゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

おやつ作りで脳活性化

2009-09-30 19:12:18 | 健康・病気

実験 小学3~4年で顕著=東北大・川島教授

100_7291 ホットケ-キなどのおやつを親子で作ると、子どもの脳の発達に好影響をもたらす-。こんなほのぼのとした研究結果を、東北大加齢医学研究所の川島隆太教授が森永製菓との共同実験で明らかにした。川島教授は、前頭前野と呼ばれる脳の額に近い部分が、思考力や創造性、やる気、集中力、学習能力、コミニュケ-ションなど、人間性の中心的な働きを担っていることに着目。近赤外線の照射で脳の血流量の変化を測定する「光トボグラフィ-」で、親と一緒にホットケ-キやおやつを作る幼稚園から小学校6年までの子ども計43人の前頭前野の活動ぶりを調べた。その結果、「泡たて器で混ぜる」や「めん棒で生地を延ばす」など、さまざまな場面で前頭前野が活性化。特に「卵を割る」「チョコレ-トで飾り付けをする」といったやや複雑な工程で強く反応しているのが確認された。年代別では、3~4年生で最も活性化していた。川島教授は「指先を使ったり、わくわくしたりする場面で最も活性化している。やさしすぎても難しすぎてもいけないが、小学校中学年にとっておやつ作りはほどよい難易度なのではないか」と指摘している。また、20~22歳の大学生約390人を対象にアンケ-トを実施したところ、子ども時代に親子でおやつ作りをした経験がある人は、ない人と比べて、大人になってから「人生に対する前向きな気持ち」や「自信」「近親者の支え」などの幸福感をより強く感じていることも分かった。

前頭前野 大脳の前部に位置する前頭葉のうち、額のすぐ内側の部分。認知、判断や感情の制御など、高次の精神活動を担う。酸素の消費量を測定する機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)や、血流量の変化を調べる近赤外線脳計測装置(光トボグラフィ-)などで活性化の程度を調べることができる。

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ガ-デンらいふ「早春に咲く球根植物」

2009-09-30 15:04:09 | ガ-デニング

雪解け後に豊かな彩り

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来春の庭をどうしょうか、考え始めた人もいるでしょう。ガ-デンデザインの中に、よく取り入れられるのが早春に咲く球根植物。雪解け後、まだ宿根草の花が咲く前の庭に、豊かな彩りを与えてくれます。植え時は10月中旬までがいいでしょう。今回はチュ-リップよりも早く咲く植物を紹介します。いずれも草丈が15㌢以下と低いので、できるだけ目に付く場所に植えたいものです。まずシクラメン・コウム。「シクラメンも球根なの?庭植えできるの?」と驚く人もいるかもしれません。立派な球根で種類によっては、庭で越冬します。コウムは花が早く、雪解け直後から花が見られます。白い清そな花を咲かせるスノ-ドロップも、初々しく春を告げてくれます。一重と八重の花があります。またチオノドクサは白、紫、青など、華やかな花色が魅力。定番のクロッカスは数種類を植え込むと、庭が明るくなります。球根植物は一般に春は日当たりがよく、夏は木陰になるような落葉樹の下などを好みます。ある程度の数を植えて、春一番の庭を楽しんでください。(花新聞ほっかいどう)

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かゆみ 頭頂部で感じます

2009-09-28 18:07:30 | ニュース

生理学研 脳内の反応部位を特定

100_7289 「かゆみ」を感じる脳の部位を自然科学研究所(愛知県岡崎市)の柿木隆介教授らが特定し、24日までに米学会誌に発表した。頭頂葉内側部の楔前部と呼ばれる部位で、類似点が指摘される「痛み」とは別の、かゆみ独自のメカニズムの存在を明きらかにしたのは初めてという。柿木教授は「アトピ-などのかゆみを抑制する薬の開発につながるかもしれない」としている。柿木教授らは、手首に取り付けた電極を通じ、かゆみを電気的に引き起こす装置を開発。機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)と脳磁図で被験者の脳内を調べたところ、感覚の情報を処理する楔前部が反応していることを突き止めた。かゆみの認知は痛みの認知との共通点もあるため、「かゆみは痛みの軽いもの」とり見方もあったが、楔前部は痛みを感じる際には反応しないという。ヒスタミン注射でかゆみを起こす方法もあるが、不快感やかゆみ以外の作用が同時に起き、かゆみの純粋な反応を調べることはできなかったという。

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“糖尿病” 新たな認識!?

