6月30日の夏越の祓いに続いて12月31日の大祓いが各神社で行われる
今日がその日
こんな俳句を作ってみた
「善し悪しの中を流るる大祓」
何事もイイも悪いもないね、悪いは学びになり、イイは悦びになる。その間で心静かにしていることが一番
そんな感じかな
一年の終わりっていろんなことを思い返す日
一年どころかこれまで生きた、様々なことが頭をよぎる
恥ずかしいこともいっぱいある
そう恥ずかしいことの方に記憶が鮮明だ
しかし「れバ」「たら」はない
恥ずかしさの上に人の成長があることが分かるから
そして
人との付き合いも「らせん状」
おたがいに螺旋を作りながら進んでいるので、その螺旋が同じ速度で在ったり、遠く離れて行ってしまったっりする
追いかけて行こうとしても、自分も螺旋を描いているのだから、頭は追いかけていても相手は遠くにいる
そしてまた心が通じていれば螺旋を描きながら又近づく
ということは
頭と心を離れさせてはいけない
頭で思って心を動かすのではなく
心が感が感じたことを頭に載せることが、本当の道を見ることになる
それは自分自身との付き合いこそ大事だということであろう
外の情報をあさるより、自分の中から湧き上がる情報の方が真実
そうすると螺旋で近づいたり遠のいたりする人間関係も、心が常に中道でいられる
日本人の多くは人にやさしい
しかしもっと自分に優しくしていいのではないかと思う
「自分に厳しく人にやさしい」人が人格者と言われていたけど、自分に優しくできない人は人に厳しいという現状もよく見てきた。自分をみとめ、自分自身を愛する。これが来年のテーマだと、大祓の人型に清金を包みながら思う晦日