チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

神の化身浅田真央

2014年03月31日 16時34分21秒 | 日記
ただ有り難くて泣けてしまった!
初めて見たフイギアは思いがけずとても好い席で
皆さんの技術を堪能した

現実に見ると其のスピードにオペラグラスが付いていかない
肉眼でしっかり見ることにする
それぞれの方達はなるほど世界一流の方ばかりなので
もちろん見ごたえがある

しかし
真央ちゃんもう神様のご降臨としか感じない
スゴイとか上手とか
そんなレベルではなく
ただ有り難く涙を抑えきれない

チケットをとって下さった友人にそう話すと
「それは正しい波動です」
とウッすら涙を浮かべて応えてくれる
彼女はバンクーバーオリンピックの前から
ずっと真央ちゃんを見ている
もちろん今回のソチにも行っている

裏事情ではあの若い1選手に耐えられないことも沢山あったようだ
しかし真央ちゃんは
「誰かと勝負するのではなく昨日の自分と競いたい」
とバンクーバーで友人がインタビューしたとき
そう答えたのだそうだ

それ以来
いつも真央ちゃんは昨日の自分と今日の自分はどうなのかを見つめているのだそうだ
例え評価が高くても(客観的に見てそういうことはついぞないのだそうだ)
真央ちゃん自身の「完璧」でなければ
彼女は自分を評価しないと言う

だれと争うでなく
どんな場におかれても自分らしく振る舞う
いじめに遭っても
受け入れ許す度量がある
黙々と自分に課せられた事を進めていく

だからこそ貴い輝きの中にいるのだろう
しかも謙虚に

心洗われた日曜日であった

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あっという間に満開

2014年03月30日 09時21分24秒 | 日記
午前中と夕方と櫻の花の様子が違う
みるみる咲く
座っている間に咲く

昨日朝バスに乗るとき見上げた公園の雑木
「アア枯れ枝だなまだ」
とみ上げたのにきょうななんと緑の小さい葉っぱが生き生きと

何という生命力
昨日はちょっとゆうつ気分だったので
昨日と違う様子の満開の櫻と新緑を眺めているうち
「次へ向かって生きよう」
と思った

自然はいつもこうやってチャコちゃん先生を助けてくれる

今日は生まれて初めて
「フイギアスケート」を観に行く
昨夜の真央ちゃんの演技に感動したけど
今日は点数が関係ない競技なので見る方ものびのびとみられる

たぐいまれな努力と天分
天分があるからこそ努力をする真央ちゃん

努力もしないでただゆうつを囲っているだけのチャコちゃん先生
人間の質がこうも違うのかと恐れおののく

櫻のように見事に咲いて見せよう
新芽のように一生懸命になろう
春はチャコちゃん先生自身の再生の時としよう
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48年が2億1900万円

2014年03月29日 08時19分48秒 | 日記
袴田さんの釈放は心が痛むニュース
恐ろしい拷問がこの民主主義の日本にあった
と言うより今もあるのであろう

そして無罪の罪を着せられて48年間牢獄に暮らす
48歳と云えばもう色んな事を体験して好いおっさんに成長している年数だ
女だったら子供の一人や二人は育てている頃だ
そして其の償いが時間給にすると521円と計算されている記事を読んだ

片や
携帯メールで
「選挙資金に5億円を貸してほしい」と伝え
直ぐ翌日に其の5億円を振り込んだという化粧品会社の社長と
5億円をいとも簡単に手に入れた「みんなの党の」の渡辺喜美代表

そしてまずかったものが酉の市の熊手だそうな
熊手を買うために借りたとでも
5億円の熊手を見てみたい

東京江戸博物館や酉の寺にある熊手も凄いけど
100万円もしないと聞いた

お金って一体何だろうと思う

こう言う理不尽な世の中がいつまで続くのだろうか
これが続いている限り日本は永遠に立ち直らないようにおもう

小沢一郎氏に関しては
ありもしない疑いでバッシングを続けたマスコミや国民
渡辺氏に関しては早くも「お許し」の風潮

そんな不思議な世の中のことをみんなで考え
好い方向に行動したいと
チャコちゃん先生は今日渋谷で「アッハン塾」を開く

みんなで日本の好いとこ探そ!
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櫻に主役を譲ろう

2014年03月28日 09時45分58秒 | 日記
櫻の柄はいつまで着られるのかと言うことを聞く人が多い
櫻の開花宣言がでたら
ひとまず櫻のきものはやすんでいただこうよ
と言うのがチャコちゃん先生の回答