2009-09-28 17:16:15 | 健康・病気

余剰ブドウ糖分の悪しきメカニズム

スリムタイプな人でも、糖分過多により血管内に慢性的に残留すると糖尿病との診断が下されます。では、どの程度の濃度で、その現象が現れるか?。血液中で平均的に粉末状で小さじ1・5程度の加算で成るとのことです。この余剰分は、以前から脂肪分に変換し体内に蓄積されると言うことが一般的な常識になっています。さて、糖分の燃焼に深く係わっているとされるインシュリンの働きは、実は残留分を肝臓に貯蔵するために働く物質でその行為で消失してしまう。肝臓での貯蔵量にも限界があり、その後筋肉に蓄えられるとのことです。ところで、高カロリ-食品(揚げ物・脂肪分過多の肉類・炒め物・ドレッシングなど)を3日も続けるとたちまち糖尿病体質に変身する。逆に言えば、一両日中、また1週間のメニュ-の中で低カロリ-な物とのバランスを習慣化する賢い自立性が必要なようです。更に、一週間に一度約1時間ぐらいの運動を積極的に楽しんで行動すると、常時正常値を確保できる体質を維持できるとのことです。また、高血圧体質の人は慢性的に緊張状態にある。それは自覚なき意識外の状態にある。人には正常な体を維持しょうとする遺伝子が存在するようです。遺伝子や酵素や血液の循環など、必要な体温度があります。よく私は低体温体質なのなどとおっしゃる方がいます。それが、遠からず不調の原因になる確率が高い一因だとしたら、栄養バランスの悪さから来ているとしたら・・・・?なかなか食習慣は替えられません、サプリメントの活用で体質改善を早急に図りましょう!? 

※なお念のために、高血糖や高血圧は間違いなく生活習慣病(血管が破損する脳卒中・心不全など)を誘発する原因で、メタポタイプだけでないことを認識しましょう。

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大脳記憶の要

2009-09-26 16:00:41 | ニュース

名大教授ら 米誌に発表 海馬の形成遺伝子特定

記憶や学習をつかさどる大脳の「海馬」形成に重要な役割を果たす遺伝子を、名古屋大大学院医学系研究科の高橋雅英教授(分子病理学)らが特定、24日付の米科学誌ニュ-ロンに発表した。高橋教授らは「総合失調症やてんかんなど、海馬の形成異常との関連が疑われる神経・精神疾患の発症メカニズム解明や新たな治療法につなげたい」としている。高橋教授らは、血管やがんなどの細胞を活発化させる「ガ-ディン」という遺伝子に着目。この遺伝子がないマウスを作成したところ、周りの新しい環境に興味を示さないなど、神経症のような症状が現れた。脳内を調べると、新たな神経細胞の成長が阻害され、海馬の「歯状回」と呼ばれる構造が正常に形成されていないことが分かった。統合失調症は「DISC1」という別の遺伝子の異常が関連していることが既に判明しているが、高橋教授らは、正常な海馬の形成にはこの遺伝子とガ-ディンがともに機能する必要があることも突き止めた。

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続 “薬の功罪”

2009-09-24 15:31:42 | 健康・病気

解毒作用の劣悪化

薬には副作用が伴います、その問題作用よりも有効度が優先し投薬されています。しかも、人間には汚染物質を排出する能力が備わっています(解毒作用)。人は老化と共にあらゆる機能が低下していくことは避けられない事実です。しかも、表面的な事実の認識は実感できても、内臓までもが同じ過程をたどっていることに、なかなか気づきません。医者は事故などの損傷部位の適切な処置や生死にかかわる腫瘍部位の摘出などの外科手術によって解決します。その後は治癒力によって時間の経過を待ち完治へと導きます。いまだ一部の人たちには、薬が風邪などの感染症を根治してくれるとの思いを抱いています。事実は、薬によって不快な症状を抑えてくれている間に、自然治癒力によつて完治することを理解する必要があります。最近では、バランスを欠いた食事の生活習慣が疾病へ繫がっていることの意識は高まってきています。内臓機能の衰えは、80歳を境に一段と劣悪化し当然解毒作用も低下します。薬の有効性か副作用による不調の増幅化か判断の分かれるところです。早い時期に薬の二面性と生活習慣での是正方法を真剣に啓蒙してくれることを願います。緊急時の薬の使用と継続投薬の問題点。解明されてきている加齢による物質の不分泌化をサプリメントでの補充で改善される有効性を推進、選択の参考にアピ-ルしたいと思っています。

