どうやら世界の大掃除が終わりに近づいているらしい
9歳で終戦を迎えたチャ子ちゃん先生
戦前戦中戦後を見てきた
末っ子に生まれたので、いつも大人たちの本音の話を聞きながらそばで遊んでいた
日本流の民主主義というものは、すべては合議、すなわち「談合」であることを知った。多数決ではない、とことん話し合う
最後の決め手は「神」平ったくいえばお天道さまだ
広い宇宙から見て正しいと思われることを進める、それが大人たちの民主主義だった
誰かが中心になって命令することはない
しかし決めたことは、誰でもきちんと守る
日本は昔からそう縄文の時代から男女平等で、男の役目女の役目、老人の役目、若人の役目とそれぞれがの「お役」が決まっていたのだ
その役を全うする人が尊敬されていた
国を整えていくのに規律をいろいろ作ってはいるが
八百万の神たちに背くことは恥なのだ
この八百万の神の存在が日本人を特別な人間として作っていると思う
日本人は自分で自覚してなくても、みんな自分自身の中に神を宿している
其の神に恥じるようなことをすると苦しんだり悩んだりする
苦しみも悩みもすべて自分が原因であることも知っている
「恥」を最も嫌う民族だ
明治維新で西洋文化を取り入れ、日本人独特の文化を忘れ、大東亜戦争敗戦後は多くの文化を失ってしまった
複雑で他国の人には理解不能の高貴な民族ゆえに、征服も、植民地にもならずにすんでいたのだが、今は違う
地球を美しくし、そこに生活する生命ある者たちが平和に安心して暮らせる世界が、やっと見えてきているが
母屋を明け渡した日本は大掃除が一番最後になったらしい
拝金主義をやめて「自分自身の崇高な魂」に気づく時が来ている
今は瀕死の状態だが、日本人だものきっと創生する
大掃除は俯瞰してみて居よう