6日の菖蒲 10日の菊ではないけど
旬を外すのは粋でないように思う

といっても櫻のきものは着たい
そういうとき
満開の櫻の柄は避ける
花びらが散っている風情とか
花びらが流水に流れている景色とか
日本の職人さんはあらゆる風景をきものに取り入れるテンサイだ

一珍染め櫻のきものがある
銀鼠の地に一珍染めで櫻の木と花を表現していて
わずかにチラホラと薄紅色の櫻の花びらを飛ばしている
さくらさくらしていなくて
櫻が満開の時もチャコちゃん先生はこのきものに手を通している

櫻の脇役に徹しているつもり

こう言う表現の出来るきものというものの存在を
改めて貴いなあと思いながら今日も手を通している

そうそう帯は櫻を迎える青空のようなコバルトブルーの地に
金と銀の櫻の花びらを飛ばした

そういえば2月になくなった染色作家が
病に倒れた後車いすから見上げた櫻の花と空をやっとの思いで描き上げた
大胆ながらづけが売り物のこの女流作家
今までの作風と違って優しく可愛かった
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風邪を引いた

2014年03月27日 14時26分39秒 | 日記
節々が痛い
年とともに疲れが後からやってくる
そして其れが長い

天才整体師の京子先生に電話をするも満杯
今月は全く入れないという
早寝を実行するしかないかと思う

風邪を引くことは身体からのシグナルなので真摯に受け止めなければならない
まず身体を休めることだ
じっと寝床に身体を横たえているのが一番好い

なにもしない
何も飲まない
卵酒も生姜湯も飲まない
とにかくじっとしている

これがチャコちゃん先生の風邪の治しかた
だから時間がかかる
その間におかしな所が修正される
咳が出る
そのときはゆがんだ骨が元通りになって居るのだという
鼻水が出る
其れは体中の毒物が出ているのだそうだ

熱が出る
それは免疫強化なのだそうだ

信じてみようと
風邪を引く度に何もしないでいると
治ったときの身体の軽さが嬉しい
しかし結構長々とお付き合いをしている

ゆがんだものが元に戻り
たまった毒素が外に出るのであれば
たまには風邪を引いた方が身体のためかもしれない

それにしても咳と鼻水が所かまわず出る始末
こういうときクラシックコンサートなどに顔を出したら
顰蹙ものであろう

とにかく今日中に治そう
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仲のよい夫婦

2014年03月26日 19時23分10秒 | 日記
静岡日帰り
思い出多い方が亡くなり
納骨の前にご自宅へいってお別れをさせていただいた

奥様が本格的なカルボナーレスパゲッテイとアンチョビ入りのイタリアンサラダ
そしてデザートはサングリラそしてエスプレッソ
チャコちゃん先生がローマのお宅でいただいた
好きだとお代わりしたりリクエストをしたものばかりを
つくって待っていて下さった

お二人ともローマ暮らし30年
沢山の日本人の面倒を見ていらした
ご主人だけは夏の間日本に戻っていらしたので
私たちはよく旅行をした
三人だったり四人だったり

奈良や京都が多かった
「お互いに時間とお金があったのね」
「そうよく遊んだわ」
「よくたべたでしょう?」
「そうすき焼きを食べにいきなり東京から京都の周山街道まで行ったのが
一番愉快だったわ」
「帰り新幹線が止まったんだってね」
「そう---」

思い出を語っているウチニあっという間に帰る時間になる

「雨は西からと云うけどチャコこの雨東京にもっていく?」
「持っていかなくてもきっと付いてくるわね」

すこしずつ痩せてあのグルメが最後は固形物は喉を通らなかったという
デモ苦しまず
更に二人切りの時間の中で静かに息を引き取ったという
仲の良い夫婦の別れ方だと思った

その話のときだけ一瞬雨がやみ
かすかに冨士山が姿を現した

寂しいだろうなあ
雨に送られて帰ってきた


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知らされないこと

2014年03月25日 09時00分26秒 | 日記
台湾での一週間は
毎日台湾のテレヴィで放送されていたのが
学生達の国会占拠の事件だった

台湾の政府が中国と経済協定を密かに結び
中国優先の貿易となりさらに中国人が台湾の土地を買うことも許可をした
しかも日本との経済交流には制限が付く
若者達は日本との繋がりを大事にしたい
更には台湾を独立させたいと立ち上がっての国会占拠

チャコちゃん先生が帰る日は10万人のデモ隊が国会周辺を埋め尽くしていた

そう言う中でも着物姿の私たちに暖かかった

そして日本に戻ったら
「なにもない」
隣の国で起きていることはどのマスコミも取り上げていない
3/11では
世界の国に先駆けて義捐金を送ってくれた国
更に毎年その日を記念して静かに黙祷をしてくれている国