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薬の功罪

2009-09-18 15:57:56 | 健康・病気

薬の副作用

薬とは何らかの効果が期待できるが副作用も併せ持つ。身体にとつて良好な状態に改善してくれるがどこかに歪みも現れる可能性も否定できない。そのために、用法と数的基準により弊害をできる限り最小に抑える。それは薬剤師など専門家の指示によるものと生命に危険度の少ない一般医療薬品と区別され制約なしに購入できるものとに区分されています。そのように規定されるもの以外で口にはいるものは、全て食品と認定されています。そこで、最近の健康志向に対応して多数の健康食品が販売されており、一見薬のような形体をしている物も見かけますか全て食品の分類に入るということです。薬剤は法律で規定されています。そのようなものが、何らかの効果を促進するために食品に混入させることは薬事法違反として処罰の対象になるのです。一方、加工食品や半製品、その他などに化学薬品の使用を身体に悪影響を及ぼさない範囲での使用を許可しています。農薬など生産制の向上と促進に使用されその弊害を鑑み有機農法の普及も話題になっています。またその他多数の商品にあらゆる場面で身体に有害な物質との遭遇に合い、体内に侵入する可能性を否定できません。それぞれに許容範囲であっても長年の蓄積に体内の疲弊を来たすことが考察できます。しかも、体質は千差万別です。無害ではないものが体内で、何らかの弊害を促進することは十分想像できます。人間の抵抗力が如何にすばらしいものであるかは、いたい、いたい病で有名な水銀汚染の実態が証明しています。薬は表裏一体です。長期の服用が二次的疾患の温床になりうることを、一部の医者は指摘しています。1月ぐらい服用して、改善が見られないのはその薬の使用に問題がある、他の医薬品の使用に際してはそれまでの薬は中止するべきであるとの見解です。自衛策は抵抗力を自らの判断で確保することです。何が体調不良にする原因か?・・・。国が定めている健康体の基本的要因“体温36・5度”がヒントになるでしょう。1日の体温の推移を検証する。最低と最高に約一度の差異があり、36℃以上確保されていると抵抗力はかなり安心出来るようです。

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西洋医学と東洋医学の根底の差異

2009-09-17 16:13:33 | 健康・病気

攻撃することと解毒することと

病気の治療には二通りの方法があります。一つは対処療法で、もう一つは自然治癒力や免疫力を強化し身体の正常化を促進しる方法です。対処療法は、問題部位を切除したり損傷箇所を血止結合したりする。また病原体を投薬などで攻撃する。薬での効能が希薄だと更に強度な薬剤を上乗せして、徹底的に攻撃を加える。勿論人間本来備わっている治癒力が機能することを前提としています。それは時間の経過を看ることで理解できます。そのような身体の治癒療法を物事を客観的に精査し、大局的な観点で柔軟に対応し両面の特性を最大限生かし活用することの出来る医師は、総体の2、3割ではなかと考えられます。西洋医学の医療技術の進歩は目覚しい成果を挙げています。それは病気に成った人たちを治癒させる能力のことです。だが生死に係わる疾患を完治させたかに見えても、再発の危険性を回避した人たちが3割という現実。そこえ、東洋医学の人間本来備わっている、治癒力や免疫力を活性化させ正常体へ導く治療法(民間療法の人づてに良いといわれる方法の実践も含め)とそれまでの生活習慣の変更を実践した人たちの勝利であるようです。予期せぬ重大な事故による損傷や未知のウイルスなどの感染に対応する西洋医学の技量。悪しき生活習慣や許容範囲といわれる食品の汚染物質から体を守る東洋医学の思想(解毒・排出等)との融合がこれからの医療の方向性を示しているように思われます。その様な両方の特徴を取り入れ実践し、成果を挙げている医師たちの努力も徐々に見聞きするようになりました。

