チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

過去は宝

2024年02月03日 09時32分51秒 | 日記
87年も生きているチャ子ちゃん先生が言うのだから本気にして!
あなたの過去は宝の山
もしあなたが過去の出来事を思いかえし
苦い思いやくやしさ、そして何より自分を責めていたとしたら
一番可哀そうなのはあなた自身
過去はこの節分の日に全部消えていく

だいたい「原罪」などない
人は生まれ落ちた時から「遊びにけりと生まれたり」なのだ
過去の様々な出来事は「体験」としての財産
この「体験引き出し」は結構役に立つ

人は体験を繰り返しながら進化していくので、後悔して縮こまっていると同じような出来事が何度も起きる、その都度
「またやっちゃった」
と自分を責めるけど
「ああそうなんだ、わかったぞ、さきへゆくね」
とその場から立ち去ればいい

これがわかるのは年数がかかる
わかってはいても「悔い改めて」という常識に身も心も縛られてしまう
これって意味ない
だって「悔い改めて」と反省したところで終わるから、また同じような失敗をして悔い改めて、といつも自分自身を痛めつけてしまう

自分自身を痛めることは、自分を生んだ両親を痛めることだし、そのまたそれぞれの両親を傷つける、更に手繰っていけばこの世界を作った大きな大きな力の持ち主に対しての冒涜になる

苦しさや不安を感じたらここまで考えると
「うんこの体験はきっと未来役立つな」
と手放してしまう

過去の体験があったからこそ今がある、そう思うと過去は宝の山、その宝を磨き切るのは「今この瞬間」
昔の人はいいこと言うよ
「今を生きれば未来は輝くしかない」













































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企業詐欺

2024年02月02日 10時02分00秒 | 日記
企業詐欺にあったチャ子ちゃん先生
そこから学んだことが大きいし多い
先ず
モノの値段をじっくり見るようになった
買う前に本当に必要かどうかを自分自身にしっかり問う
あるモノを徹底して使う
捨てない
大根一本いろんな調理法を考えて使いきる、他の野菜も同じ
水道水の水を大事に使う
タクシーにやたら手を上げない(笑) 歩くひたすら歩く
食べ物を選別する 無農薬無肥料のものを購入(他の野菜より高いけど)
着るモノはすべて天然繊維 特に絹(余った端切も活用)
残さない調理の分量

こんなこと賢い人たちは実行している
そして分かったの母の世代の人たちがみんな行っていた生活態度だと思った

自分では蚕から教わった命の循環の尊さ、またモノづくりの人たちのあるものを智慧を使って作るその姿に感動もしていた
そういうことを自分の生活にも生かしていると思っていたが、まだまだ甘ちゃんだったらしい。上から見ればね

そんでもって
いやーすごいよね天のやることって

つらいことが起きないと、次なる発展がない
これ宇宙の道理だね
いま日本は崩壊の道を歩んでいるけど、それは再生への道でもあるのだと思う

二月は破壊と再生が同時に起きる時だとか、再生の暁はいよいよ
あなうれし
あなたのし
あなおかし

苦しさや不安の後の幸せはとりわけ裕福で満足



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シルク伝道師たちの働き

2024年02月01日 09時56分02秒 | 日記
2月4日に日比谷図書館のホールで「シルク時空をこえて」の上映会行うが
FBで満席お礼を載せたところ、あちこちから
「チケット余っていませんか?」
という連絡その数15人

昨年の秋からチラシを配り宣伝していた。204席のうち年末には150席が埋まっていた。それでチャコちゅぶでお誘いしたり、皆さんがご自分のFBで呼びかけたりしたところ、1月20日で満席となった

皆さんというのは、チャ子ちゃん先生が開催した「シルク伝道師養成講座」を受けてくださった一期生二期生の28人
その中のお一人が
「絹の勉強をしたので、私たちの手で ”シルク時空をこえて” の上映会を開きたい」
との申し出があり、早速会場選びから始まり、試写会を開き28人全員がそれぞれご自分ができることに手を挙げて行動し、満席という結果を生み出した

この映画にほれ込んだのはもちろんのこと、勉強をした絹の力に心底感嘆し、その絹を広めようと心から思った行動であったであろう

そしてあの小さな蚕が、国のためにどれだけのことを黙々と行ってきたか、そしてその蚕の吐く糸を「きもの」という形に作り上げた先祖の智慧に感謝する気持ちも強かった

勉強後の彼女たちは、先ず今まで以上にきものに手を通し、きものを理解、更には捨てられようとする絹の着物をリメイクして生き返らせるひと、古い着物の装い方を研究し伝える人、体を元気にする絹の効用を知って、下着や寝具に絹を使うことを奨励する人、若い人たちにきものの着付けを伝授する人、わずかな人数であっても、シルク伝道師の働きは日本にとって大きい

「シルク時空をこえて」の映画を通して日本を誇りに思えることも、チラシとともに多くの人に伝えられた
其のシルク伝道師の方々の想いが、今の日本を何とかしたいという人たちの心を動かしたのであろう

満席だ!ということがわかって居ながら「なんとかなるかも」という期待を持つのも、シルク伝道師たちの熱い心が通じたのだろうか

その日は立春、何かを変える一針になる
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