其の国が「日本と国交を」とのぞんでいる
多くの日本人はそのことを全く知らされていない
知らされていないことはきっと山とあるに違いない
正確な判断はそして正しい情報はどうやって知る事が出来るのだろう

物事を俯瞰して眺めろ
とよく言われる
一つのことを聞いてもまた読んでも
其れがホントウのことなのかどうなのか
人は何を基準に考えるのだろう

客観的な報道がされない国はいづれ偏って埋没していく
私たちはあの敗戦でそのことを身にしみて知っていたはずなのにーーー
怖い日本になりつつある
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台湾きもの事情

2014年03月24日 12時12分06秒 | 日記
先週一週間台湾に
台日文化交流が目的
日本からもお仲間が11人
きものを着て飛行機に乗り故宮に行ったり
観光地を散策してきた

台湾は唯今若者達が独立国を目指して運動をしている
其の奥に
「日本の統治時代が良かった」
と言う思いが強いことが垣間見える

「おばあちゃんの着物姿をかすかに覚えていて格好いいと思った」
と言うきもの愛好者が多い
台北の町中にも
昔の日本人の姿を見ることが出来る古い写真を飾っているところもある

そこには
きものを着た婦人達が日常生活に笑顔を見せながら楽しく従事している
日本人と思ってみると
その中の半数以上が台湾の婦人だったりして
如何に日本の生活になじんでいたかを知る事が出来る

反日運動の盛んな国もあるけれど
ここ台湾は
「日本人が好き」
と言ってはばからない
其の源は当時の後藤新平による者だと思う

彼は中国から台湾を預かったとき
先ず学校を造り多くの国民に「考える」事を教えた
また水道を引き鉄道を造って日常の生活の文化を上げた

当時の女学校を卒業した婦人に会った
美しい山の手言葉がチャコちゃん先生を戸惑わせた
昭和初期までの小説にしかない言葉だ
改めて日本人ってこんなに美しい言葉を使っていたのかと
自分自身の乱暴な言葉が恥ずかしかった
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変化変動

2014年03月16日 11時17分36秒 | 日記
何がないやらと言うくらい
変化の嵐
隠されていたことが一気に表に現れて
白が黒
黒が白になっていく

翻弄されない
じっと自分を見つめる
うんと俯瞰して見てみる
直ぐ動かないで
暫く様子を見て行動

何が本物か
其れは自分自身に聞いてみるとよい

迷ったら歩く
哀しかったら歩く
苦しかったら歩く

今日はホントウに陽気がいい

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キアロスクーロの著者織江耕太郎さんにお会いした

2014年03月15日 09時00分46秒 | 日記
昨日は神楽坂で織江さんの出版パーテイが開催され出席
「毎朝お会いしているのでーー」
と言うフレーズで挨拶したけどFB上毎朝ご挨拶している
不思議だと思う
ネット上でも何を目指して生きていらっしゃるかが瞬時に分かる

お会いするのは昨夜が初めて

原発のどろどろした利権を追った小説をお書きになったのに
静かで清潔薫風が通り過ぎるような風貌だ
チャコちゃん先生もマスコミの世界にいたので
色んな方にお目にかかっているが
こんなに暖かくて清らかな作家だったのかと驚いたし嬉しかった

「このかたが900枚者原稿をお書きになったのですよね期間は?」
「一年です」
「また900枚の原稿をお読みになった編集者もスゴイですね」
「バカヤロー、このいそがしいときに読んでいられるか!と思ったのですが
読み始めたら止まらなかった」と担当編集者

日本が日々壊れていくさまを緻密に描いていて
私たちが今後原発に対してどう対峙するべきかも考えさせられる
映画化も決まったのだが
なかなか完成するまでに時間がかかりそう

其の映画監督は「明日天使になれ」の映画を今日本国中に回しているのだが
政府が原発神話を創るために映像の人たちに取材をさせ
原発が如何にクリーンで国のお役に立っているかの映画を作るようにすすめられ
必死になって逃げ回っている内
冷や飯喰いになってしまったのだけど
「取材をすればするほど原発が如何に危険なものかが分かり、クリーンエネルギーだというまやかしに
ドウしてものる気がしなかった」

そこにどれだけの大金がつぎ込まれたか
この国の病は重い

だからこの「キアスクーロ」をなんとしても映画にしたいと抱負を述べられた
長い物に巻かれずに自分の足で生きてきた方々の集まりだったが
心地よくすごしてワインで熟睡した
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