)

年賀状第一版目のプレスを終えて乾燥を待ちます。

案外濃い色になりました。

こんな風に並べるときれいです。

これは、プリントごっこ用のはがきを並べて立てておけるものに、ずらっと立てて並べた写真。

もう25年以上使っている愛用の逸品で、とても便利なものです。

狭い作業場で、これがなければ刷りあがったものを置場所に苦労します。だから、なくてはならない道具です。

昨夜、合計170枚程、刷りあがりました。

しっかりインクを乾かしてから、二版目の摺り(今度は木版ですからこの「摺」という漢字です。)に入ります。

No.1671 文字は木版で(2020年賀状・その2)

2019-12-26 | 版画


文字は木版で(2020年賀状・その2)

年賀状の二版目は、やはり木版。

この、絵と文字の組み合わせというパターンは、年賀状版画の定番ですね。

ずっとほぼこのスタイルで、年賀状は作ってきたように思います。

文字は、書家の端くれとして、必ず入れておきたいところです。

今回は面積的に少ないですが、少ないからこそ、シャキッと刻しましょう。

シナベニアで。

もちろん、部分です。