チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

着物がつなぐもの 198

2019年07月31日 10時30分38秒 | 日記

今日はさるところで「着物の柄の多様さは世界一」というタイトルで話をする

この会はある優良会社が「日本の文化を知る有志の会」ということで日本文化に携わるその道の専門家を呼んで会長さんが話を聞く会だ

当初からチャコちゃん先生は招かれているが

毎回色んな分野の方がいらっしゃるのでご馳走いただきながら逆に勉強をさせていただき感謝

こんな素晴らしいことに巡り合うなんて幸せ

毎回着物を通して日本の文化の有り様を語っているが

「着物の話には終わりがない」ということが改めてわかった

それを紙芝居の続きのように「次回にさらに詳しくお話いたします」なんてかってに次回を決めてしまっているので、主催者側は苦笑い。そういうわけで毎回参加という不動の席を頂いている。着物様様だ

 

第一回は時節柄大嘗祭の話をした 大麻についての説明に出席者が改めて日本の大麻の現状を理解してくださった

第二回目は やはり大嘗祭にちなんで繪衣(にぎたえ)の話と皇室について 神話を持つ国民

第三回目は 絹の現状 

第四回目は 絹の強さと優しさ 

そして今日の第五回目は柄の話 古事記に現れている「渦」「螺旋」「十文字」などの柄を中心に風水と着物の柄についてん考察

 

こうやって考えていると「着物」という大きな山どこまで登れば頂上にたどり着くのか

海に浮かぶ岩だとすると海底に行かないとその岩の形すらわからない

思えば終わりのない追求の旅を続けている感じがする いつ果てるのか

 

しかし

巷では着物から背を向ける人が多く着物に興味を持ってもらうための努力もなかなか実らない

「着物ってすごい、面白い」

「着物を着ると日本がわかるよ」

と思っても着物に手を通すまでの勇気と決断への一歩は踏み出せない

 

多分この会社はそのうち文化財団を立ち上げる予定なのだと思う

そのための準備にいろんな日本の文化の真髄を有識者に問うているのであろう

着物が取り上げられるために真摯に話をしよう

#文化財団 #着物は面白い #着物からわかる日本の文化 #勇気と決断 #決断の一歩 #中谷比佐子 #チャコちゃん先生 #優良企業 #有識者 #古事記 #螺旋 #渦 #十字 #絹の強さ #大嘗祭 #繪衣 〔にぎたえ)

 

 

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冬より寒い

2019年07月30日 21時45分49秒 | 日記
冷房に体がついて行かない
一気に暑くなり好まないけど冷房の中にいる
ついに喉をやられた
このまま声が出なくなったらどうしようと心配
そう思っていたら 「喉に良いですよ」と梅飴を作ってきてくださった友人
ありがたや
 
年齢が冷房を嫌っているのかといえばそうではなく
冷房のない部屋で何十年も着物を着続けていたので若いときから冷房に体がついて行かないタイプのようだ
 
冷房で冷え切った体を外の熱風に当てて温める
何か間違っているように思う
 
先日安曇野の友人の家に行った時当然のことのように冷房は設置していなくて自然の風が家中を縦横無尽に吹き抜けていて、とても気持ちが良かった
「都会では無理なのよねこの心地よさ」
と言いながら微風に体を委ねる
 
冷房でいいとこは部屋の中の食物が饐えない
生花が長持ちする
 
それにしても喉が痛い
体が冷え切っている
窓を開けて冷房かけるのが一番いいように思う
 
夏を気持ちよく過ごす難しさは文明の発達によるのだろう
文明ってなんだろう?とつい喉に真綿を当てながら考えている
#文明 #
 
 
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着物が繋ぐもの 196

2019年07月29日 10時04分19秒 | 日記
絹の長襦袢を洗ってみた
布海苔(ふのり)が大量にありそれを使って絹物を洗う
専門家はまさしく布糊(ふのり)として使っているが、その昔母が庭で伸子張りを使って布を干したり、洗板を使って布を板に貼り付け干していた姿を見ていたので見様見真似で挑戦してみた
 
