それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

開拓時代の山村

2006年12月09日 | 読書

大雪山系は広い。
この本の舞台は、北大雪の北側、白滝村(平成の合併で、今は新遠軽町)という山村である。

遠軽町と言えば、もうオホーツク海に近い。
私も、この白滝村というところから、北大雪の平山(標高1,771㍍)という山に登ったことがあった。
ほんの5年前の夏のことだ。

札幌からだと、とにかく遠い。
朝早くに出発して、高速を使っても登山口まで3時間半以上かかる。
しかし、花の見事な山だった。

こんな山の中にも、開拓時代からの生活があった。
夏は主として農業、冬は造材という暮らしが、明治の開拓時代から続いていた。
昭和30年代に入って、林業の機械化が進み、機械を買えずに農業だけでは暮らしていけない人たちが離農していき、人口が激減する。
典型的な開拓農家のパターン。

一気に読み終えた。
それだけの懐かしさと共感があったから。詳細はこちら

因みに、奥白滝から登る、平山の花を2点。
タカネシオガマは上から見ると不思議な形状をしている。

高山植物の典型~コマクサは可憐だ

今朝は、今シーズン3回目の雪かきだった。
なかなか山歩きができなくて残念だ。