チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

食料危機

2011年07月29日 13時15分10秒 | 日記
食糧危機がこういう形でやってくるとは
原発の爆発当時
「今すぐに問題はありません」
と枝野官房長官がやたら丁寧な言葉で語っていた

確かにあの時今すぐには問題は無い
ということだったかもしれない
政府には想像力というのがかけていて
放射能が世に出てしまえばどういうことになるのかという
そういう危機感がまったくなかった

事の怖さを知っていたのは
京大の小出先生などごくわずかであった
しかし新聞もテレビも
「影響は今すぐには無い」
というのを垂れ流す

人間として驚いたのは
枝野さんと岡田さんは現地に視察に入ったとき
完全防備をしてご自分を守っていた
それにひかえ
天皇皇后陛下は素のままのお姿で現地を慰問されている
人間性の違いをまざまざと見せ付けられた

今の政府が日本の恥部をたくさん見せてくれたが
もう幕を引いてほしい

チャコちゃん先生は
先日松山で日清日露戦争で活躍した秋山兄弟の話を
たんと仕入れてきたが
ーーー
このお二人の美しいことあの時代にこんな綺麗な男がいた!
ーーーー

美しいのは顔や姿ばかりでなく
大将としてあれだけの人を戦死させたのだから
と引退後は表舞台に出ることなく
地道に教育や信仰の日々を送ったという

こういう男が本当の日本の男
責任を取れる男が日本の男
この時代はまだ武士道の精神が男にあった
凛々しく優しい日本男子がいた

コレは教育ですな
戦後のアメリカナイズされた教育は
自分を「エゴ」で守ることを教えた
自分さえ良ければーーと

直ちに影響ないという弁護士言葉
今その言葉の真意が分かる
直ちには分からないが時間がたつに従って分かっていく
だけどどうなるという明確なことを私は言いませんでしたので
私には責任がありません
と弁護士枝野はしらんぷり

今日はついに鳥取の肉までおかしいというニュース

もう政府は本当のことを国民に知らせるべき
それによって私達は自分の人生設計図をかかなければいけない

とにかく良く噛んで
小食でも生きられるのだから
むしろ小食の方が「運」が増してくる
それは噛むことであらゆる臓器が活躍するようになり
健康になる

この食料危機を乗り越えた暁に
素晴らしい世の中がきっと来る
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370軒?

2011年07月28日 18時41分06秒 | 日記
昭和50年代だったかな
群馬の養蚕農家を取材したとき
「昔に比べて少なくなり380軒になりました」
後継者は育たないし農家の高齢化が進み増えることは無いです
と淡々と組合の方

何とかしなければと
ブランドシルクを農水省に提案したり
町おこし村おこしに若い人の養蚕農家への道作り
チャコちゃん先生結構立ち働いたんですけどね

着物がその当時は良く売れていて
更に生糸相場で儲ける人もいて
耳を傾けてくれなかったなあ

また一緒に組む相手も違っていたのかもーー

2年ぶりに愛媛の野村町に打ち合わせに行ってきた
ここの城川町のハムの美味しいことといったら
まあそれはいい

こ町も8年前にいったときは30軒近く養蚕農家があった
そして今は11軒
「一番若手で70歳ですからーーー」
後はどうなるのか

「いまはブラジルや中国でもいい糸を作りますから」
オイオイ簡単にそういうことは言わんでおくれ

全ての絹の消費量の中で日本産の絹は0,7%の生産量だ
「私は日本の絹を着ています」
といえる人は一握りもいない

チャコちゃん先生のきものは全て日本産!オッホン
えばっていても仕方がないぞ
吟味しているし
生産の場所をきちんと把握しているからできるが
「日本の絹」
という証しついていても
ブラジルの糸を日本で織れば日本の糸となる仕組みもある
アラばらっしてしまった

日本の絹がどうしていいか
コレは本当のところ難しい
一ついえるのは
養蚕農家の人が「仕事」として飼育するのではなく
家族の一員として丁寧に飼育している
そして日本の土壌がよく桑の葉のたんぱく質が良質
ということはその葉を食べる蚕は良質な糸を吐く
つまりは10代の肌を持った糸と考えてくれれば良い

