チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

櫻には着物があうね

2015年03月31日 17時38分23秒 | 日記
「櫻には着物があうね」と殿方たち
昨夜は思わぬところで夜桜見物となった
忘れられない夜となりそうだ

場所は恵比寿「イワカムツカリ」という自然派のレストラン
大正時代に立てられた民家をそのまま利用して
木と土の良さを充分に味わう事の出来る場所
料理ももちろんグー
更にスゴイのは窓の外は桜並木で
爛漫と咲いた櫻を素手でさわれる
櫻の花びらを触るとまるで猫の毛を触っているような感覚だ

そこに集まった殿方達の感想は
「櫻には着物だねやっぱり」

着物姿の私達は「おはなぴくぴく」だ
今年ほど見事にパット咲いた櫻は珍しいのではないか
ひんやりとした肌触りの良さ
櫻は「おんな」だとも思った

しかも月も美しい
こんな贅沢な時間を神様に頂感謝
嬉しい時間だ今夜も愉しめる

老いも若きも男も女も貧乏人も裕福な人も
みんな見んな櫻を愛でよう
日本独特の優美な櫻を
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さくらが、突然開花

2015年03月30日 14時20分49秒 | 日記
ここ新宿では櫻が満開
いついつ?と言っている間にあらあら満開
慌てて桜の木の下をうろうろ

櫻って笑顔を配る花
桜の下にいる人皆麗しい

母の最後の言葉が
「看護婦さん達とこれからお花見よ」
と言ったそうだ

親不孝者のチャコちゃん先生は聞いていない
このころ「すべてひとごと」と言う感覚でいたように思う
人と接すること、交わること、人混みが苦手で
人の輪の中に入ると自分だけが浮いているのが解った

コミニュケーションをとるのが下手で
笑顔もできない
そう言うチャコちゃん先生がもっとも嫌いと思っていたのが母だった

社交家でいつもニコニコしていて人の輪の中心にいて世話をしていた
家にいらっしゃる人の運転手さんまでお茶やお菓子を出して話し込んでいる
しかも声が良く通る
お付きの人の身上調査までしてしまう

ああやだやだと思っていたので
逆にいつも私は無口を決め込んでいたようだ

母の最後の言葉も今になってくると
「最後まで陽気で入られて幸せな人だったな」と思う
桜の季節になると今では一緒に母と花見をしている

逢いたいな
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比佐子「つれづれ」

2015年03月28日 18時29分37秒 | 日記
今日は「比佐子つれづれ」の日
この会は40年続いている
毎月第四土曜日の午後

今年は「江戸時代」をテーマにし
毎回切り口を変えながら江戸時代の衣服を通した
日本人の生活、日本人の者の考え方をお話しさせていただいている

ひょっとしたらチャコちゃん先生が一番楽しいノかもしれない
江戸は知れば知るほど
また調べれば調べるほど色んなことが解ってくる
つまり日本人の原点が解る

今月は男の衣服について
民衆の男の衣服だ
階級と職業によって着る物が色々と違う
こうも沢山の形を持った男の衣裳が他の國にあるのだろうか

そしてそれらは其の職業の者にとって
動きやすく着やすい作業もはかどるという者でもある
更におしゃれな感じだ

なんかすごいよ日本人って
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春分の日

2015年03月21日 14時29分21秒 | 日記
散歩に出かけたら結婚式に遭遇
何か嬉しい
幸せが此方にやってくる
ありがとう

新しく歩き始めた人でも
いつか壁に突き当たる
人は生きていく上で色んな変化に身をゆだねなければならないので
其れは仕方がない

そして人の心は変化もする
人の心の変化に振り回されると苦しみがやってくる
苦しみのほとんどは自分の心が原因でも有る

いまは嫌なことを見ないようにする勇気ができた
今言葉で言えば「スルー」
この嫌なことは「何が原因か」などとも考えない
昔は其れを追究して更に苦しくなったものだ

そう言う原因探しは意味がないと最近は思う
事実は事実
現実は現実
ただ見て自分の中で消していく
其の作業ができるようになると心はいつも平和

花嫁花婿をみていて
今其の瞬間の笑顔や感謝の気持ちを
いつも思い出してほしいと思った

春分は何かを自分の中で決める日といつも思っている


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今流行は「木綿の着物」

2015年03月20日 12時02分08秒 | 日記
木綿の着物大流行
手軽で安価誰でも簡単に着られる
好いことです

しかし
和綿でないことにこだわりを持つチャコちゃん先生
「着物という農業」を執筆していたとき
木綿についての取材をした
そのときの驚きは計り知れない
つまり
「和綿」も生産量は皆無だった

和綿を育てている方を取材した
しかし着物にするには長尺の糸ができにくく
更にそう言う糸を作るための技術が途切れかかっていた

できたとしても今市場に出ている絹の着物より遙かに高価になっていくという
しかも
「和綿」には虫がつかないという事実にも驚歎した
日本の土壌の不思議さが押し寄せてきた

日本の土壌から出てくるミネラルの働きが虫おも寄せ付けないらしい
凄いことではありませんか?

