チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

夏越の祓い

2010年06月30日 10時41分10秒 | 日記
今日はなごしー夏越の祓いの日
701年の大宝律令で
夏越の祓いは正式な宮中行事となり
明治時代から
一般の神社でも行われるようになった

半年の身の穢れを祓い
7月から始まる後半の月日を無事に過せるように
チャコちゃん先生たちは
毎年全員きものでこの神事に参加する

だいたい
スサノウ様に関係或る神社が大々的に行っている
茅の輪をくぐり人形(ひとがた)に名前を書いて
祓っていただく

茅の輪は8の字を描いて3回くぐっていくが
そのとき
半年の「ゴメンナサイ」をぶつぶつ懺悔しながらくぐる

もともとは
スサノウ様が旅に出て
一夜の宿の提供を
2人の兄弟にお願いした

金持ちの弟巨旦将来は払いのけるように断り
貧しい兄蘇民将来は
「喜んでどうぞ」
と宿を貸した

後に
スサノウ様は
蘇民将来の家を訪ね茅の輪を差し出し
「これを飾っておくと無病で生活できる」
その茅の輪を頂いてから
蘇民将来の家は代代富み栄えていったとさ

というわけで
茅の輪をくぐるのは絶対条件

さらに水無月の菓子を食すると悪霊も去っていくと
水無月菓子は寒天の上に小豆が載っているもの
冷たく冷やすと
誠においしい

見えない世界のパワーは85%とユングも云っている
見えないところに
ストローを刺して
色々くみ上げようではありませんか?

夏越の祓いもストローの役目をしてくれますよ
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民主党は・・・?・?・・?・

2010年06月29日 10時05分16秒 | 日記
ぜんぜん違う
「国民のための政治をする」
んじゃあなかったの?
官僚が作った埋蔵金を使うんじゃあなかったの?
みーーーんな
アメリカの言いなり
敗戦国は仕方ないのかな
といってももう60年たっている

民主党の議員が
テレビで話しているのを聞くと
国民目線の人はいないね

お願い
政権交代したあのときのフレッシュな感覚に
どうぞおもどりやす

こういう人が政治をしているのだから
私たちは
足元しっかり地に着けて
日本人として生きなきゃね

そうそう
菅さんの奥様お着物でデヴューね
其れは結構ーーー
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日本が危ない

2010年06月28日 12時27分33秒 | 日記
昨夜7時からのテレビ
「日本が危ない」を見た
色々と数字になってくるとハッキリと納得

技術者の流出がかくも多いのか
種牛までの流出
日本の若いものが海外留学をしたがらない

考えたら
日本は今まで中国、韓国、ドイツ、フランス、イタリアなど
様々な国から文化を輸入し
其れを日本風にアレンジして
日本文化と確立している
種はもともと海外にあったということか

そのため今この時代に
中国、韓国にお返しをしていると思ったらいい
お返しした暁に
日本独自の文化を構築しようとしている
そのために若い人はもっと日本を知りたいのだ

覆えば
1400年以上前
秦河勝が日本にシュメールやインダス、唐などの文明を
持ってきて植えつけてくれた
其れの恩返しが
中国や韓国、その他のヨーロッパの国々への
お返しであろうか

返してしまったら空になるので
その器に新しいものを入れられる

「日本は危ない」
のではなく
「またとないチャンス」だ

35年くらい前韓国が戒厳令を布告していた頃
きもの業界は
韓国に大島紬やその他の紬を織ってもらっていた
また絞りの帯揚げや帯締めも技術者が韓国に行き
生産の手助けをしていた
年に何回かチャコちゃん先生もそれらの色の指導で行った

しかしながら
その技術は韓国には根付かず
この春韓国の博物館の方にあったが
「染織の技術は全く途絶えて今は家電やIT、自動車産業が
韓国経済の主流です」
とおっしゃっていた

中国も韓国も目標は日本経済であった
その日本は他国を追い越そうと一生懸命働いた
でもーーー
もともとの日本の文化がすごいじゃあないの
と気付く人たちが増えてきたのだろうか

日本の文化に誇りを持つ人が多くなったので
日本を研究したい、だから外に出る必要が今はない
ということだったら嬉しい
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世界地図

2010年06月26日 10時50分42秒 | 日記
我が家の近くに図書館のような本屋が出来て
よくその店で立ち読み
というより椅子に座ってぱらぱら
目立ちたくないので
ジーンズとテイシャツ姿

きもの姿でアチコチ立ち読みしていると
目を付けられるものね
購入する目的の或るときは
立ち読みも堂々としたもの
たかが何千円だけど

今日の比佐子つれづれに必要な世界地図を購入
ついでに
建築関係、物理関係、環境関係、人文関係、哲学関係
片っ端から拾い読みして歩く
其れくらいよく整理されていて
本の数が多い

