我が家の築山に大きな二つの木犀があります
庭中を甘い香りに包んでくれている写真手前の銀木犀に続き
金木犀も香り始めました
昨年の今頃
始めて我が家に来られたお客さまが
車を降りられたとたんに
庭からの木犀の香りに気付かれて
そのまま誘われるように
庭を見て回られたそうです
そう
私が留守の出来事です
留守を守ってくれたのは 木犀の香りとチワの母さん
昨年の事
reikoさんのHPに遊びに来られたガラスのお仕事をされている方が
reikoさんのアトリエでの暮らしと
中山孝志氏のガラスに興味を持たれて
ガラス工房経由で我が家にも
私のコレクションを見に来て下さる事に
こんな田舎屋に都会からのお客さまがいらっしゃるなんて
しかも ネットを通じてなんて~~ どうしましょう~~~
前々日に お友達にお花を生けてもらって。。。
丁度 一泊の親戚のお客さんがお昼過ぎに帰られたので
前日の夕方に
中山孝志氏のガラスをすべて出して。。。
reikoさんに 綺麗に展示してもらいました~~
まさに
「ガラスの美術館」
reikoさんの手にかかれば フツーの地味な古い部屋が
みるみる
光り輝いて来て
思いも寄らない飾り方に 物凄く 刺激的でした~
赤のコーナー↓
10月5日当日
reikoさんの案内で ガラス工房を見学さされた後
我が家の「ガラスの美術館」に
AM11:30に立ち寄られる予定でした
すべてが順調で
最後の掃除を大急ぎでしていた10時頃
入院していた母の病院から
電話が入りました
「息が荒くなっておかしいから すぐ来て欲しい」と
母は数年前から 入退院を繰りかえしていて 病院の世話や連絡係は私でした
「どうしよう~~ もう ガラスたちは 見てもらおうと 張り切ってるのに~~~」
で
ピカ~~~~と 頭に浮かんだのは チワ母さんのお顔
「すぐ来て~~~~」って
チワの母さんが案内してくださったお蔭で
この子たち
都会からのお客さまに 喜んでもらえたようです
木犀の甘い香りに 丁度一年前の出来事を
思い出しました
母も落ち着いたので
もう帰られて お会い出来ないかと思いながら 寄ったreikoさんのアトリエに
まだいらして
その時始めてお会いした三人のお客さまと
楽しくおしゃべり出来て
物凄く 温かい気持ちになれたのを 覚えています
金木犀と銀木犀の香りが
芦屋のお客さまと今は亡き母の事を 思い出させてくれました。。。
この一年前の写真も
色いろな思い出も ひとつひとつが 宝物ですね