チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

水の値段

2018年11月30日 17時14分23秒 | 日記
まさか水を買うなんてこと日本人は考えただろうか
少なくとも私は水を購入するのにはしばらく抵抗があった

最近は水の値段がバラバラ
それは中身の違いではなくボデイデザインによるらしい
水を持って歩くのは当たり前でもはや必需品
それでもまだ抵抗感じるチャコちゃん先生

ほとんど持ち歩かない
お店の水を何杯もお代わりする
外で着物を着てのラッパ飲みは気が引ける

ここのところ咳がでるので咳止めに水が必要なのだが
今は自動販売機でどこでも変えるので甘く考えている

「ころが今日は驚いた
ある劇場に行っていよいよ水だと思い自動販売機を探したが見当たらない
「水売ってるところありますか?」
と係の人に尋ねたら「売店」を指した
売店で水を所望したら奥からボトルを差し出し170円という
「エッ」
自動販売機で購入すれば120円だ

必需品だからいただく
そこへかねてからの知り合いの男性が
「どうした?」
「高いんでびっくり」
「僕買ってあげる」
こういうのは外で買ったがいいんだよと久しぶりのご挨拶が水の値段

挙げ句
「チャコは相変わらず経済観念が乏しいね」
と説教を食らう

一円のお父さんは10円 10円のお父さんは100円 100円のお父さんは10000円さん
小さいお金もお父さんを喜ばせるように子供を大事にすると僕みたいに金持ちになる
「ハイ」

#自動販売機 #劇場
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着物が繋ぐもの 58

2018年11月29日 17時07分05秒 | 日記
東京・京都着物の違い

東と西は着物の着方が違うだけではなく
季節の捉え方
組み合わせ
素材の選び方
色の好み
ああーーこうも違うのか

それが細かく細部までわかったのは祇園のお茶屋の女将安藤孝子に知り合ってから

ぎおんの「あんどう」に初めて染屋の社長に連れて行かれたとき
なんと感じの悪いことだったか
江戸女と聞かされたときから安藤孝子はほとんど私を無視
江戸の女は野暮ったいと思っているらしく話題にも入れてもらえぬ
30代そこそこの小娘が大手の会社の社長に接待を受けていることが気に食わないのか
銀座ではそんな仕打ちを受けたことがなかった
(西の女はめんどくさいなあ)

彼女がよみうりテレビの11PM初代司会者として名を馳たことは知っていた
しかし早寝のチャコちゃん先生余り見る機会がなかった
首をかしげておっとりした挨拶をちらりと見て終わりという感じ
だから「オセイジ」の一つも言えないでくの坊
それにこの歳で色々企画を成功させているので人に媚びない生意気さが相手に読めていたのだ
(後にそこが好きだと孝子はんいってくれた)

その時私の着物は泥染めの大島紬にその社長のところで染めた淡い紅色の撫子の染帯(今もある)
彼女は白っぽい着物に刺繍の帯をして華やいでいた
(ああーーこういう組み合わせが着物の醍醐味なのかとちょっとひるんでいた)

その後3回位顔を出したが対応は同じ
四回目一人で行き自腹で飲んだ
これが二人を一気に近づけた
京都は一見さんはお断りしかし続けていくとかくも態度が豹変

京女の着付けのいろはを手取り足取り教わった
なんたって3歳から着物を着続けている
ゆったりゆったり着付けていく
歩くときもゆったり草履の鼻緒もゆるい

その頃東京では「染めの着物に織の帯、織りの着物に染めの帯」という規則があった
しかし京都では染めの着物にも染めの帯を合わせるのは当たり前
礼装には織り帯を組み合わせるので織の帯には質のいいものを選ぶ
振り袖に帯を花のようにする帯結びはしない

染帯は季節を表すだけではなく素材を楽しむ
一日だけの帯というのもありの世界
例えば大文字焼きの柄、招きの柄など
また特別仕立ての付け帯も多くの人が愛用している

帯を切って使うなんて東では考えられない時代だったのでその柔軟な考え方に共鳴
「お江戸の人は塩瀬がすきどすなあ」
京都では塩瀬は4・5月 その頃はちりめんの帯が少ない東京だが
京都では10・11月の染帯は縮緬

