盛岡で「旅立ちの祝い着」について
講演を二回
主宰は野中育子さん
岩手日報の取材も入る
家族の看護を抱えている方
自分自身の今後を考えたいかた
「死」について誰かと本音で語りたい方
2時間ずつだが
質問も多岐にわたり3時間以上
その中で
94歳の父親を抱えている人
89歳でなくなったその方の母親の行李から
「父の軍服と絹の下着、おふんどしまで絹でした」
その下着を必ず父の旅立ちのときに着せます
昔の奥さん達は
我が夫に尊敬と敬愛をささげて
全て男が先で
イザというときのために
下着も晴れ着を用意していたのだ
という話で「そういえばーーー・私も聞いたことがある」などなど
いろんな取って置きの話が出てくる
情報過多の世の中で
先へ先へと追っかける生活が続いているが
「旅立ち」
という観点で「死」を眺めると
つい先ほどに生きていた先輩達は
「死」を見つめながら
きちんと生きていたことが分かる
先祖の人たちが残した知恵を
みんなで掘り起こし持ち寄り
今の世の中に生かすことが出来たら
どんなにすばらしいことか
という結論に皆さん納得して
お帰りになった
初日にいらした美しい方が
二日目にもお菓子持参でいらしたのには感動
嬉しかった!
もう何年も前「旅立ちの祝いごろも」として
新宿の高野画廊で28点のきものの展示会をしたが
そのときさる公のテレヴィ局は
若手が感動して取材をしたが
「茶の間の皆さんに縁起でもない」
と上司から却下されたと頭を垂れた
いま「おくりびと」のお陰で
みんな心から「死」を考えてくれるようになった
時代です、何事も時代ーー
講演を二回
主宰は野中育子さん
岩手日報の取材も入る
家族の看護を抱えている方
自分自身の今後を考えたいかた
「死」について誰かと本音で語りたい方
2時間ずつだが
質問も多岐にわたり3時間以上
その中で
94歳の父親を抱えている人
89歳でなくなったその方の母親の行李から
「父の軍服と絹の下着、おふんどしまで絹でした」
その下着を必ず父の旅立ちのときに着せます
昔の奥さん達は
我が夫に尊敬と敬愛をささげて
全て男が先で
イザというときのために
下着も晴れ着を用意していたのだ
という話で「そういえばーーー・私も聞いたことがある」などなど
いろんな取って置きの話が出てくる
情報過多の世の中で
先へ先へと追っかける生活が続いているが
「旅立ち」
という観点で「死」を眺めると
つい先ほどに生きていた先輩達は
「死」を見つめながら
きちんと生きていたことが分かる
先祖の人たちが残した知恵を
みんなで掘り起こし持ち寄り
今の世の中に生かすことが出来たら
どんなにすばらしいことか
という結論に皆さん納得して
お帰りになった
初日にいらした美しい方が
二日目にもお菓子持参でいらしたのには感動
嬉しかった!
もう何年も前「旅立ちの祝いごろも」として
新宿の高野画廊で28点のきものの展示会をしたが
そのときさる公のテレヴィ局は
若手が感動して取材をしたが
「茶の間の皆さんに縁起でもない」
と上司から却下されたと頭を垂れた
いま「おくりびと」のお陰で
みんな心から「死」を考えてくれるようになった
時代です、何事も時代ーー