糖尿病や高血圧状態が継続すると、二次疾患が発症し命取りになる!?
血管内に糖分が一定以上滞留し消費されない体質になる。増減はあっても、基準値内に収まっていると正常体で生活習慣病を罹患することは回避できます。
糖尿病と診断されると、遅くても5~10年以内に二次疾患を発症し命取りになる確率が非常に高いということです。
体内で起きていることは、自覚がありません。
血管内に滞留している糖分量が多いということは、糖分の質が劣化し体内の必要な部位への供給が遅延する。
結果として、血管や血管壁に悪影響を及ぼし変異する。狭窄やコブを現出し、高い圧力で破裂する。脳で起これば、その状態により脳梗塞、脳卒中であり心臓付近で起これば心不全、心筋梗塞などを引きおこはます。時間との関連で助かる確率は微少とのことでず。
なぜ高血糖や高血圧タイプへ変遷するのか・・・
- 糖分を体内で消費する方法は二通りあります。
- 食事を取ると、当然血管内の糖分値は急速に上昇します。これをエネルギー源として血管内で消費されます。
- もう一方、筋肉のAMPキナーゼが働きこちらでも消費します。
若く良質な筋肉を保有していると、AMPキナーゼの分泌も活性化されているので糖分の消費がバランスよく行われています。
ところが、成長期を過ぎ筋肉の質が下降する中年期の40代ごろからAMPキナーゼの分泌量が減り始めると消費バランスが崩れます。
食事に工夫を怠ったり、筋肉の活性化策も同様だと、血糖値の上昇をきたし危険ラインを維持したままの体質へ移行します。