それ以来大の仲良し
少し前まではふたりでトークショーもしたが
辛口のつっこみは孝子はん
チャコちゃん先生はぼけ
見た目の全く違う中身の二人

#安藤孝子 #祇園 #縮緬 #チャコちゃん先生 #付け帯 #染帯 #11PM
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着物が繋ぐもの

2018年11月28日 18時21分07秒 | 日記
文楽人形の着付け

文楽では人形遣いがその役の人形の着付けを毎回するということを初めて知った
歌舞伎は着付師がちゃんと居て着付けていく
しかし文楽人形に関しては人形扱う人がそれぞれの思いを込めて着せていくのだ

その現場の写真を撮らせて頂いた
40を少し過ぎた吉田簑助さんにお願いしたところ快く引き受けてくださった
(それからのお付き合いだからチャコちゃん先生の文楽歴も長い)

それはさておき
国立小劇場での公演前日に撮影は行われたのでその時の演目「心中宵庚申」のお千代の衣装ごしらえ

あの有名な「いまごろはんべえさんどこでどうしているかいなあ」と切なく身を捩る仕草が文楽フアンの胸を絞る
簑助師匠の名演技がなお涙をそそる場面

人形ごしらえは町方女房「お千代」衣裳は三回着替える
あの名場面は茄子紺の地色に白い小花の小紋
夫を思いながらせつなさ、愛しさ、哀れさなどを表現する
その時の顔の表情は下膨れのほうが顎の表情が出しやすいということで首(かしら)は下膨れで目はぱっちり

肩と顎で物思いに耽る仕草
そのため衿の抜き具合に工夫がある
前襟を詰めて後ろ襟をu字に抜く
そのために後ろ襟は肩に縫い付けておく

髪をなでつけるときは胸を張ると仕草に色気が出る
半襟は真綿を入れてたっぷり出し襟あわせを下の方ですることで胸の膨らみに品が出る

悔しさ悲しさは表で表さず長襦袢の袖を噛みしめる
そのため長襦袢の色は着物とよく合うようにこの場合茄子紺の地色に合わせて藤紫を使う

夫の半兵衛と心中をするときは「グンジョウジマ」のきものに着替え、中には白装束の下着を重ねている
襟をきちんと合わせ胸もあまり膨らみを強調しない着付けになる

着付けをしている簑助さんはお千代になりきっていて
胴串の中に頭を入れたら
お千代さんがいきなり話し出すくらいのリアル感があった

鏡の前でいろんな仕草を重ね
すこしでも気になる所があれば着物を脱いでやり直す

その他にも芸者の仕草
着付けるときに肩の線が重要とばかり方をいろいろ動かしながらきものを胴串にとじていく
肩を落とし胸を差し出すようにすると芸者の色気が出る
心の中を訴えたいときは
左肩を落とし背筋を伸ばすことで後ろ姿に華がでる

説明を受けながら
一コマ一コマ撮影をした日々はその後の着物の着方に大きなヒントを与えてくれた
自分の着物姿に疑問を感じたときいつもこの時の写真をもう一度見直している
きものサロンで19ページに及ぶ特集だった

#文楽 #吉田簑助 #心中宵庚申 #お千代 #胴串 #湯文字 きものサロン
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蚕も放射線で育つ

2018年11月27日 20時07分14秒 | 日記
本日はホルミシス学会の勉強会に出席した
人にミトコンドリアの大切さがしみじみわかった!
命の最小限の細胞
その細胞を強くするにはミトコンドリアが必要
がん細胞はミトコンドリアで防げる

それは免疫を上げること
それには体を酸化させないこと
衣食住すべてにおいて自然を大切にして免疫力を高める


日本とヨーロッパの医学の本流は自然が基本であった

放射線ホルミシスはミトコンドリを活発にする
生活習慣、考え方というより生き方の問題もある
とてもとても納得する発表の数々
その中で
蚕にも放射線を当てて育てたら通常の蚕よりひとまわり大きくなって桑の葉もりもりの食欲、とても元気な蚕が育った
まだ繭をつくるまでにはいっていないようである

