海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.424 山頭火石碑案内 小郡、防府 その2

2014-05-24 | 山頭火
山頭火 小郡、防府の石碑案内 その2
防府
 次は山頭火の生誕の地である防府へ。新山口駅から列車で二十分足らずで防府駅着。駅前に立つと、左手に山頭火の銅像と句碑があります。駅前にふさわしく、立派な像と石碑。ここから防府での句碑めぐりを始めることとします。
 さあ、いよいよ歩き始めます。本橋町の護国寺と防府天満宮をめざし、途中の石碑を探しながらの、ゆっくりとしたものです。所要時間としては、昼過ぎから夕方までの約四時間のコース。石碑の数は三十基。この場で写真を掲載するものは、山頭火の自筆または自筆集字を基本としましたが、重要な場所と考えられる所に建つ石碑については、他の筆者(現代書家等の書)のものも載せておきます。




駅から護国寺へ
1 駅前、旅姿の全身の銅像と大きな自然石。
2、3 正面の道を真っ直ぐ歩いて曲がり角、柴崎大福堂というお菓子屋さんの玄関。  
4 左に曲がってすぐに戎ヶ森児童公園。とても大きく立派な自然石に大山澄太の筆。解説によれば防府市内で最初建てられた句碑ということ。
5 そのまま歩いてサルビアホテル前。現代書家の筆か。
6 次の角を右折して北上。ビジネスホテル叶の前の路傍。



1  ふるさとの水をのみ水をあび (自筆集字) 防府駅天神口
2  まんじゅうふるさとから子が持ってきてくれた(自筆集字)柴崎大福堂
3  ふるさとの水をのみ水をあび        柴崎大福堂
4  雨ふる故里ははだしであるく (大山澄太筆)   戎ヶ森児童公園
5  あたたかく人も空も          サルビアホテル
6  濁れる水のながれつつ澄む   (自筆)        ホテル叶


(続きはまた明日)


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