ふのりは天日干しで乾いていてそれを適当に(ここがいい加減な性格の現れ)切り崩し熱湯につけた
ここまでは記憶の中にある
そしてなめていたなあと思うがなめたらこすぎると思った、ヌルヌルしていた
やはり専門家に聞いてみようと悉皆屋さんに聞く
「一時間置いて晒で濾してくださいそして濃度は洗うのか糊付けとして使うのかで考えてください」
「はい」こちらも結構いい加減
 
長襦袢は絽、袖口と裾のところが随分汚れている
まず微温湯で下洗い それだけでも水が濁る
その後少量の昆布石鹸を泡立てそこにつけ置き一時間
その後袖口を絹石鹸でたわしを使って洗う(これは悉皆屋で見て学んだ。初めて亀のこたでわしで布を洗っている姿を見て仰天した)
 
ふのりは濾してみたらドローンとして濃い、手を付けると肌がすべすべして気持ちが良い
大さじ三杯くらいのふのりに3升の微温湯
そこにつけてもみ洗い その後十分に水洗いをして干す
 
半乾きの時アイロンを掛け出来上がり(本当は広い庭があれば板に貼り付ければアイロンなどいらぬ)
新品同様実にきれいな仕上がり 嬉しい
 
何でも人任せにしていたので
場悉皆屋さんに渡せば事足りていたが
どういうわけか不糊が送られてきたことは、長襦袢や一重の着物は自分で洗ってみなさいというお知らせかとも思う
 
いい感じの夏
麻は寝押しだけで過ごしていたが今度麻洗いにも挑戦してみよう
やる気があればできるわな
#不糊 #布海苔 #洗い張り #悉皆屋 #亀の子束子 #伸子張り #絹石鹸 #昆布石鹸 #中谷比佐子 #秋櫻舎 #微温湯
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真綿色のシクラメンが咲いた

2019年07月28日 12時15分17秒 | 日記
昨年11月に花が咲いたシクラメン
真綿色で美しかった
3月に花が終わったのでスカイガーデンの棚の影に置いた
この梅雨の雨続きで葉が元気に茂り
なんと蕾を付けて今朝一斉に開花

それを見た人は
「生命の循環がおかしくなったんですね」
「自然の生態性が崩れたんだな」
「人間の思惑通りにいかないよという神様の教えだわ」
「白は潔白比佐子さんのやっていることは全て本物と教えてくれているのね」
「白は光チャコちゃん先生光が当たるよ」
「白は応援や協力者という風水の意味があるので比佐子さんを応援する人が現れるね」
「真綿色かーー蚕のお礼かな、それとももっと気がついてほしいことが蚕にあるのかな?」
「私は咲きたいときに咲くのよ しかも美しく、比佐子さん思い通りに生きなさいという応援かな?」
「比佐子さんの愛に感応したのね」

持つべきものは友
素敵な感想を寄せてくれた
すべて本当だと思う
季節外れに咲いた(人間の都合でそうなったのかもしれないけど)シクラメンもここまで人にその意味を尋ねられたら本望であろう

自分の目に止まることには全てに意味があり
その意味を問うことでより豊かな日々を送ることができる
そう信じて日々を過ごしている
時に自分勝手な意味にとって失敗することもあるけど(欲が我欲が出ると違う解釈をしちゃうね)そこを積み重ねることも必要なのかも

そんな事考えながら流れる雲を見ている

#真綿色のシクラメン #自然循環 #我欲 #生命体 #生態けい #蚕 #季節外れ #スカイガーデン #秋櫻舎 #中谷比佐子

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着物が繋ぐもの 195

2019年07月27日 16時59分42秒 | 日記

「比佐子つれづれ」は38年の月日を数えた

1980年に「秋櫻着物塾」を開き着付けを教わった人たちが更に着物について知識を身に着けたいということで開校したのが「比佐子つれづれ」

この時「季刊KOSMOS」も第一号を発行

今それを見ると表紙が初代由水十久さんの友禅秋櫻の花 秋の終わりに秋櫻を大量に送ってスケッチしていただいた、その後も表紙は当代一一流の染織作家に依頼し、全て秋櫻の花に決めたいた