なんだか頭の切り替えが必要になって来たように思う
早速実験大学に取材に行くつもり

なお
このミトコンドリアのお話会
12月1日(土曜日)13時と15時の二回に分けて
ホルミシスマットの発案者西川氏に分かりやすく説明していただきます
会費千円
場所秋桜舎 新宿区西新宿4ー32ー6ー1306 TEL03ー5350ー4261
お待ちしています

#ミトコンドリア #放射線 #細胞 #蚕 #繭 #ホルミシス #秋桜舎
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着物が繋ぐもの 57

2018年11月26日 20時18分41秒 | 日記
着付けの取材は僧侶の着付けというのも有った
当時よく伺っていた京都の大徳寺であらゆる着付けの写真を撮らせていただいた
襟しか表には見えない白衣にもこだわりがあり
結城紬の白生地を好んでいた方もいた

この着付けでは動きと着付けの連動
どういう動きをするか
信者に自分をどう見せていくかという職業によって見せるものが違うということがとても新鮮な驚きであった(あたり前なのだが)

前の雑誌でフアッションのページを担当していてまたショーにも良く出かけ
いかに見せるか自己主張をどういう形でするか
そのためには何を強調するのか
自己表現を嫌という程見せられたけど

それは僧侶の中にもあり「袈裟」に各段階が現れていた
袈裟といえば九条袈裟が一番偉い方の正装になる
その丈つまり寸法は打掛と同じ寸法
打掛は丸帯と同じ寸法でもあるので日本の和装のなんと合理的なことかと関心しきり

この時
芝の増上寺に和宮の九条袈裟が残っているということで即取材

皇女和宮には異常に関心を持っていて、その頃和宮の棺が開けられ胸に持っていた写真が一瞬のうちにその写っていた人の姿を消したというので
和宮15歳で輿入れの決まっていた有栖川親王の写真ではないかと取りざたされていた

明治維新で最も大切な公武合体のために皇室から徳川家に降嫁し徳川家茂の奥方になり世の中を鎮めるお役をなさったので
多くの人たちはイヤイヤ結婚されたのだという認識であった

ところが取材を進めると仲の良いご夫婦で常に一緒に行動をしていることが日記に書かれていた
家茂が庭に降りようとすると和宮が先にすっと降りて家茂の草履を揃えるとか
お付きの人たちの書き記した書の中のお二人は微笑ましい若夫婦

家茂が長州征伐の為大阪に遠征することになり
「宮、都の土産は何がいい?」
「できたら西陣の打掛を」とおねだりしている様子も読める

しかしお二人の幸せは続かずー4年ー家茂21歳の若さで旅先で帰らぬ人となる

和宮はその知らせを聞くとすぐ薙髪し髪を家茂の棺に納めた
その後
和宮の元へ家持が依頼した打掛が届く
和宮は
「空蝉の唐織り衣なにかせん
あやもにしきも君ありてこそ」
と詠んで増上寺に寄贈

増上寺では和宮の生誕日(5月10日)と9月2日の命日に大僧正がお召しになって居ます
(昨今のニュースは確かめてください)

和宮は32歳でこの世を去りますが静観院として家茂の供養を続けていらっしゃいました

その撮影の折和宮の
ご衣裳も見せていただきそのお品の良さに見惚れたものです

#和宮 #袈裟 #家茂 #公武合体 #増上寺 #大僧正 #九条袈裟 #うち掛け#長征征伐 #明治維新
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三の酉

2018年11月25日 22時44分42秒 | 日記
昔から三の酉まである年は家事が多いと言われていた
そしてもっと寒かった様に思う
酉の市に行き冷やかして
日めくりを購入しおでんを食べて帰るというのが習慣だった