世界地図は昔のように紙ではなく
コーテイングされているので
印を付けにくい
破れなくて良いがーー
アレコレ印を付けたいのに

地球儀の地図と
広げた地図は微妙に都市の位置が違い困惑する
大体自国は真ん中においているので
余計おかしくなるのかな

着物の柄が
どういうルートで日本に来たかを説明したいと思った
そしてどのルートで日本の文化が世界を回るのか

気候と土地の違いは異なる文化を生む
日本人は日本の文化の中で生きる
地図を見ているとナルホドと納得

今日は何とかお天気が持ちそう
皆さんの着物姿を眺めるのが楽しい

ビルの守衛さんに朝あったら
「今日はお着物姿のご婦人が集まる日ですね」
とチェックチェック
とても楽しみなのだそうな

ことほど左様に
きものの注目度は高い
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物々交換

2010年06月25日 10時45分11秒 | 日記
「おいしい店を見つけたので」
とデイナーのお誘い
金持ちMさんだもの遠慮は要らない
「渋くて軽いのがいい」
赤ワインも2006年物のブルゴーニュー
この方本当は白が好きなんだった!

若いシェフが店のしつらえから
什器にいたるまで
ご自分の感性で整えた

風水的にはチョット気になったところもあったが
料理は抜群においしい
Mさんの連れて行ってくれるところで
「?」
は先ず無い

話題は彼が抱えている彼の小説の行き止まり
あらすじを聞いて
てきとうに
いえいえ真剣に展開を考える

芥川賞は400字詰め150枚くらい
直木賞は400字詰め250~300枚程度なのだそうな

「最近面白いことあった?」
「あったあった菊の御紋章がどうして16枚なのか」
「ほーやはりジャーナリストだね」
縷々調べたことを話す

「ヒサコさん小説書きなさいよ其れテーマにして」
「ムリムリ私は小説は書けない」
ネタはいくらでも提供するから
「またおいしいもの食べさせてね」

ハイヤーで送ってもらう
たまには姫もよいのう
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少年の夢

2010年06月24日 11時01分23秒 | 日記
15歳の少年に大人が
「将来何になりたいですか?」
と質問をした

「安定した仕事をしたいです」
「エッ」
「公務員がいいです」

そばにいた大人たちは声が出ない

たぶん家でそういう話題を耳にしているのだろう
子供を洗脳するのは親の言葉が一番
毎日毎日繰り返していれば
子供は親の云うままになるだろう

そうだろうか
骨の或る子は必ず親の思う通りにはならない
そこで親子の葛藤が始まる

育て易い子供に育てるのは親の手抜き
チャコちゃん先生は子育てをしたことが無いので
人間として半端ものト承知している

突発的なことが起きたとき
子育てをした人は
きちんと他人を助けることが出来る
子供を育てなかった女は一瞬ひるむ

その一瞬に何が出来るかが今後問われるときが来る
子供を洗脳しないで
せっかく子育てが出来るのだ真剣勝負で対応してほしい

真剣に子供と付き合った女は
社会的にリーダーとしての素質を持つ
そういう人が多くなれば国は栄える

少年の夢がもっと途方も無いような大きなものに
なってほしい
そういう国づくりを目指したいなあ
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喜びを呼ぶ

2010年06月23日 13時01分32秒 | 日記
「綺麗どころが揃ってお出かけでしたね」
掃除のオジサン
宅急便のお兄さん達
朝チャコちゃん先生の顔を見ると
嬉しそうに話しかけてくる

昨日はヨシダの誕生日で
皆洒落こけたきものを着てランチに出かけた
その姿を微笑みを持って見て下さったらしい

不思議な力を持っていらっしゃる海里さん
「秋櫻舎のひとたちの着物姿はまわりに喜びの輪を広げている」
そういう姿こそが未来の先取りの姿だという
ホホホホ嬉しい

「強い経済とか強い政治なんていうことはもう時代に合わない」
これからは
「如何に人を喜ばせ微笑みの顔にさせるかが大切」
だそうだ

海里さんはこの秋櫻舎でしかセッションを許されていない
しかも月2回
その時間にセッションを受けた人は
「お陰で背中を押していただきました」
「色々と納得が出来楽しく暮らせます」
「私自身が変わらなければいけないと思いました」
と喜んで帰っていく

そして
口コミでまた人が集まってくる

未来を透視できる海里さんは
「喜びの輪を広げることが国を栄えさすこと」
あなたの笑顔で人を喜ばす
あなたの優しい言葉が喜びの輪を広げる
あなたの着物姿に微笑を持つ

どんな些細なことでも
あなたが喜びその喜びを伝えられる人が多くなることが
一番大事なこと
と海里さんは静かに語る

そして
先ず自分自身
そして家族
日本、世界、地球、宇宙へと
その輪は広がっていく

言葉で
身体表現で
文章で
歌で
笑顔で
誰でも出来る喜びから広げればいい

海里さんのセッションは皆が幸せになることを目指している
喜びを呼ぶことは一番楽しい

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サービス精神

2010年06月22日 09時25分26秒 | 日記
鳩山前首相が
「ぶら下がりの記者たちに同じことを言ってはつまらないだろう」
と少しずつ言い方を変えていたら
「ブレている」と揶揄された
とある放送で話しておられた

