~こころに吹く風~

1952年生まれの みよです。
人生の花野に遊びたい。
心躍ることも心塞ぐことも綴ります。

新宿・夏日

2011年06月29日 | 日々の出来事・想うこと

暑いさなか、所用で新宿まで行ってきました。
何もこんな暑い日にとも思いましたがなんとなく意地になって・・・
でも電車の中も地下道もエアコンが効いて快適でした。
ビルの前を通ると、節電節電と叫ばれている時世にあんなに冷やさなくてもと思うほどひんやりとした冷気が流れて来ます。

とは言っても暑い暑い!!!
でもたまにはこんなのも気持ちいいかなと自虐的。

帰りに寄った立ち食い蕎麦のまずかったこと!
あれでお金とるんだぁ。。プロ意識ないんですね。
冷やし狸そばをむしゃむしゃむさぼりながら、世の中いろいろなんだなと苦笑しました。

露の想い出

2011年06月29日 | 家族

私は2回結婚しました。
20歳で結婚し、二人の男の子に恵まれて33歳で離婚。
49歳の時に再婚し、200日足らずの結婚生活の後、彼は手の届かない国へ行ってしまいました。


で、今日は再婚した夫、アキちゃんとの想い出話し。
二人でよく近場の温泉へ出かけました。
命がもう残り少なくて、歩くのもしんどい、そんな頃でした。
夫も私も写真を撮るのが大好きで、宿の予約時に、
「庭のくもの巣を払わずに残しておいてください」とお願いし、早朝、庭の池のほとりで写真を撮りました。
ファインダーを覗くと、もう他の事は目に入りません。
私は池の鯉と波を追いかけて時間を忘れていました。
ふと気付くと、三脚を据えて椅子に腰掛けて撮っていた筈のアキちゃんが、茂みを覗き込む様にして夢中で蜘蛛の巣についた露の写真を撮っています。
立っていることも辛いはずなのに、白む空に輝く露をとらえたくて、とても不自然な恰好で・・・
朝日を受けて輝いて、日が昇ると消えてしまう露の儚さと己の命が重なって見えたようでした。