いつのまにか
新宿の花園神社になり
さらに近くの熊野神社に詣でるということになってしまった

だんだん億劫になり遠くまではもう勘弁という感じ

こうやって行動半径が狭まっていくのだろう
そのかわり近所の神社とは大の仲良しになり逆に神様に近づいた感じもする
おでんも自家用中身も吟味する

自分は歳を重ねてもそんなに変わらないと思っていたけど変わるものだわ
変わることを受け入れることも必要かも

すっかり紅葉をした公園を歩く
お父さんが小さい子を連れて遊んでいる
お母さんはきっと夕飯の支度だ
そういう家族の団欒が寒い日には心温まる

夕焼けも美しいビルの谷間にいても茜さす夕焼けが空を染めている
「この街も随分変わったね」
あの果物屋も豆腐屋も魚屋も畳屋も雑貨屋もみんな消えた
おじさんおばさんたちが元気な頃は子供達も駆け回っていた

人の気配がなくなり
自動車のヘッドライトばかりが目につく
でもこの街から離れない
一歩裏道に入ると昔なじみのお店でおしゃべりができる
そうだべったら買った。この時期に美味しい
人形町まで買出ししていたのも今は昔

秋って
こんな気持ちになるのだわね
風邪も80%抜けた
咳のしすぎで横腹が痛い

さあ明日からは風邪を吹き飛ばして楽しもうと
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コスモスXparty

2018年11月24日 22時46分52秒 | 日記
1ヶ月早いクリスマスパーティが終わった
翌々年数を数えてみたら20回目
毎年期待されているのでやり続けているが
私自身もとても楽しい
集まる人々のそれぞれの成長を見るのも嬉しい事
何よりみんなの笑顔がいいー一番いい
この笑顔のおかげでまた一年元気に過ごす

チャコちゃん先生は
日本に誇れるものは
天皇陛下と着物と思っている

しかし
憲法7条で天皇制が危うい様子を呈して来た
23日の新嘗祭も「勤労感謝の日」となっている
この日は戦前は国民みんなが五穀豊穣を祝い
天皇陛下は高祖神に対し五穀豊穣のお礼と国民の幸せ国家の安泰世界の平和を祈る

それは国家としての祈りであった
しかし第7条憲法によるとそれは天皇陛下個人の行事となってしまっている

そうすると当然来年行われる大嘗祭も個人の祭祀となり国は知らんよとなってもおかしくない

皇室も着物も今危うい存在として日本に残る

伝えるべきことを伝えなくて「なくなるものは宇宙の意思だから」
という人もいるがそれは違う様に思う

伝えなければ行けないことと
伝えr必要のないものとがこの世にある
それをどう見極めていくかも生きている私たちの役目ではないかしら

着物姿で笑顔の絶えないみんなを見ていて
着物を絶やしては行けないとつくづく思った
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着物が繫ぐもの 56

2018年11月23日 15時47分39秒 | 日記
着物を着た人たちの着方の取材は非常に有意義だった
芸者、藝妓、舞妓の着方の次は能装束の取材
いろんな役柄によって着方が全く違う
その中でもっとも参考になったのが
裾の合わせ方
そして上前のはね方

着物の着方においては裾はぴっちり 上はゆったりこれが美しい着物姿の基本
このことは文学座の杉村春子さんを取材したときコンコンと説明を受けた
杉村さんの舞台を見たとき
鏡のない舞台上で着物をスルスルと脱ぎまたぱっぱと着ていく
その仕草の素早さと体の動きのしなやかさに見とれた
しかもセリフを言いながらだーーー

そしてすぐ取材を申し込み
鏡のない場所での着付けのコツを教えていただいた
余談だがその時私が着ていた上田縞の着物をいたく気に入ってくれて
「あなたに任せるので私に似合うのを見繕ってきてね」
と言われ小岩井さんのところに行き2本ほど見て文学座に行った

「困ったな両方共捨てがたい、こんな二反ともいいという選び方しちゃあいけないわよ」
と笑いながら何回も肩に反物をあててみていたが
「両方いただくわ、こういう手仕事のものは二度めぐりあうことがないのよね、今までの経験から」
その後ずっと長らく上田縞を愛用していらした
映画に出るときも自前の上田縞を見ることがあった