これらの原画は新潟六日町の宿「龍言」の蔵美術館に保管していただいている

一号目をめくると対談が黒柳徹子さんと久保田一竹さん 美容家の大関早苗さんのインタビュー、大内順子さんの洋と和多士済々の寄稿に助けられている、皆さんに愛を頂いた

発行部数は一万部

直接配送、書店、呉服屋などに配っていた

 

そういう中で生まれた「比佐子つれづれ」は旬の話をすることを自分に課せていた

ときに染織家や色彩研究家 心理学者、小説家、占い師、養蚕農家の方、蚕の博士などなど取材でお目にかかった人たちの来訪を仰ぎ、その時から月の第四土曜日の午後と決めてそう38年続いたのだ

多いときは50人余少ないときは一人

この会を始めた時今は亡き京都の大手問屋の社長が「こういう会は5年も続くことがない、だけどナカタニさんの志が高いから、たとえ人が来なくてもたった一人でも続ける覚悟で始めなさい応援するから」とお祝いに当時のお金で30万円包んでくれた

それを伝え聞いた協力者が本をまとめて1000冊買ってくれたり、またお金を包んでくれたりして出発進行は花火が打ち上げられたような華やかさ

 

この会は何にも増して最優先を通してきた

そして新鮮な取材をしたそのものをお伝えするということを基本にしていた

そして本日のんびり庭でお茶している時「今後はフリートーキングにしたら?」という声を頂いた

いつまでも一方的に私が伝える側にいるのではなく、みんなで問題解決や着物自慢などをしていく方向が示された

第一回目の今日は和気あいあいとそれができて盛り上がった

いろんな考え、様々なコーデイネートの楽しさを本人たちから聞くこともとても参考になる

 

会費は無料にしたのでふらりと遊びにいらしてくださいな

ただし8月は夏休み

#比佐子つれづれ #KOSMOS #季刊誌 #出発進行 #会費は無料 #中谷比佐子 #秋櫻舎 #秋櫻着物塾 #華やか #染織家 #養蚕農家 #小説家 #占い師 #心理学者 #科学者 #蚕博士 

 

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断捨離

2019年07月26日 15時34分21秒 | 日記
断捨離の大先生がいらっしゃって世界に羽ばたいているという
物を捨てるということはいま「善」らしい
家の中にときめかないものがあったら捨てなさいと言うのが捨てる基本だそうだ
「必要だから取っておこう」
「いつか扱うかもしれないから取っておこう」
という考えはいけないそうだ

少し前までは「安物買の銭失い」と言ってものを購入するときはよく吟味し10年先まで使えるものを買うという躾があった
そのためアリが物を運ぶような感じで少しずつ本物を購入するというのが普通の日本人の習慣でもあった

戦後は「消費こそ美学」と言うことが叫ばれてきて
使ったら捨てるという日常習慣ができ、ついに大量生産が必要となった
手作りのものを愛でながら使うとかということもなくなり割れないもの傷つかないものがもてはやされた
割れるから物を大事に扱う
傷つくから作った人が元通りに直し技術が継承される

消費が美学の世では物が溢れてきる
そしてそのものを今は捨てろという
矛盾してない?

ときめかないものを購入するから捨てるハメになる
ときめいて買うと捨てられないよ
孫子の代まで取っておこうと思うよ

しかし
その孫子の趣味に合わなければときめかないから捨てられる

戦火にも合わず膨大な物が蔵にあったり別家に残されたりする家が未だに多い
そういう家に残った物の価値を子孫がわからないとそれこそ「断捨離」となる
陶器に興味がない
漆器に興味を持たない
着物に興味を示さない
絵画はわからない
書は訳がわからない

それらはゴミとして消えていく
今の時代「それもあり」と肯定するべきだろうか
断捨離という言葉が虚しい

#断捨離 #漆器 #陶器 #絵画 #書 #消費が美学 #孫子の代 #安物買いの銭失い
#世界に羽ばたく #ときめき #中谷比佐子






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着物が繋ぐもの193

2019年07月25日 08時36分11秒 | 日記
基本的に着物のリメイクに洋服という考えはチャコちゃん先生にはあまりない
布を切り刻むことに抵抗がある
だって一ミリも捨てない裁断で着物の形になるこの仕立方
その心を大事にしたい