外国の木綿のほとんどは農薬漬け
あの白い花の上が更に雪が積もっているように白い農薬に包まれている写真を見た

チャコちゃん先生はそれ以来「木綿の着物」二手を通すことを躊躇している
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藤本恵祐さん-ありがまま

2015年03月17日 11時45分54秒 | 日記
忠臣蔵の赤穂にある普門寺住職
藤本恵祐さんが「めざめの3秒!心をしなやかにする」さくら舎 1400円(税別)
と言う本を出版された
「ありがまま」に楽に生きると副題がついている

「あるがまま」ではなく「ありがまま」
「ある」だとかたまってしまう
「あり」だといつも流れている感じがする
だから「ありがまま」がいい
と恵祐さん

その通り「ありがまま」に生きていらっしゃる
恵祐さんはどんなときもいつもにこにこわらっていらッしゃる
マーーるいお顔時に太陽またはお月様という雰囲気
どういうわけか選んでいくわけではないのに
そう「ついでに」普門寺を訪ねる日がいつも満月
まるで月に導かれるごとく

お会いすると二人で温泉に行く
露天風呂に月を呼び入れて色んな話をする
こんなすてきな時間を共にできる喜びにチャコちゃん先生うっとり

しかし次の日は⒌時からの勤行に参加するのはもちろん
そこでチャコちゃん先生講話を命じられる
風呂から上がって夜中まで話は尽きないので凡人のチャコちゃん先生は寝ていたい

カカかと笑いながら起こされる
幼いときからやはり人と違う視点で生きていらした
そのことが縷々語られていて楽しい本
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もう生まれ変わらない

2015年03月16日 11時49分18秒 | 日記
あるときチャコちゃん先生は
「もう今世で終わり、うまれ変わりません」
とひそかに堅く決心したら
その声を聞き届けた天界?が
なんとなんと厳しい試練を次々に与えてくださる

それをクリアしながら日々を過ごしているが
正直「ゆるくない」(これ北海道弁でしんどいという意味)
何が何かわからないけれど
やることなすことすべて厳しい

しかし心の中は平和
「これらをクリアーすれば魂レベルが上がり生まれ変わらなくてもいい」
と自分に言い聞かせている

最近分かったことは
自分自身さえ知らない何千前の自分の過去の記憶
これが一番問題なのだと気が付いた
この過去を消去しない限り過去の「癖」が何回も何回も今世に登場する

起きることすべて何万回も転生を繰り返した記憶の再生だ
それがわかった時
思わぬご褒美が来た
「ホ・オポノポノ」というハワイ伝来の記憶の消し方の術が
本を通してチャコちゃん先生の前に現れた

友人のFkoと関戸にも話して
現れた事柄を「記憶の再生」ととらえてまず消す作業をしている
そのため日々とっ散らかっても平和に過ごせるようになった

今朝もまた心が朽ちるような書類が届いた
一瞬むかついたが「心はすぐ平和」になった
だからといって解決ができたわけではないが「へいわ」であれば
きっと平和に解決するだろうと思う
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此の世に癌が増えている理由

2015年03月10日 13時08分45秒 | 日記
これはチャコちゃん先生の私的考えなのだが
癌患者が増えている
人はみな癌細胞を持っているのだそうだが
それが生気を得て活発になるかどうかは
その人の生き方によるらしい

癌発生の原因を大きく見てみると
・ストレス
・食べ物
・着る物
・生活習慣
と言うことになるだろうか

ここで問題にしたいのは「着る物」
今の私達は生まれ落ちたときから石油繊維にお世話になっている
おむつから肌着
そうするとどうなるか
このマイナス点を書き進めるとチャコちゃん先生の命がなくなるのでやめる

人間の細胞は呼吸している
もちろん皮膚は大いに深い呼吸をしたいと思っている
其れができなくなるのが石油繊維と言うことだけを云っておこう

ではどの繊維が好いか
其れは絹に決まっていいる
そのほかに麻や木綿その他の植物繊維だ

特に絹は絹そのものが呼吸して生きているので
人間の肌と一緒になって行動をしている
そう言う布が簡単に手に入る日本人は幸せだ

特に下着に絹を使いたいと切に思う

癌を患っているお姉様へのプレゼントだと云って
絹を更に紅花染めにしたパジャマができあがった
紅花染めは米沢の山岸幸一さんにお願いした 5万円(セット)
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三寒四温

2015年03月09日 12時12分16秒 | 日記
最近人間にも三寒四温があると思うようになった
人の気持ちはいつも平和ではない
大波が来たり小波で揺れたり
ちょっとしたことが原因でいつまでも気に病み
其れが晴れると心が平和になる

自分自身が平和でいても
相手の荒波に巻き込まれることもある
巻き込まれたときの方が辛い
巻き込まれないようにするためにはいつも平和でいることが肝心

そう言う気持ちの持ちようが三寒四温と思ってしまう

ある人の部屋に行った
自分自身が一番誇りに思うときの写真を沢山壁に貼っていた
人によって其の誇りは違うと思うが
「アアこの人はここから抜け出ていないのだな」
とおもったとき
そのひとの背景が見えてきた

其れはこれから付き合うのにとても参考になる

温度差のない人間になりたいと思う
しかもいつも温かく周囲を包みたいと思う
其れができると自分自身が一番平和だ
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二十四節気

2015年03月04日 11時55分30秒 | 日記
平成25ねんに日本気象協会に正式に取り入れられた二十四節気
太陽暦と太陰暦を実に見事に合わせた生活暦
日本人独特の感性が伺える

チャコちゃん先生はこの二十四節気に基づいて着物を装うのが好き
なんと40年この二十四節気の道を歩んでいる
着物の柄や色
コーデイネートも全てこの二十四節気を基準に考える

今年は実に二十四節気そのままに暦が動いている感じがする
6日は「啓蟄」ぼつぼつ虫が穴からはいい出て外の空気を吸い始める

冬の間お米をねだりに来ていたスズメが
今日あたりから数が少なくなった
きっと自然の中の虫が彼等の食事になっているのかもしれない

毎年この季節の変わり目をスズメが教えてくれる
「最近スズメがあまりこなくなったわね」
「ぼつぼつ啓蟄ではないの?」
こんな会話がこすもすしゃで交わされると
春がすぐ来る

今度電子図書で「二十節気のきものと和食」という本を出すことになった
着物と和食のコラボはどこかでしたいと思っていたのでとてもうれしい
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