しかも
今日古江さんからの研究報告が着いたが
絹は特にセリシンの付いた糸は放射能を完全に遮断する結果が出た

日本では「なま糸」を使うことが多い
コレは繭を作った蚕がまだ生きているときに糸を取ること
生繭を外国から輸入することは出来ないので
日本の糸のよさはこの「なま糸」に行き着く

アア其れなのに
日本全国で認知されている養蚕農家はついに370軒
福島の養蚕農家が外れた

原発はついに蚕に降りかかった
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泥縄

2011年07月26日 09時45分06秒 | 日記
いつもいつも泥縄で俳句を作り
句会に出席するのでなかなか進歩が無い
腰の引けた状態で年四回足掛け10年を数える

古い本を読むと
恋は短歌で始まり短歌で終わる
扇に短歌を書き記して相手に渡し
その心根に響くものがあったら返歌がくる

短歌で贈答を繰り返し結ばれたり振られたり
艶っぽい

一方俳句は短歌よりもっと枯れた感じだ
5・7・5の中また季語もある
そういう制約の中で何かを語る
基本的に俳句は写生だそうだ

頭を使う

チョッと安心するのは
あの夏目漱石大先生の俳句
友人の正岡子規にケチョンパにやられている
だからといってチャコちゃん先生と比較しているわけではないが
でもなんだか嬉しい
あの文豪もねーーー
という感じで

わが句会は「むそうの会」と命名されている
色んな職業の男性5人と女が2人
超厳しい宗匠に9年間鍛えられ
(それにしてはチャコちゃん先生成長が無い)
今は仲間だけで持ち回り宗匠をやることにして二回目

箍が外れたのか
のびのびとしたいい句が多く「選」が苦痛
どれを落とすかに悩む

そして昨日気がついたのだが
句を目で追うのと
声を出して音にするのではイメージがぜんぜん違う

日本語は「言霊」だという意味が良く分かる
音が心地よいのがいい句ということだ

短歌も必ず声を出して詠む
歌会始のあの調子が「言霊」を気に載せているのだと分かった

其れともう一つおかしなこと
最近は「土用」うなぎではなく
近代俳句では「土曜」うなぎでもいいのだそうだ

昨日は長いこと外国で仕事をし外資の会社に勤め公用語が英語
という若い人が宗匠役をやり
「土曜」のうなぎと兼題に書いてきたので
「ミスプリントね」
と指摘したら今は「土曜」も使うと返された

コレでは土用とうなぎの持つ五行の意味が全く消える

俳句の世界でも確実に日本語は壊されていくのだとーー
日本の文化もこうやって胡散霧散してしまうのかとーー

ことしまた土用鰻の長い列

一選もされなかったチャ子ちゃん先生の句
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大麻が近づいた

2011年07月24日 16時59分57秒 | 日記
ここ3日間でオオアサが身近にやってきた
長年の夢だった大麻をもっと身近に
生活の中に定着させたいという願いが
もうかなうところにきた

30年以上も大麻を研究している方
大麻を中心にして新しいコミニテイを作ろうとしている方
そういう方とゆっくり深く話し合い
及ばずながらなんてものではなく
おおいに喜び勇んで手を携えて歩んでいきたいと思う

大麻で逮捕された方の弁護をなさった弁護士の丸井英弘弁護士
どうして大麻がいけないのかと研究を始めて
大麻こそが人類の生活をサポートするものだと確信し
2001年時の内閣に大麻取締法の運用と改善と改正を
求める請願書を提出していらっしゃる

また自ら食で病を治した松宮さんは
自然農法を実施している方たちと組み
食の方から大麻の万能性に気付いた

色んな研究成果を教えていただいた
チャコちゃん先生もますます大麻を日本の宝としなければいけないと
自信を持った

ある地方の染織工房の持ち物で
山の中に1000坪の土地がそのまま手付かずにある
種を植え育て繊維を取り布を織る
その他の実や茎はエネルギー源として使えるので
電力もコレでまかなえる

休眠反も積極的に使えば
麻の植え付けも増えて
プラスチックや建材も豊富に取れるようになる
自然のサイクルが順調に行けば来る食糧危機を乗り越えられる

捨てるところが無く
全てが土に返る生活が送れる

8月に入ったら早速行動を開始することにした

更に放射能汚染にあった土地に麻の栽培が効果的であることは
理論上では分かるのだが
其れをデーターで結果を出す作業もはじめる
そして政府を動かし
丸井先生の請願書が必ず通るように
そのときは森ゆう子議員に力を仰ぎたいと思っている