一国の総理はいつも明るい笑顔で居なければと思い
沖縄でも笑顔で接していたら
其れも非常識と叱咤された

ハトちゃんは
思考がとてもユニークだと常々思っていた
微分積分の研究家で博士号までとっていらっしゃるので
独特の思考をもっと生かせる時代だったら良かった

一つのモノがあると
10人が十通りにそのモノの見方をする
そうするとハトちゃんは
その中で一番自分の思考と合う考え方を広げていく
アメーバーのようにドンドン広げていく
だから色んな意見があるほうがいい
そういう思考の持ち主のように思う

そして「エゴ」の全く無い人のように見える
また「権力」というものにも固執しない人に見える
だからみんな彼を「宇宙人」と片付ける

ご自分の存在そのものが
世の中を明るく出来ればいい
と思っているようにも見える

だから根回しとか陰でことを進めるということは出来ない
深慮遠謀、虎視眈々などの頭が無い
ワシントンDCに住む友人が昨日里帰りして
「鳩山さんはあちらの知識階級に理解されていたよ」
しかし戦争好きの政治家やマスコミには受けが悪かった
だって
「アメリカにノーを突きつけたのは彼が始めてだからね」

そのノーもご自分が格好をつけるというのではなく
ノーを云うことが一番自然だ
という思考のように思う

あまりのさらりとノーといったので
日本のマスコミは気がつかなかった

「政治を科学する」
とおっしゃっていたが
あなたの党の若手もマスコミも国民の多くも
思考が其処まで追いつかないみたい

心にやましいところの無いサービスは
同じレヴェルの人でないと
真直ぐには受け取れない
其処があなたの育ちのよさなのかもしれないけどーー

魂胆のあるサービスのほうが
分かり易いし受け取り易いこの世ですわ

でもあなたの考えは間違っていないと思う
これからの世はそうあるべきだもの

ドンドンご自分の思考をお話なさいよ
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思いっきり

2010年06月21日 10時58分55秒 | 日記
二度咲きの薔薇がいまルーフバルコニーを
賑ぎあわせてくれている
花は1回目より小ぶり
蕾から花に成るのが短距離だ

私たちも
環境が整えば成長が早い
劣悪な環境ではヤハリ何事も曲がる

このたびは
思いっきり薔薇の剪定をした
そのお陰でシュートしたところから
次々新しい蕾ができ花開いていく
正直、正確

其れを見ていて
俄かに髪を思いっきり切りたくなり
サチコさんの手にゆだねる

見事見事
ちびまる子ちゃんのようにすっきり
しかしさすがに
天下の川邊サチコ良い形になっている
これをイツまでも持たせる自信は無いがーー

ときに
思いっきりという行動も
次のステージに行くためには必要

思いっきり
思いっきり

思いつきとはちやう
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半衿の付け方

2010年06月19日 09時45分49秒 | 日記
秋櫻舎で半衿の付け方を教わった方が
呉服屋さんで
「これは正式な半衿の付け方ではありません」
といわれ
つつつつつーーーと糸を抜かれて
新たに半衿を付けてセルロイドのような硬い芯を入れられた
と嘆いて
「もう一度付け方を教えてください」
といらした

半衿の付け方に正しいも正しくないもなーーい
要は半衿を付けた胸元がふっくらとして
なにやら優しく穏やかに見えるのがいいと
チャコちゃん先生は思うね

だいたい
着物の着方からして
「どうでもいい」
着ている人が気持ちよく苦しくなく
そして見ている人も
きものを着た人に信頼感がもてればいい

命とられるわけではなく
杓子定規に考えることって無いって

しかし
この秋櫻舎流の半衿の付け方は
ちょっと資本がかかっているよ
京都の舞妓さん、芸妓さん、東京の芸者さんたち
そして文楽の人形
更には歌舞伎の女形、舞台女優さんたち
などなど10年かかって研究取材の成果
一般人に最も良い付け方を構築した

更に
いまだに研究中で
チャコちゃん先生だけは今はこの秋櫻舎流も卒業
比佐子流を試しているが
これはなかなかよろしい
そのうち皆に広めようと思っている

ことほど左様に
きものは常に新しいことに目を向けることを促してくれる
たいしたものだよ
これだけが日本人の知恵と感じる

菅クンもズルズルとした歩き方はやめて
丹田に力を入れてほしい
それには袴をはくことだね
日本を感じてほしい
だいたいキミはハトちゃんに何の協力もしないで
虎視眈々と権力を握ろうとしていたんだから
権力を握ったからには日本人として頑張ってほしいね

襟を正せよキミ
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