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ガ-デンらいふ「ブドウ」

2009-09-17 12:48:47 | ガ-デニング

枝は雪の下で越冬を

100_7277 先月、北海道ワイン(小樽)の「2007年鶴沼トラミ-ナ」が、第7回国産ワインコンク-ルの欧州系白品種部門で金賞を受賞しました。近年、北海道のワインとその原料であるブドウの品集の良さが全国的に注目を集め、ここ10年ほどで道内のワイナリ-の数は14とほぼ倍になりました。一般家庭で作られるポ-トランドなど生食用は、ワイン用と品種は異なりますが、いずれにせよ北海道の乾燥した気候と昼夜の寒暖の差が、ブドウ栽培の良い条件であることは間違いありません。ブドウは典型的なつる性低木で、棚仕立て、垣根仕立てのほか、ア-チなど自由に仕立てることができます。果術も色や形が美しく観賞用に優れており、庭のアイテムとしても非常に魅力的です。寒冷地である北海道で栽培する際は、本州とは異なる栽培ポイントがいくつかあります。寒さに強い品集を選定するのはもちろんですが、道内では枝を雪の下で越冬させる必要があります。(道央以南ではそのまま越冬可能な品種もあります)。枝下ろしの祖業を楽にするため、斜めに苗木を植えたり、棚の上に枝を載せずつり下げるなど北国独自の方法を理解し、栽培にチャレンジしましょう。(花新聞ほっかいど)

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命に直結 “ダイエット” 「下」

2009-09-15 12:58:31 | ダイエット

続けるために 食事や体重毎日記録

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肥満外来のさっぽろ北星クリニックを受診した、体重85㌔の後志管内の男性会社員が取り組んだのは食事療法だった。高島英典院長の指示はシンプルだつた。細かいカロり-計算はせず、揚げ物の多いコンビニ弁当を控え、外食の時は野菜料理を加えることなどを心がける。毎回の食事内容を、あらかじめ渡されていた用紙に書き込み、診察の時に提出し、助言を受ける。高島院長は「一緒に計画を立てる。大切なのは続けられること」と話す。取り組んで10ヵ月。男性の体重は7㌔減の78㌔となり、血糖値も正常に戻った。男性は減量成功の理由として、「無理をしなくていいこと」を挙げた。減量は、摂取カロリ-の「入り」を減らして運動による「出」(代謝゛)を増やせば実現する。でも計画に無理があれば長続きしない。つい好きな食べ物に手が出てリバウンドが起きればあきらめてしまいがち。1人だとさらに難しい。

会社挙げて対策

小笠原クリニック札幌病院では、患者ごとに軽い運動や食事療法などの治療方針を立て、体重と腹囲のデ-タを毎日、携帯メ-ルで送信してもらう。体重の推移をグラフ化を添えて返信する。ときには激励やほめたりもする。仮に体重が増えた時も、夜の会食が続いていたためだと分かれば対策も立てやすい。こうした試みを、日立製作所では茨城県内でグル-プを挙げて実施している。「90日間で体重5%減」の目標を立て、メタポリック症候群に該当する社員から希望者を募集。保健師と産業医は、「普通歩行24分」「ギョ-ザ1・5個」など、100㌔㌍に相当する食事の内容や運動の一覧をカ-ド化したものを用意。社員はできそうなカ-ドを3、4枚選んで実行する。朝晩の体重を毎日グラフ化し、保健師と相談して減量を進める。

平均で4㌔減量

こりまでに参加した210人は3ヵ月後に体重が平均で4㌔減り、メタポ脱出に成功した106人に限れば5・6㌔減った。体が軽くなったのを実感し、続ける社員は多い。同社によると、人間ドックの受診によって、がんは早期による治療で死亡率を全国の半分以下に抑えているものの、心筋梗塞などの突然死は同じレベルで、メタポ解消が有効と判断された。肥満外来、日立製作所に共通しているのは、持続のための工夫。肝心なのは「がんばらず、あきらめない」ことだと関係者は口をそろえる。外来患者の1人が言う。「突然死して家族が悲しむのを想像するのはつらい。ダイエットは今後も続けたい」発信2009

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命に直結 “ダイエット”「中」

2009-09-13 18:16:09 | ダイエット

メタボドミノ 過度の脂肪疾病誘発

100_7267 都道府県別での平均寿命が長年全国一だったはずの沖縄。ところが、9年前に男性の寿命が4位から26位に転落してからは浮上の兆しがない。女性は1位を保っているが、2位の島根県に追い上げられ、「健康長寿の沖縄」というイメ-ジが揺らいでいる。背景には、肥満の増加がある。米国の食文化の影響を受け、30年近くも脂肪摂取量が基準値を大幅に上回り、中高年に心筋梗塞や脳卒中での突然死、糖尿病で亡くなる人たちが増えた。沖縄県の肥満率は20~69歳の男性で約5割、40~69歳の女性で4割でともに全国1位。しかし北海道も男性の肥満率は全国4位と高く、人ごとではない。

