またまた天気が良いので、家内とドライブに行った。
今回は、札幌より北方面、岩見沢の北隣りの三笠市へ。この町はかつて石狩炭田の一部で、石炭に沸いた町だが、斜陽となった奔別炭鉱が閉山して過疎に悩んでいる町でもある。
それでも、炭住と呼ばれる無人となった住宅は、夕張よりも洒落た佇まい~無人だと思うが。
国道12号線に沿って走ると、岩見沢と三笠の境界線近くの三笠側に「道の駅三笠」がある。
その構内に、まずは今日の目的の太古の湯 温泉がある。泉質はアルカリ塩泉だ。
この町は古くから恐竜の町としても知られているので、「太古」という名が付いたのだと思う。
フロントの表示
以下5枚は、温泉のHPよりお借りしました。
風呂の天井は太いヒバの木をつかって、太古感と黒の石炭感を出している。
露天
主浴槽
薬湯
平日とは言え、広い男湯には5人ほどしか入ってなかった。
実はロッカー番号は500代まであるのだが・・・それだけの人はいくらなんでも入れない。
結果、特別いいお湯だとは思われなかった。施設は最高・最良に整ってはいたが。
ここで午後1時半ころ昼食をとる
国道から三笠市の博物館に向かうこと25分くらいか。
道路沿いにあって、まわりは何もない。
しかし設備は素晴らしく、多分、国の産炭地域振興対策金が入っているのだろう。
恐竜と言っても、どちらかと言えばアンモナイトの町と言ったほうが正しいのかもしれない。
まず展示場に入ると
こんな感じで、
アンモナイトが数多く展示されている。
日本一大きい、直径138cmのアンモナイトもある。
ジュラ紀最強の肉食恐竜のアロサウルスのレプリカ。体長10m。大腿骨が発掘されたことから。
モササウルス(別名ウミトガケ)の実物全身骨格だそうでレプリカではない。
説明書には「大型海生肉食爬虫類」とあった。
この博物館も、アメリカ人家族が数人で来ていた以外、誰もいなくて、博物館内は写真禁止とも注意書きもなかったので、撮らせてもらったが、ホントにいいのかな?
三笠市には桂沢湖という人造湖があったり、ジオパークなどというものもあって、見所はほかにもあるのだが、なにせ点々と離れていて、正確にたどり着けないと時間がかかって仕方ないので、今日のところは2ヵ所に絞ることにした。
道の駅では、アンモナイトがこんな形でも売られているほどです。
道内で、恐竜は昔から十勝の忠類村が有名だが、最近では日高の鵡川町でも、完全な化石が見つかったとして知られることになった。
午前11時発~午後5時着。走行距離140kmでした。