取りにくいシミには、シミを取るのではなくシミを隠すために刺繍をしたり、色を重ねたり、シミの上に模様をかいたり着物にはいろんな手法で生き返らせることもできる
今回は先月横浜で見たチャイナドレスの服飾史でチャイナドレスも直線裁ちのところが多く布をあまり捨てないと言う勉強をしてきたばかりなのでチャイナドレスに挑戰してみた

一生に一度はチャイナドレスを着てみたいと思っていた
何回か台湾に行きその都度注文をしようと店に立ち寄るが気に入った布や色がなくずっと思いをためてきたのであった

十日町で手描き友禅をなさっている滝沢晃さんの訪問着「合歓のはな」をチャイナドレスに。
この柄は三田佳子さん用に滝沢さんがデザインし、染めて写真撮影や舞台挨拶に着ていただいた
柄。その後も滝沢さんの代表作のように、彼の作品を引っ張っていた

同じ柄を少しアレンジして訪問着として愛用したが柄付けが脇に集まる形になっているので、ロングドレスにもいいと思っていた

とにかく布を切り刻まない捨てないということで作り上げたチャイナドレス、裏地には胴裏八掛も活躍全く着物と同じような感覚のものが出来上がった

今日は初卸
どんな具合かと気にしたらやはりーーーお腹のぴょっこりが気になる
矯正下着は持っていないので自前で頑張るしかないのだが、そこでハタと思いついたことがあった
湯文字エプロン!
早速新宿駅までチケットの購入にでかけたところ、妙齢なおばさまたち6人に囲まれ
「声掛けさせてね、素敵本当にいいわやはりオーダーよね、触ってもいい?」
触りまくり、生地がいいというので「もとは着物、訪問着です」「やっぱりね」

スキップするくらい嬉しくて帰ったらなんと三田佳子さんから電話
引き寄せたのかしらと言って二人で不思議がる

#チャイナドレス #三田佳子 #初卸 #新宿駅 #訪問着 #ねむの木の柄 #湯文字エプロン #中谷比佐子 #チャコちゃん先生 #チケット購入 #引き寄せ

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着物が繋ぐもの 192

2019年07月23日 17時29分18秒 | 日記

官僚の方が一昨日私にこういった

「ナカタニサン日本から養蚕がなくなっても地球の何処かで蚕を飼育する国があれば絹は途絶えませんよ」

「絹のグローバル化ですね」とチャコちゃん先生の皮肉にもあっけらかんとして

「もはやそういう時代です」

「日本人がいなくなってもアメリカ人がこの地球上にいるから人間生存しているという感覚ですね」

「そうですねあははは」

 

日本の養蚕農家が293軒 10年前は1169軒 昭和50年代に5万軒になり先行きを心配した 

110トンの繭生産量では「日本の絹」としての着物生産も滞る

 

昨日も「日本人なら着物だよ」というテーマで着物の基本のセミナーに集まった方々が

「伝統の手仕事と民芸としての手仕事は着物に関してどういう区別をするのでしょう?」

という質問があり(着物の基本を話し合う会にしては高度な質問)

みんなで「手仕事」「伝統」についての熱いディスカッションが続いた

 

政府は養蚕に関して「孵化して3玲までは人工飼料」を勧めている その材料はタンパク質なら何でもよく 大豆、とうもろこし 桑の葉の粉末が与えられる

糸を胎内に始める頃になると桑を沢山与えるという指導をしている

つまり「どんな糸を作ろうか」という目的から「とにかく大量の糸を作る蚕を育てよう」という姿勢だ

 

そのためには無菌蚕の飼育は国として大いに援助

また最近開発された蚕に少量の放射能を当てて大きくするというある大学の実験も成功

本来の「良い糸を作って着心地の良い絹製品にしよう」という絹産業の態度は霧散した

 

当然のごとく「製糸業」にもその考えは連動しとにかく糸になれば良いという経営方針

ある養蚕農家の方が「ナカタニサン 良い糸にしようと丁寧に蚕を育てても、製糸会社の区分けができて三流の製糸会社にあたったからもう養蚕をする熱意が弱まったよ」

 

