いやー-痛いのなんのって
新芽の勢いにつられて、久しく鎮まっていた右足の小指の魚の目が、にわかに目覚めて、元気いっぱい
足袋は履けない、勿論靴は尚履けない
素足になれる季節なのでいぐさを敷いた下駄を履き、小指にイボコロリんのテープを張り包帯を巻いて動いている
昨日はジーンズに下駄履いて顔そりに行ったら「かっこいい」と褒められた
自信がついたから当分これで行こう
魚の目が出来るのは皮膚の摩擦を嫌がる細胞が、摩擦された皮膚の部分を防御しようとして皮膚を厚くするみたい
歩き方も問題で、どうも小指に負担をかけた歩き方をする癖がある
更に
足元を美しく見せたいがために、必死になって履かないといけないくらい細い足袋を誂えて履いていた
大体左と右足の大きさが半サイズ違うので、既製品の靴を買った場合は、左足に合わせると必ず右足の小指に負担がかかる
こうやって小指に我慢を強いていたら、魚の目の誕生
表面厚くなった皮膚はイボコロリんでとれるが、本当に魚の目のようにな穴が開いている芯はそんなちょろっこいことでは取れない
痛いのが死ぬほど怖いから皮膚科に行かずにいたらますますひどくなり、思い切って皮膚科で芯をえぐってもらった!
呼吸が止まるほど痛かった!
しかし
癖というのはある。またぞろ出てきたのだ
同じようにぴちっとした足袋をはいていればいづれはくる道
靴はハイヒールはやめているので、犯人は足袋、そして歩き方
然も芽吹きの時に出てくる、自然といっよなのだな魚の目も
「比佐子さんは脳腫瘍になる予定だったのが、足の魚の目になったのかもね」
慰めてるのか、脅しているのかわからない友の言葉がやけにリアルに響く
そうすると魚の目に感謝か