今日はさるところで「着物の柄の多様さは世界一」というタイトルで話をする
この会はある優良会社が「日本の文化を知る有志の会」ということで日本文化に携わるその道の専門家を呼んで会長さんが話を聞く会だ
当初からチャコちゃん先生は招かれているが
毎回色んな分野の方がいらっしゃるのでご馳走いただきながら逆に勉強をさせていただき感謝
こんな素晴らしいことに巡り合うなんて幸せ
毎回着物を通して日本の文化の有り様を語っているが
「着物の話には終わりがない」ということが改めてわかった
それを紙芝居の続きのように「次回にさらに詳しくお話いたします」なんてかってに次回を決めてしまっているので、主催者側は苦笑い。そういうわけで毎回参加という不動の席を頂いている。着物様様だ
第一回は時節柄大嘗祭の話をした 大麻についての説明に出席者が改めて日本の大麻の現状を理解してくださった
第二回目は やはり大嘗祭にちなんで繪衣(にぎたえ)の話と皇室について 神話を持つ国民
第三回目は 絹の現状
第四回目は 絹の強さと優しさ
そして今日の第五回目は柄の話 古事記に現れている「渦」「螺旋」「十文字」などの柄を中心に風水と着物の柄についてん考察
こうやって考えていると「着物」という大きな山どこまで登れば頂上にたどり着くのか
海に浮かぶ岩だとすると海底に行かないとその岩の形すらわからない
思えば終わりのない追求の旅を続けている感じがする いつ果てるのか
しかし
巷では着物から背を向ける人が多く着物に興味を持ってもらうための努力もなかなか実らない
「着物ってすごい、面白い」
「着物を着ると日本がわかるよ」
と思っても着物に手を通すまでの勇気と決断への一歩は踏み出せない
多分この会社はそのうち文化財団を立ち上げる予定なのだと思う
そのための準備にいろんな日本の文化の真髄を有識者に問うているのであろう
着物が取り上げられるために真摯に話をしよう
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