人は喜怒哀楽を感じながら、日々行動します。人とのつながりや 家族の絆、書物から得る創造の世界、映像から受ける感動、欲望 や妬み、人から得ける卑下や侮蔑、賞賛や共鳴など等、あらゆる ことが感情の増幅によって成り立っています。その考えたり、手足 を動かしたり、視たり聞いたりすることの自覚コントロ-ルをつかさ どる、体制神経と自らコントロ-ルの出来ない、自律神経とに分か れます。この自律神経は血管にらせん状に巻きつき、体の隅々に 行き渡っています。その為何かで指先など切ったときに、痛いと感 じたと同時に血がにじみ出てくることで理解できると思います。そし てあらゆる感情によって影響を受け、体が元気に成ったり、不調に 成ったりするわけです。心が晴れ晴れすると体中に力がみなぎり、 気がめいることに遭うと不調に成るなど、あらゆる感情の起伏によ って、自律神経は影響を受け、更に生命の根幹である血管の機能 に影響が及ぶため、そのことと更に生活習慣によってかかる内臓 えの付加や外的要因、有害物質の体内への蓄積などが絡んで発 病するように思えて成りません。
自律神経は交感神経と副交感神経とで構成され、夫々に役割分 担があります。活動状態のときは交感神経が働いています、それ はあらゆる状況下において、緊張感をもたらします。例えば一生懸 命仕事をしているとき、考えたり、その他あらゆる感情下の基、 またあらゆる行動下の基、低気圧の圧力の基、寒さに耐えている とき等の、強弱はあつても人体に常にストレスがかかり、そのこと によって交感神経は影響を受け、どんなに楽しみながら、ワクワク 感で行動しても、況や極度の緊張状態の時には、交感神経は硬 直し血管に圧力がかかり萎縮し、中を流れる血液に高圧力をかけ ないと、スム-ズに流れない、それが血圧を高くする理由と考えら れます。この交感神経の起動し始めの時期に、体温も上がり始め、 健康な人で36・8゜C~37・0゜Cがピ-ク時の午後5時位に確保し、 その後徐々に体温も下がり始め、休息モ-ド(リラックスモ-ド)に 入ると、副交感神経に変わり、消化器機能が活発化し食事を取って、 栄養を補充する。そのことによって緊張をほぐし、体力を回復する。 その為過度にストレスを感じている人は、食べることによって癒しを 求め、食欲過多に陥っている方も多数いらっしゃるようです。人の 体温は午前5時頃最低で午後5時頃最高になり1゜Cほど差があり、 平均で36・5゜Cといわれています。メニエ-ル症候群状態だった とき、体温は平均以下でした。その為寒い時期の水割りをホットに 切り替えたり、コ-ヒ-を紅茶に、胃腸強化や免疫力アップの健康 サプリメントの服用、筋力アップストレッチなど、原因がわかって対 処したら短期間で体調が良好に成りました。何に対してもリバンドを 繰り返したり、体脂肪燃焼の悪い人、体調の優れない方は、まず ご自分の体温を調べてみることをお勧めします。