チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

老いる

2018年07月31日 07時45分03秒 | 日記
市ヶ谷時代のスタッフは今丁度親の介護の歳になっている
時々顔を見せて介護の話をしてくれる
こちらは笑って聞いているけど
現場はそんなものではない

しかし介護している方も笑って話すしかないのも現状

幸いチャコちゃん先生は親の介護をしなくてすんだ
実の親は介護の間もなくなくなったし
姑は義理の妹が誠心誠意引き受けていて
旅行に連れ出す役目をしていただけ
最後までしっかりしていたので介護というものの本質がわかっていない

友人が、同級生が介護の話をしても他人事だった
しかし自分が介護を受ける年齢になった今どう死んでいくかを考える

老いるというのは死に方を演出するのかもしれない
死んでいく自分を考えた時
最後まで生涯現役でいたいと思う

美容院でシャンプー・ブローをしたあとちょっと横になると言ってそのまま逝った
姉のように
その日の昼間まで自分の仕事である茶道のお弟子さんの稽古をみていた

仕事を持つことはそういう姿勢が必要なのかもしれない

老いの毎日も赤ちゃんの生まれ落ちた毎日と同じように
丁寧に生きなければーーーと昨今思う
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セミナー

2018年07月30日 07時31分43秒 | 日記
8月5・6日セミナーをする
5日は定員になり6日のみ

ここ何十年もセミナーを開催してきた
その最たるものは「比佐子つれづれ」
毎月第4土曜日で40年続けた

しかし今変化の兆し
39年会費3000円を今年になって5000円に値上げ
それを期にぱったり人が減った

それはお金のことではない
人々の気持ちの変化にチャコちゃん先生が気づいていなかっただけ
たまたま値上げの変化がそのまま「もういいや」というスイッチを押してしまった

ここ1ヶ月今の時代のセミナーのことを知りたくて
いろんなセミナーに出たり、そのものズバリ「セミナー講師になるには」
というセミナーに出席したりしている

そしてわかったことは
チャコちゃん先生のセミナーは今の時代に合わない
ただ一生懸命情報を伝えることだけに専念していたのだ
今は「学ぶ」ことより
この情報を受け取ったらどんな未来が自分に訪れるのか
そういうところまで構築して、初めてセミナーと呼べるのだという

しかも
何を伝えるかではなく
どうしたら楽しい未来を受け取れるか
そして其処に集まる仲間たちとのkminiteiを構築できるかだという

大手広告会社にセットされただ壇上に登って自分の体験を話す時代から
誰かが集客をし取材し体験したことを情報として話す
そして今は自分で集客をし、集まる人の未来を楽しくすることをを構築し体験してもらう
チャコちゃん先生混乱しているけど楽しい未来を自分が体験しているのかもしれない
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台風の進行状態

2018年07月28日 11時37分04秒 | 日記
今回の台風は通常と違う行動をとっているそうだ
天気図を見ると八丈島のあたりから
グイグイーーンと西にカーブを切った

その姿を見て
この時代人は今までの方針習慣を見直したり変えたりすることを
自然は示唆しているのではないかと思った

「習慣性の歪み」
という言葉がある
習慣を身につけることを良しとした教育がカチカチの形にハマった人間を数多く作ったのかもしれない
この台風はその習慣の見直しを迫っていると感じる

なにもかも本当にすごい変化の毎日
家柄、学歴、経験、肩書、なんの意味を持たない時代に突入したようだ

その人の「素」が問題か
それは誰でもが持っている「魂」の磨き方になってくるのかな
最後はーーー

台風の航路を見ながら考える(笑)
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どん底を味わっている

2018年07月27日 14時28分07秒 | 日記
5年前から「どん底を味わっている」と思っていたけど
そんなのドンドコではなかった
底まで落ちていなかった

チャコちゃん先生は6歳の時臨死体験をしている
そのときすり鉢の底に急速で連れて行かれ
その時の苦しかったこと!
今でも覚えている
ストンと底に着地したらにわかに明るくて開放的で空気が美味しく
胸いっぱいに空気を吸っていたら
色とりどりのひなげしの花畑に寝転んでいた

やおら起き上がって周囲を眺めていたら
はるか向こうに小川が見えて船が浮いていた
其処に行こうと駈けていたら
後ろから「ひさこーひさちゃんーブーこーひさこちゃん」
と呼ぶ声に思わず振り返ったら布団の中で目がさめ

両親を始め姉や兄近くのおばさんやおじさんお医者さん
皆が顔を覗き込んでいた

これを臨死体験というものだと理解したのはおとなになってからで
この事を話したのはよく遊びに行っていたお寺の和尚さんにだけ
「いい夢見たね忘れなさい」と言われて忘れていた

この体験からチャコちゃん先生は
どん底にはたくさんのギフトがあると確信している
そしてどん底から飛び上がった暁には
素晴らしい景色に迎えられるーーーーと

だから今このどん底にも期待を持って息をしている
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湯文字

2018年07月26日 07時07分27秒 | 日記
昨日は山口から日帰りで湯文字体験にいらしたIさん
「湯文字の良さを直接体験して洋服の下着としても活用できるデザインを考えて世に広めたい」
とおっしゃる