麻のエネルギーがチャコちゃん先生を導いている
いえ、きものが行く道を照らしてくれているのだ
待ってね機が熟したから
きっと大きな変革が起こせる

このブログを読んでくださっている方も
どうか力を貸して下さいまし

日本はきっと素晴らしい国に立ち直る
其れを信じて
麻で町おこし村おこし

養蚕も忘れていません
冬は絹、夏は麻
コレ縄文時代から続いた日本の「衣」の原点

「大麻草解体新書」大麻草検証委員会編 明窓出版 1500円
「地球維新」 丸井英弘・中山屋康直著 明窓出版 1500円
ご参考に
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うなぎ

2011年07月22日 11時05分54秒 | 日記
昨日は土用の丑の日でうなぎ屋大繁盛
デパートも所狭しとうなぎの投売り?
台湾生まれのうなぎが主流を占めているが
日本産では宮崎、熊本が天然物として王者の風格だ

普段は今日は「丑の日」なんて気にもかけない人が多いのに
商戦にのかって列を組んでうなぎ売り場に殺到している
「この日に食べないと意味ないのよ」
というが
丑の日にうなぎというのは五行から来ているのだが
それも暦が太陽暦になっているので
結局はわけのわからないことになり

夏の暑さに負けないよううなぎを食べよう
ということになってしまったようだ

しかし万葉集の大友家持の歌にも
夏痩せした友人にうなぎがいいよ取り寄せて食べなさい
という意味の歌があるので
1000年の昔からうなぎは私たちに滋養と精気をあたえてくれたのだなあ

一説によると物知りの平賀源内が
うなぎ屋を繁盛させるために
「夏ばてにはうなぎ」とのキャッチフレーズを考えたとか
でもこの場合は「う」のつくものということで
梅干、瓜なども候補に挙がったらしい

江戸時代までは四足である牛の肉は食さないが
近代は土用の丑の日は牛肉でもいい「う」がつくもの
でも昨今の牛の肉は敬遠されるだろう
矢張りうなぎに行き着く

本当は冬に冬眠するうなぎは
養分をしっかり溜める秋から冬にかけてが一番旨い
夏はまだ若く味はサッパリとしている
だから濃密なたれが必要だ

さて土用は年四回ある
春から夏にかけて、夏から秋にかけて、秋から冬にかけて
冬から春にかけて
季節と季節の間だ
立春、立夏、立秋、立冬の前に土用がある

10月25日は秋から冬の土用の丑の日に当たる
そのあたりの天然ものはきっと美味しい

うなぎは冬食べるのが通ということを流行らせるかな
但し天然物

ここが美味しいあそこが旨い
うなぎの美味しいところもいろいろ
やはりさばいて炭火で焼き
団扇パタパタ扇いで出来上がるうなぎがいい

日本橋の堀留の市場にあったなあ
きものにうなぎの匂いがしみるのも厭わず
よく通った

たれは江戸味が好き 


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色が美しい

2011年07月21日 14時45分32秒 | 日記
花屋の前で立ち止まる
花の色の美しさに見とれる

雨が上がって庭の花に光が当たる
山百合やグラジオラスのオレンジや黄色が
太陽の光に照らされ光り輝いている

こういうとき
「色は光だなあ」
とつくづく思う
そういう歌が万葉集や古今集に残る

万葉集の歌の中には
草木染の手法と恋を掛け合わせた歌が12首ある
この歌を基にして
草木染の山崎斌先生がその色を布に染めた

山崎先生の染めた草木染の色があまりに妖しく
その色に見せられたチャコちゃん先生はきもの道に分け入った

布や糸に染めた色が太陽の光線に当たって変わっていくサマもすごい
貝紫始めは黄色少し緑そして光によって紫に落ち着く
藍もそう瞬間は緑そして光に当たって青になる
紅花は水に入れて布や糸を光に受けて振ると唐紅になると
古今集にあるが今でもそうやって紅花を染める

山岸幸一さんも染は光、風、水の結合とおっしゃっている

染色の移り変わりはまるで光とともに居るような錯覚になる
光合成をするのだ

日本人は一瞬の光の色を歌や詩に作り上げてきた
それに留まらず料理や建築物更に調度品に表現した
幕末に日本に上陸したハリスを筆頭の英国人たちは
「穏やかで優しい色を身にまとっている日本人」
という文章を残しているが
光より激しい色を身に付けないという知的な色彩感覚に驚いたようだ