養蚕業に限らず日本のあちこちで一次産業の方たちの苦悩が深い

きちんと今の状況を把握しながら若い方たちと明日に向けて蚕の幸せを築いていきたちと思う

今度は30日18時から 興味のある方ぜひいらしてください 会場は秋櫻舎 離し手中谷比佐子 会費 3500円

#養蚕業 #官僚 #人工飼料 #絹製品 #株秋櫻舎 #チャコちゃん先生 #中谷比佐子 #製糸会社 #タンパク質 #放射能 #無菌蚕 #日本人なら着物 #養蚕農家

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着物が繋ぐもの191

2019年07月22日 18時58分37秒 | 日記

養蚕農家として農協に登録されているのは全国で293軒になった

繭の生産は110トン。

日本国は絹を捨てるようだ

農協という仕組みの中に入らないと蚕の種も手に入らない

繭だけを作る農家はもう生活できない

国の援助も切られている

多分近い将来国産の絹はなくなるこのままなにもしなければ

 

こういうことをあげたらきりがない

なので心ある大人が未来を見つめている若者に自分の持っている全ての知恵を渡すことをチャコちゃん先生は奨励する

ではどうしたら良いかということを今日は様々な面から討論し少し日差しが見えてきた

 

現場を知っていて、着物も着続けているチャコちゃん先生が中心になってやらないとこの話は進まない。そのための健康であったかと知る

 

更に行動力のある若者と組まないとできない

見渡すとそういう若者が周りに集まっている彼らの日本を思う気持ちが強いことも知っている。その本気さを形にしなければいけない

絹がそこまでいいのかと言われれば「そうだ、!!」と答える

今日の話ではやはり縄文の終わりの頃から養蚕が行われていたことが正倉院の御物の中せかいひろsに見ることができる

日本本来の蚕の姿がそこにあり他の国と全く違う絹の良さもある

このようなモノづくりの伝統を重んじない国は文化国家とは言えない

心ある人たちで繋いでいくしかない

 

こういう話を26日のセミナーでしようと思う

18時から

バスの中書いているので読みにくさご勘弁

#ようさん農家#桑の葉  #きくば菊葉  #チャコちゃん先生

  #中谷比佐子

 

 

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新聞記者

2019年07月21日 14時25分57秒 | 日記
大人気の新聞記者を連休のときに見た
もう一度見ようと思い本日早朝に挑戦したが敗退いづこも満員で入れなかった
ここまで人気になるとは思ってもいなかったしよくぞこの時期に公開をするとができたと喜ばしい

日本の国は「官僚」で動いていることを感じている人は多い
その証拠に官僚に手を付けようとした小沢一郎さんがああも無残に打ちのめされたのは記憶に新しい
すべての官僚を敵に回してしまったのだ
そこからは政治家としての権限を剥奪されて今日に至る

政治家が国を動かしていると思っていた時チャコちゃん先生は農水省の審議委員に選ばれた
農水省の課長と養蚕の発展のために全国を飛び回っていた
日本から絹を消してはいけないと国産ブランドを立ち上げる企画も出した
わけも分からず不勉強のママ養蚕業の進展に行動をしていた

政治家との視察もあったしかしその時あくまで実態を掴んでいるのは官僚で政治家はお飾りであった
現場の人はよくわかっていて表向きは政治家に陳情をするが実際は官僚だということを知っているので、官僚とともに動く私を重要視していた

国の「仕組み」というものがおぼろげにわかった頃その課長は次期局長に成れると言われる部署に転勤、絹の関係者は力のある人を取られて心底がっかり
もちろん私も支柱を失い自分の意志は全く通らず平穏無事のやり方で進めるしかなくなっていた
何事もなく無事平穏を貫く官僚は出世はするが世の中をどうしたいかのビジョンは示せない
絵に書いたぼたもちみたいな話で明け暮れているうち任期が終わり嬉しくその役を降りた

件の課長とは時どき電話で話をしていたりしたがある日の真夜中
「話を聞いてほしい会えないかな」
「今もう夜中ですよ明日の朝ではいけませんか?」
「そだね女性を呼び出す時間ではないね」

その次の朝彼は自殺した

#新聞記者 #官僚 #政治家 #チャコちゃん先生 #養蚕農家 #平穏無事に生きる #出世 #絵に書いたぼたもち #中谷比佐子
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