試行錯誤も見落としていたチェックポイント
今シ-ズンの総括が放映されていました。
前半戦は、それなりに活躍し勝ち星も順調に積み重ねていきました。
野球に多少なりとも興味がある方は、その活躍に心躍らせたはずです。
だが、後半戦に入った頃から大量の失点を重ね信じられない不調のトンネルに
突入していきました。この時期の試行錯誤は、過去に弱音を吐くこともなく
自己解決能力の豊かさ卓越した闘争本能で克服してきたとの事です。 だが、解決が長引き自身のブログでもはっきりとその苦悩に言及していた。
原因は、長年親しんできた異質の滑りやすい球質、定まらない球筋による悪の
スパイラルに陥った精神的動揺。あまりの不調の長期化に、次々と新たな指導
アドバイスによる混乱。だが、ふとした調子の良い送球フォ-ムの映像に確か
な眼力を持つ当人が気付いた。投球動作を支える前に出す足が、五本の指でしっ
かりと地面を均一に捕らえていなかった。最初小指が地面を捉えその後全体の
足裏が機能する。そのため、微妙に体が傾きフニッシュの後左側へ体が流れ制球
が常に一定を確保できない原因となっていた。
その気付き後、思い切った投球が出来るようになり不調脱出を果たせた。
原因は意外なところに存在し、高い技術を習得した人たちは見過ごされていた
ポイントを発見することが重要なことを示唆しています。