本日は夏越の祓(なごしのはらえ)
一年のちょうど半分を過ぎて、犯した罪汚れをはらっていただく
日本って神様は大きく許してくださる
もともと伊弉諾尊が黄泉の国から戻ってきて身についた汚れをはらったことから来ている神事という
水で清められるという考え方はに日本人独特らしい
このときの祝詞は「水無月の夏越の祓する人は千歳の命延ぶるなり」というのだそうで、母に連れられて茅の輪をくぐったとき教わった
こういう幼いころの習慣は何か続けないと物忘れしたような気分になり気持ちが落ち着かない
もちろん親はそのつもりであろうけど、その日が来ると母との茅の輪くぐりの様子を思い出すのだから
もっともこの後の「水無月」菓子も目当てだし、小豆好きはこういうところから植え付けられているのかもしれない
前夜から小豆を水でふやかして、朝から煮て姉たちとともに作る
夜の水無月ご飯もいい、土用のウナギは大流行だが、こちらはてんぷら、大麻の葉の上に大きなエビをにひきまーるくさらに盛り、丸の中に芋の黄色、野菜の青、ニンジンの赤、ごぼうの黒、玉ねぎの白を入れる
なんで?みんなが健康になるように
ということしか聞いていない
そのあと大麻の葉でつくった幣に、墨で自分の名前を書き、悪いことをしたことを書いてごめんなさい、と言いながら川に流す
「誰かに読まれる」
「読む人は神様だけ」
「はい」
というわけで本日は17時から夏越の祓の神事に参加
7月からは大変化がありそうな世界、ますます自分の軸をしっかりしておこうと思う