それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

田沢湖&八幡平~~東北旅行そのⅢ

2006年09月19日 | 雑記

9月13日(水)

(広大な八幡平↑)

朝8時半ころ、弘前を出発して八幡平田沢湖(いずれも秋田県)に向かい、この日は家内と二人、湯瀬(ゆぜ)温泉に一泊する予定だ。

まずは田沢湖へ。
しか~~~し、遠いこと、このうえない。
測ってみると距離的には片道160kmほどだが、北海道の道と違って、道幅が極端に細くてクネクネ、しかも常に傾斜があるような気がする。


とにかく運転に疲れる。両肩が凝りながら、ようやく田沢湖に到着。北海道なら160kmというと3時間はかからない。しかし、田沢湖到着には4時間ほどかかった。

ここまでの道のりは険しかった。青森と秋田の県境(282号線)は細くてクネクネのいろは坂状態の大変な峠道。
そのあと、田沢湖まで国道341号線は全て山道だ。
沿道にはNothing。森の中を走り抜けるだけ。

ただし、さすが三大杉と言われる地方。
見事な秋田杉林が、いつまでもどこまでも延々と続く。
杉花粉症の人は大変だろうなぁと思いつつ車は走る。

田沢湖は子供の頃から親近感を抱いていた湖の一つだ。
最大深度が400mを超えるほどの深さが魅力だったのだ。

この辺りの名物は、
①稲庭うどん ②きりたんぽ ③もろこし ④ 比内鶏
などのようだ。湖畔の閑散としたレストランで①②を食してから、周囲20kmの湖を一周した。

なぜか「たつこの像」という金ピカで、あまり品位の感じられない像が建っている。
「辰子伝説」というのがあって、龍に変化(へんげ)して田沢湖に住みつき、守護神となっているとのことのようだ。詳細はこちら。

その後、八幡平まで走る。時間はすでに3時を過ぎた。
八幡平が今日の本命だったのだが、つるべ落としのこの時期。4時も近づくと薄暗くなってきた。しかも、1,600mの標高だ。家内とあちこち散歩したかったのに、寒いし時間的にも出来ない。

八幡平は見どころいっぱいだが、時間切れ。30分ほどしか居られなかったのは残念だった。しかし、さすがに雄大だ。このような地に車で来られる地域の人たちは幸せだ。↓アップした岩手山岩木山とは違うのでご注意)。

この日は結局、270km走行。北海道の270kmはさほど感じないが、道路幅が狭いため、運転が慎重にならざるを得ず、肩がバンバンに凝ってしまった。

とにかく、温泉宿へ急いだ。
ネットで調べて申し込んだホテルだが、湯瀬ホテルと言って、なかなかホスピタリティがいい。部屋、食事、温泉、料金、サービスとも満足のいくところだった。

こんな宿は北海道には滅多にない。ロイヤルとか特別室とかならあるだろうが、普通の人が泊まる部屋、しかもプー太郎の予算ではあり得ないところに泊まれたのではと思う。

もちろん、大浴場も5人ほどしか入ってなかった。贅の極みをまたまた再現。

夕食ではビール1本がネットサービスで、+「利き酒セット」というのを頼んでみた。左から、
① 高清水 ② 新政 白神山地 ③ ゆぜほまれ  だったが、やはり?秋田の銘酒・高清水が自分には一番まろやかでコクがあった。

なかなかの渓谷にある湯瀬温泉郷。いくつも建物があったが、写真左の建物に宿泊。時間があれば渓谷散歩もしてみたかった。

チェックアウト後の弘前への帰路、大変な事件が待ち構えていたが、この時点では知る由もない。~~to be continued.