゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

ウンチクがんちく「パンの世界⑦」

2008-12-27 11:37:21 | うんちく・小ネタ

パン教室「カフェ・タブリエ」主宰 森本 まと゜か                                         シュト-レン熟成味わい深く

100_1041 12月になるとパン屋の店頭に並ぶことが多い                              のが、ドイツの伝統的なクリスマスの発酵菓子                              「シュト-レン」。バタ-と洋酒漬けのドライフル                              -ツをたっぷり練り込んだリッチなパンで、熱い                              紅茶に合います。見た目は砂糖に覆われた細長いパンですが、中                  はフル-ツやナッツがずっしり。冬に果物が手に入らない時代は貴                              重な栄養源だったでしょう。昔の母親は地方から都会へ働きに出た                             子どもに、心をこめてシュクリ-ムを作ったと聞きました。私も夏の終                             わりに、オレンジビ-ルやレ-ズン、イチジクなどを赤ワイン、ラム酒、                            ブランデ-などで漬け込みました。お伝えできないのが残念なほど                              素晴らしい香りです。シュト-レンは約160度のオ-プンで1時間以                             上、しっかり火を通し、溶かしたバタ-のな中を3回ほどくぐらせ、パ                              ンの表面に油の膜を作ります。バタ-がなじんだら、キリストの産着                              に見立てた砂糖をまぶし、涼しい所で2、3日乾燥させラッピングしま                             す。すぐ食べるより、何日か熟成させた方が断然おいしいです。12                             月に入ると少しずつ薄切りにし、クリスマスまで食べ進めます。わが                             家でも11月に焼いたシュト-レンがそろそろ登場します。師走を実                             感する風物詩です。

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