嬉しいこと!
着物を着る人だけがこの特権を手に入れているのも申し訳ない

湯文字を「その気」で身につけなくなってから100年位立っていると思う

湯文字をつけると
すべての骨が正常に戻る
赤ちゃんのときのように無理なく骨が動く

だからこそ
100年前の女性は「生理帯」など必要なかった
尿意のように感じたらそのまま厠に駆け込む

だから子宮や卵巣などのましてや乳がんなど女性の病気にはかからなかった
チャコちゃん先生が36歳の時
当時80歳以上の100人の女に取材してわかったことだ

そして昨日わかった
本当の湯文字の良さや賢さを知っているのは
今やチャコちゃん先生だけになったのだとーーー

先人たちが残した良きものはなんとしても繋いでいかねば

日本全国を行脚しようかな
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いい人を演じる

2018年07月25日 06時59分08秒 | 日記
ついいい人を演じてしまう

引っ込むという癖がある

叩かれるという怖さを避けたい

安全な場所にいたい

しかしやっていることは

つねに行動的

常に危険なところにいる

このちぐはぐな生き方のずれが今やって来た

どこの岸にたどり着くのか

不安定な生き方を感じることが安定に近づく事かもしれない

久しぶりの雨上がりの朝

自分を顧みる
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大暑

2018年07月24日 07時18分52秒 | 日記
昨日から大暑
その前から酷暑であったが
この先どれだけ気温が上がるのか

沖縄の友人から知らされてきたが石垣島27度
「コンな涼しい夏は初めて」
「こちら40度」

2020年のオリンピックやれるのかしら
と話し合う

しかしながら着物は涼しい
夏の浴衣はいいと人は言うが
チャコちゃん先生は浴衣は苦手
巧妙く着ることができない

きちんと下着をつけて
ちゃんと長襦袢を着て更に定位置に帯を締めて
というオーソドックスな着方が安定する

苦手なのは
浴衣の他に羽織
この2つを上手に着ることができたら着物も卒業できる

大暑はあと15日続き
そして立秋となる
そうすると残暑か
今年は秋が早まるのだろうか

いいこともあるトマトが美味しいスイカが甘い
太陽のエネルギーがいっぱい
暑くていいこともある
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歯医者通いの帯枕

2018年07月23日 06時43分58秒 | 日記
相撲が始まるとどういうわけか歯医者通いとなる
昨日千秋楽だったのでヤレヤレ無事過ごせた
と思いきや
今朝歯を磨いていたらポロリ
しかもうちは古い洗面で水と一緒に水槽の穴に引き込まれていった

ぽろりと落ちた歯を持っていけば
その歯を入れてもらえるが
これはなくなったので新しく作るしかない
ふーーー

ああーー
と嘆くそばから
「いやいや何か悪いものが落ちてくれたんだありがとうありがとう」
なんて思ってニコニコしている
てんねん

いづれすべての歯が落ちてしまうのだろう
父母は歯が丈夫だった
姉兄も歯医者通いはしていなかった
ということは遺伝ではなくチャコちゃん先生の手入れの問題か
いや食べ物が悪いのか

硬いものが好き
特にせんべい、落花生などのナッツ類
そういうのを食べられなくなったらこんな悲しいことはない

あまりにも歯医者に行く頻度が高いので
帯枕を工夫
芯に赤松のチップを入れ絹の布で巻いている
この帯枕は長時間の飛行機の旅にも絶対の相棒

歯医者通いが新製品を生んだ
すごいね
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残りものには福がある

2018年07月22日 06時19分56秒 | 日記
弟子の結婚式だった
お互いに50代しかも初婚
従来結婚とは子孫の繁栄が主たる目的で
一人ひとりの好みは関係なく
若くて子供を設け
その子供を育てながら
一緒に過ごしているうちに「愛」は生まれてくると言うことだった

もちろん今もそういう結婚は多い
しかし
本当に一緒にいたい相手と結ばれることがこれほど幸せなことはない
と昨日痛切に感じた

新婦の弾けるような喜び
新郎の輝かしい自信

知り合って数ヶ月でともに一生を過ごす決心をした
それができたのはお互いに「人を見る目」がそして「自分の居心地の良さ」が
瞬時にわかったからだ
それはお互いの人生経験によるものだと思う

結婚という形態も人それぞれでいいのだとつくづく思える

周囲の言動に動かされることなく
きちんと自分の道を見つけて相手を待つ
ただ待つだけではなく
相手を探す行動も必要

しかし結婚披露宴はみんなの波動が高まって幸せなエネルギーに包まれる
昔の結婚は3日3晩かけて最後は無礼講だったた時代があるが
お互い振動数がたかまって活力が上がったのだろう
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大嘗祭のこと1

2018年07月21日 08時27分28秒 | 日記
来年の大嘗祭で忌部の当主三木信夫さんが天皇陛下の「あらたえ」を作るのだが
昨日はゆっくり三木さんと打ち合わせ
「これからピッタリくっついて取材しますからね」
「オーー怖いわ」
と言われながら細かい打ち合わせ

三木当主との出会いは7年前に遡るが
徳島で行われた大麻のトークショーで初対面
懇親会で隣り合わせの席順でお酒を酌み交わしながらすっかり意気投合
しかも同じドシということがわかって更に盛り上がった

しっかり取材をさせていただいたのは一昨年
それは「ヘンプライフ」という雑誌に掲載
日本の古代がわかり
また三木家には古文書が豊富でそれを紐解くうち
日本は素晴らしい国であると新たに発見しワクワクドキドキする

そして昨日
中谷比佐子著 監修三木信夫という骨格が決まり
8月から本格的な取材のスタート

未知の日本を知るってこんなにワクワクすることなのかと
「やはり日本人でよかった」
と胸ときめかすチャコちゃん先生
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