失明の危険性も

「メタポリックドミノ」(メタボドミノ)という概念が広がっている。肥満がドミノ倒しのように次々と疾病をもたらすためだ。脂肪細胞は万一に備えて余分なエネルギ-を蓄える一方、「アディポネクチン」という善玉物質を血液中に分泌。血管を修復したり血管の詰まりを防いだりしている。ところが内臓脂肪が肥大化すると、善玉物質の製造は妨げられ、逆に高血圧や高血糖を引き起こす悪玉物質が合成されて動脈硬化が加速する。肥満と高血圧、高血糖、高中性脂肪症という四つの危険因子のうち、値が高いものが三つあると、心筋梗塞など冠動脈疾患の発症率が30倍にも跳ね上がるというデ-タがある。過度な脂肪の蓄積は、インスリンの作用を防げ、糖尿病も誘発する。目が見えづらくなるなど自覚症状が出てからの治療では腎症による人工透析や失明に進む危険度が格段に増す。

診察は作戦会議

体重85㌔の後志管内岩内町の会社員の男性(35)が、札幌市厚別区の肥満治療専門外来「さっぽろ北西クリニック」を受診したのは昨年10月。肥満傾向を示す体格指数(BMI)が32と高く、会社の健康診断で尿にタンパク質と糖が出ていた。血糖値の高さの指標であるHbA1c(ヘモグロビンエ-ワンシ-)の値も正常範囲を超えていた。父親が腎臓病のネフロ-ゼにかかっていて、食生活にも、肥満にも気をつけなければと頭では分かっていたが、不規則な勤務や外食が多く、思えようにはいかなかった。主治医の高島英典院長は、男性から日ごろの暮らしぶりを聞くことから始めた。高島院長は「診察は患者さんとの、いわば作戦会議の場です」という。以来10カ月。男性の体重は80㌔を切った。「ポイントを押さえた治療のおかげで続けられた」と、男性が振り返る方法とはどんなものだったのか-。発信2009

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命に直結 “ダイエット”「上」

2009-09-13 17:26:08 | ダイエット

息ができない 肥満の怖さ肌で感じ

100_7266 肥満は、外見ばかりが気になりがちだか、実は命に直結する深刻な問題だ。札幌だけで五つの医療機関が肥満外来を設けている。そのひとつ、札幌市南区の小笠原クリニック札幌病院の小笠原篤夫理事長は「万病のもと」と言い切る。

自殺さえ考える

札幌市南区の牧野美奈恵さん(39)=仮名=、昨年まで10年以上も気管支ぜんそくに苦しんだ。せきがやまず、たんがのどに詰まる。息をするのもままならない。救急車で運ばれることもしばしばで、横になっても練られず、毎晩布団を抱え、前かがみになってうとうとするだけだ。ぜんそくが悪化したのは、長男を出産して体重が増えた直後から。せきのため体を動かすのがおつくうな半面、食欲は衰えず、体重は増え、ぜんそくはさらに悪化。47㌔だった体重は90㌔台に増えていた。減量を試みたが、長くは続かず「一生、治らないかもしれない」と気分は落ち込み、自殺さえも考えた。転機は昨年2月。ペットのブンチョウが死んだショックでご飯がのどを通らず、3週間で10㌔やせた。ダイエットに前向きになり、近所の同クリニックの「やせ方外来」を受診した。同クリニックに半年前から通院する札幌市白石区、会社員、川崎均さん(40)=仮名=の体重は117㌔あった。寝ている間に呼吸が止まり、昼間は眠気が襲った。別の病院で睡眠時無呼吸症候群と診断された。強制呼吸器をつけ、深く眠れるようにはなったが、根本的な治療のためには減量が不可欠だった。

食事療法と運動

同クリニックによると、肥満の数も大きさも増えることが呼吸回数の増加を招き、大気汚染物質を多く吸い込んで気管支を酷使する。肥満で気道も狭まる。肥満治療の基本は野菜や果実を中心にした食事療法と軽い運動で、必要に応じて漢方薬の処方をする。牧野さんは、主食をモヤシやワカメに変え、空腹をまぎらすため、夜には自転車で10㌔以上、走った。リバウンドもあったが、ぜんそくを治したい一心から減量し10カ月間で89㌔から55㌔に、腹囲も100㌢から68㌢に減らした。肥満かどうかの指標となる体格指数(BMI)も35から正常範囲である22にまで下がった。今では熟睡でき、ぜんそくの発作も゜ったりとやんだ。「私だけ元気になっていいかしら」と思うほどだ。川崎さんも、約20㌔の減量に成功した。二人は症状をきっかけに減量につなげている。でも、より深刻な問題は痛みにどを伴わずに進行する糖尿病や心臓病、脳卒中など生活習慣病だという。発信2009