こういう先祖を持つことに誇りを持つ

そういうことを感じながら
久しぶりに顔を出した太陽の下で植物とともにお茶する幸せ
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小食の練習

2011年07月20日 16時29分26秒 | 日記
ボケが怖いチャコちゃん先生
何故ならボケた暁に
「今日1回も食事をしていないわ」
と食事の後に言いそう

悪友達が
「少食を進める会の会長にチャコを推そう」
という

みんなで
「いろはにほえと」を3回唱えながら噛む
という食事の会をした

20年前アーユルベーダーの勉強をしているとき
100回噛んで飲み込むというのを習慣としていた時期がある
しかも今人参いま南瓜
と食べるものを認識して静かに食する

その他にオイルマッサージを受けて体の細胞を生き返らせた
こういう習慣は10年続いた
普通の方ならいまも多分続けているだろう
しかしチャコちゃん先生目が卑しいので
いつの間にか少しずつ戒律を破りもとの木阿弥になっている

それでも続けていることがある

① 朝は6時には起きる
② タングスレバーで舌ごけを取る
③ お湯を飲む 沸かし方は自著「節約精神」にある
④ シャワーを浴びる
⑤ 軽い果物などの食事8時まで
⑥ お昼はその場で作ったものを戴く、白湯を飲みながら
⑦ 3時に甘いもの少々
⑧ 夜は8時過ぎたら食べない
⑨ 遅くとも11時までには就寝 理想は10時
⑩ 散歩をする

アレ結構アーユルヴェーダー続いているじゃん

しかし量がまったく守られていない
よく噛んでいない
時々アルコールも入る
コーヒーを飲むこともある
ケーキもあるな
肉を食することもある

①から⑩までのことが余り守れない日が続くと
諸事選択を間違うことが多くなる
宇宙とのリズムが不調和になるのだ

「コレから必ず食糧危機が訪れるので小食を習慣つけよう」
「小食になる早道は良く噛むこと」
「チャコあなたが一番食べるからね人類の存続のために小食になりなさい」
「ハイ」

本当に良く噛むとお腹が膨れる
しかし空腹が起きる
この空腹にはお湯が活躍

生きている限り食べる
その食べ物の危機が訪れようとしている

今日トマト5個ピーマン4個茄子一本採れた

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なでしこジャパンありがとう

2011年07月19日 13時05分03秒 | 日記
今年最高の贈り物
ドイツw杯は日本の国民に大きな喜びを与えてくれた
ドイツでは「沢の大会」という見出しも出たようだ
其れくらいキャプテン沢の活躍は素晴らしい
もちろんチームのメンバーみんなもーー

沢さんは15歳で日本代表選手になり代表歴18年
しかも男女を通じて最高の80ゴールという記録の持ち主

魂を突き動かす仕事をしている人の姿を
目の前で見せてくれた
純粋な生の歓喜を教えてくれた

自分の信じた道を行く自主自立の道の素晴らしさを教えてくれた

毎回全世界に向けて東北地震へ戴いた感謝の垂れ幕も
日本の国を背負って戦ってくれたことに深く感謝

その陰で
牛肉のセシウム検出問題がクローズアップされている
これから食に対してもっともっと危険な問題が出てくると思う
政府は簡単に
「輸入肉を食べましょう、輸入野菜を食べましょう」
といってくるに違いない

ウソの多い無責任な政府に対して
全くうそのないなでしこジャパンの存在が
私たちにこれから目指す日本を示していると思う
国民は元気に一所懸命生活していることが全世界のひとに
分かっていただけたと思う

なでしこジャパンが重苦しい日本に光を与えてくれた
ありがとう

「ワタシもなでしこジャパンのように諦めず頑張る」
オバか
キャプテンは自ら動きながら先を見て勝負する
其れがリーダー
それのできないアンタは一日も早くフエイドアウトして欲しい



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赤い靴

2011年07月18日 11時22分21秒 | 日記
映画「赤い靴」を見る
子供のころ中姉さんのデートの出しに連れて行かれ
最もこの二人のお陰で当時の西洋映画は欠かさず見た