その時
「自分の体の細部を知っていれば手が自然に動いて着物が勝手に体についてくるものよ」
変に鏡に頼るから手がお留守になって、その上シワが出た、弛んだなど細かいところに目がいき
結局自分らしさの着方になって、着物を着るのが億劫になる

自分の体を知ることは
正しい骨に位値を知ることだとも教えていただいた

舞台上で着るからには見ている人の気持ちも察して美しい動きをしなければ行けない
「練習をするんですか?」
「というよりいつも着物を着ていくとき第三者の目を意識しているということかな」
「特に男の人の目を意識するといいですかね」
「ハハハおっしゃいますわね、それは一番美しく着るコツになるかもね」

能装束では襟を立てて着るというコツを教わった
特に男の人の場合襟を立ててきたほうが男っぽく格好がいい
女の人が着せてしまうとついつい襟を寝せるので男が女っぽくなってしまう
そう着たい人は別だがーー

襟を立てるコツは鎖骨にあった
また上前を美しく跳ね上げる方法は骨盤の位値に布をどう巻きつけるかにあった

着付けは奥が深い (続く)

# 骨盤 #鎖骨 #襟 #杉村春子 #能装束 #上田縞 #文学座

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風邪をひく

2018年11月22日 19時28分00秒 | 日記
咳は体の骨を矯正するのだそうな
咳止めは飲んではいけない
せっかく自然が矯正をはかろうとおもっている計画を止めることになるから

熱も下げない方が良い
全てなすがまま自然に任せておけば良い

こうやって育ったチャコちゃん先生、滅多に医者にはいかない
医者といえば歯医者だ

風邪をひくと早く休もうとするので嬉しい
何はともあれお風呂に入って休む

お風呂はダメ
にんにく食べなさい
栄養を取りなさい

様々なお言葉をいろんな方にいただく

私が風邪をひくときは必ず食べ過ぎたとき
おなっかが横に膨れたら要注意!

一昨日と昨日は目が卑しいので見るものすべて食べてしまった
動けないくらい満腹

やはり予定通り風邪をひいてしまった
食べないで寝よう

最近不食の人の話を聞く機会が多いが
食べないと時間もでき頭もクリアになりいい仕事ができるという方ばかり

風邪をチャンスと不食の道に入ろうかなどフと思う
無理だろうなーーー
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初雪初雪

2018年11月21日 21時59分24秒 | 日記
秋田と岩手の間の山中で初雪にあった
秋が駆け足で去って行く
葉が落ちた木の枝に雪の花が咲き華やかな景色を見せてくれる
雪の降りはじめは美しい
しかしずっと積もってしまうと一気に気が重くなる

この辺りは炭鉱で賑わった場所だがね
と土地の人が語ってくれるが
集落の家々には人影もない
静かというより廃墟だ

田畑は雑草が伸び放題
そこに雪が積もる
なんともやりきれない世界がそこにある

田舎でも「昔栄えた」というフレーズがなければ朽ち果てた藁葺き屋根も見方が変わる

世の中がどんどん変わっていき
その中で日本という国もおぼつかない
日本の国に日本人として生まれたことにチャコちゃん先生は誇りを持っている
だからこそ日本の未来をしっかりとさせたい

日本人の誇りは何かしらとお茶をいただきながら長老に尋ねる
「天皇様がいらっしゃることよ」
実に明快だ!

そうだ凹んでる暇はない
来年の大嘗祭に向けてチャコちゃん先生微々たることだけど関連した仕事をさせていただいている
そのことを誇りに思う

そういう話を伝えると
「そんな尊いことに関連している人と話ができただけで冥土の土産ができた。と喜んでくれる

日本人にとって世界のどこにも存在しない綿々と続いている家柄の天皇陛下の存在、これこそたった一つであっても日本が誇れることだ

もっともっと研究をしようと心に誓った雪の中
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