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ガ-デンらいふ「ネギの仲間アリウム」

2009-09-09 16:34:47 | ガ-デニング

耐寒性で手間要らず

100_7271 9、10月は秋植え球根を植えつけるシ-ズンです。チュ-リップなどさまざまな球根植物がある中で、発売中の「花新聞ほっかいどう」226号では、寒さに強く手入れが簡単なアリウスを紹介しています。アリウスはユリ科アリウム属(和名ネギ属)の植物。その属名の通りタマネギやニラ、ニンニクもアリウムです。世界に700種以上あると言われ、前述のような食用のもののほか、観賞用の品種も豊富です。その代表格が、丈が高く紫色のボ-ル状の花が咲くアリウム・ギガンテウム。それ以外にも、丈が低いもの、花が半球状のもの、花色も白や青、黄色など、バラエティ-に富んでいます。多くの品種が寒さに強く、札幌の露地でも越冬することができます。(ただし、地中海沿岸に自生する品種はやや耐寒性が劣ります)。管理にも手間がかからず、特に小球性の品種は植えっ放しでもよく育つなど、初心者でも育てやすい植物と言えます。アリウム・ギガンテウムをはじめとした丈の高い品種は特に、1輪でも目を引く独特の存在感があり、数輪でシ-ンに立体感を演出できる便利な花です。来春の庭造り計画に取り入れてみてはいかがでしょうか。(花新聞ほつかいどう)

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メダカに光るがん細胞

2009-09-09 16:06:44 | ニュース

放射線医学研が組み込み 転移、増殖の過程観察

100_7270 放射線医学総合研究所(千葉市)のチ-ムが、メダカのがん細胞に緑色蛍光タンパク質(GFP)を組み込み、生きたメダカの体内でがんが増殖したり転移したりする様子をリアルタイムで観察することに成功した。メダカは魚類だが、がん細胞には人間と共通のメカニズムも多いと考えられている。皮膚が透明で、外から体内の様子を詳細に観察できるメリットを生かし、がんの性質を突き止める基礎研究などに活用が期待されるという。チ-ムメダカのメラノ-マ(皮膚がんの一種)細胞にGFP遺伝子を組み込んで、光るがん細胞を作製。拒絶反応が起きない状態で実験するため、これを「近交系メダカ」と呼ばれる、遺伝的に極めて近いメダカの腹腔内と皮下に移植した。するとがん細胞はメダカ体内に生着。チ-ムは約2ヵ月間、この細胞を観察した。移植直後は直径0・2㍉程度だったがんは、2ヵ月で約10倍の同2㍉前後になった。高倍率の顕微鏡を使うと、体内で増殖するがん細胞1個1個を観察することができ、尾ひれ近くに移植したがん細胞が、数日後には目の周囲に転移するのも確認したという。がん研究では、実験動物のマウスがよく使われ、蛍光を発するがん細胞も開発さけているが、メダカのように透明ではないため、個々の細胞を見るような詳細な観察は不可能だった。同研究所分子イメ-ジング研究センタ-の長谷川純崇研究員(腫瘍生物学)は「重粒子線などの放射線や、抗がん剤によるがん治療の効果を調べるのに、このメダカは有用だ」と話している。

GFP 自然界に複数ある蛍光タンパク質の一種で、下村脩・米ボストン大名誉教授が1960年代にオワンクラゲから発見。がん研究をはじめ生命科学研究に欠かせないツ-ルで、下村さんは2008年のノ-ベル化学賞を受けた。

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“老化リンパ球”発見

2009-09-09 15:07:13 | ニュース

京大など研究チ-ム 感染症、がん治療に道

老化に伴って体内で増える特異なリンパ球があることを、京都大の湊長博教授らの研究チ-ムがマウス実験で突き止め、米科学アカデミ-紀要電版に8日発表した。チ-ムは人にもこのリンパ球があり、加齢に伴う増加が免疫機能の低下や異常を引き起こすとみている。湊教授は「抗体を使ってリンパ球を取り除くことができれば、高齢者の感染症予防やがん治療に向けた新たな手法につながりそうだ」と話している。チ-ムはこのリンパ球が加齢に伴って増え、体内に蓄積されることを突き止めた。がん細胞の増殖を促す炎症性物質を出すことも分かり、白血病を人為的に引き起こしたマウスでは、このリンパ球が急激に増えるのを確認した。

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