その中でもこの赤い靴は
丁度アンデルセンの「赤い靴」の童話を読んだ後だったので
怖くて行きたくなかった
アンデルセンって今読むと本当に怖い童話が多い

まそれはともかく
ぜんざいをご馳走するという食べ物に釣られ
もうこの時から食べ物に釣られるとノーと言えないチャコちゃん先生が居る

イヤイヤ映画館に入ったが
とても感動したらしい
筋は覚えていないがその感動の感覚と赤い靴が脳裏に焼きついている
赤い靴=モイラーシアラーと頭に隅の残っていた

前振りはこの辺で
1948年に製作されたこの映画をデジタル化してうまれかわって公演
日本には1951年に来て大変な人気を呼んだ映画だ

テーマは
恋と仕事どちらを取る
という普遍のテーマなのだが
今回見てわかったのはとにかく超一流のスタッフの作った映画だった
ということ
イギリスのロイヤルバレー団とロイヤルフイルフアモニー管弦楽団が
古典バレーを美しく見せてくれる
特に若きプリナ、モイラー・シアラーの可愛さと柔軟性のある
伸びやかな踊りが素晴らしい

そしてなんと
この当時のバレエダンサーはみんなふっくらしていて人間らしい
今のバレリーナーはこの人たちと比較すると「ひもの」の体型

バーでレッスンするときなど
「へーあんなに太い足の人が多い」
と思っているが
イザ舞台に立つとその伸びやかでしなやかな動きに圧倒される
美しい

60年の時代の中でこんなにも女の体型が変わるのだと感慨無量

映画は芸術を追求するバレー団の主宰者
世界的バレリーナーを目指しながら「赤い靴」の作曲家と
恋に落ちたプリマ
純粋に人を愛していきたいと願う「赤い靴」の作曲家

踊りたい、恋人と一緒にいたい
この二つの心模様に揺れてどちらをとることもできず結果はーー「赤い靴」

芸術も恋もその純粋な衝動は人間の生への衝動
しかしいま
魂を突き動かすような恋に出会えている人はいるのだろうか
魂を揺るがす自分の仕事に出会えている人はいるのだろうか
純粋な生の歓喜を求めている人はいるのだろうか

モイラーシアラーの「ホフマン物語り」も観たい
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シンコを食べた

2011年07月17日 10時45分55秒 | 日記
昨日の「マナー・コスモス」は
「シンコを食べる会」
恵比寿の「ほし」さんのお店に行ってきた

もう言葉が無い
旨い!

1カンずつ心をこめて握ってくれる
お醤油など全くつけず魚とご飯の兼ね合いの旨さ

シンコ初めてという方も
シンコ通の方もみんなうなっていた

チャコちゃん先生も
「コハダコハダ、あなごあなご」
と自分勝手な食べ方をしていたが
この日は星さんの出すものを黙って食したが

すしというのはこうやって出されたものを味あうものだと
改めて目からウロコ

星さんのこだわりにもっと理解を示さないといけないとも思った
あえてご飯というがコレは福井県鯖江の契約農家の米
シンコがくるまれたシャリを口の中にいれ
シンコの酢加減など味わいながら噛む
そうすると微妙に米が口の中に残り
その味がまた楽しめる

旬のものを旬にだすということを目標にしているので
一つ一つの材料が新鮮で美味しい

最後の口直しに出されたかんぴょうまき
コレも絶品
かんぴょうも吟味されているのだがその味付けが
香りのいい海苔と例のシャリとの調和で秀逸

「何があるか分からないから美味しいものはおいしく戴きましょう」
とわけのわからない弁解をしつつ
みんな大満足

いまさらながら
独り舞台の寿司芸術に日本人に生まれてよかった!
と思った

シンコは今のうち
恵比寿店「ほし」03-5420-9388 カウンター7席 個室喫煙5席
    恵比寿1-25-7 サングラーダ恵比寿1F 不定休

研究熱心な星廣幸氏
寿司の醍醐味を味合うために一度黙って彼の握る寿司を食する
コレが寿司の本当の味が分かる近道かもしれない
そう思った

恵比寿店は出来たばかりなので星さんはこちらに居ることが多い

同じ味の店が銀座にもある 星さんは火曜日に居る
銀座「天川」03-572-1633 銀座日光ホテルの裏 日祭日休

両方ともランチから入門するといいかも

イヤーー美味しかった!
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