゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

「男爵薯の父」の素顔に迫る

2008-09-30 18:33:00 | ほっかいどう関連情報

函館の館さんが新版 「種イモ輸入から100年」

川田龍吉伝 男爵薯の父 川田龍吉伝 男爵薯の父
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2008-10-04

男爵イモを日本に輸入し、普及に力を注いだ川田龍吉男爵(1856-                            1951年)の素顔に迫った「男爵薯の父 川田龍吉伝」の新版を函館                            市の樹木医館和夫さん(71)が出版した。川田男爵が男爵イモの種                             イモを輸入し今年でちょうど100年。館さんは「終戦後の食料のない                             時代、人々の命をつないだイモの価値を知らせたい」と話す。同書は                             1991年に出版した同名の本を加筆・修正したもの。川田男爵の生い                            立ちから、造船技術を学んだ英国留学、1906年(明治39年)に来道                            し当時の函館ドック再建に努めた歩みを紹介。そして、現在の渡島管                            内七飯町などに農場を構え、1908年(同41年)に男爵イモの種イモ                             「アイリッシュ・コブラ-」を輸入、栽培普及に尽力した姿を当時を知る                           人々の談話などを交えて描いた。新版では、新たに発見した川田男                             爵の英国留学時代の恋人からの手紙約30痛を紹介しているのをはじ                           め、男爵イモが本州へと広がっていく過程のエビソ-ドを加えるなど、                            加筆、修正した。「食の問題は命の問題。川田男爵が実践した『農工                            共栄』の大切さを伝えたい」と館さんは力を込める。

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未来を見据えて<オ-ストリアのまちづくり>

2008-09-30 17:00:00 | 環境問題

車を規制 騒音、渋滞なくし復活

100_0923  100_0923jpg01

オ-ストリアの首都ウィ-ン                              南方にあるバ-デン市は、                              作曲家ベ-ト-ベンが交響                              曲第九番を作った静かな温泉                            地として知られる。「芸術家に愛されたこの街も戦後のマイカ-ブ-ム                            で危機に立たされたの」。エリカ・ア-デンサ-メル市長(51)街の歴                            史を語り始めた。

警笛禁じる条例

1950年代、車の普及で観光客は一時期増えた。だが、車の騒音、                            排ガス公害で評判を落とし、人口の10倍ほどあった年間25万人の                             湯治客は、十分の一まで落ち込んだ。市は61年、静けさを取り戻す                             ために同国初の「クラクション禁止条例」を制定し、73年から車の中                              心街乗り入れを全面禁止。2011年には、温泉街周辺の約5平方㌔                            から車を排除する予定だ。「静けさはリゾ-トの命。騒音をなくした市                             の挑戦が中欧で評判になり、街は復活したの」と市長は笑った。バ-                            デンにならい、今やウィ-ンなど国内千を超す地域でクラクション禁止                            条例が制定された。

地下鉄で客輸送

最近、日本でもマイカ-の中心街乗り入れを禁止し、郊外の駐車場か                            ら観光地へ客をバスなどで輸送する「バ-ク・アンド・ライド」が実施さ                             れているが、バス輸送さえも禁止したスキ-リゾ-トがアルプスにある。                            「もちろん自動車事故はゼロ。渋滞がないし、ホテル街で不評だった排                            ガスが消えてスキ-ヤ-も大喜びだよ」。チロル州セルファウス村の警                           官ヨ-ゼフ・イエガ-さん(50)は自慢げに話した。同村はスキ-場に                            向かう交通渋滞が常態化し、人気が急降下。観光業の衰退を心配し                             た村は85年、人口三千人未満の小規模村としては欧州初の「ミニ地                            下鉄」を標高750㍍の高知に敷設した。村の入り口とゴンドラ乗り場ま                            での1・3㌔を結び、各名所に停車場もつくった。投資額は一千万ユ-ロ                              (約17億円)に上ったが、リフト券などに「環境対策料」を5%ほど上乗                            せして回収、すでに完済した。地下鉄の運賃は無料で、高速の気流を                            地面との間に送り込んで車体を浮かせるホ-バ-クラフトの原理を利用                           しているので騒音は一切ない。「くつろげるスキ-場」と評判を呼び、観                           光客は六割も急増した。こうした車への規制はチロル州全体で推進され、                          昨年11月から24時間体制で大気中の窒素酸化物を計測、規定値を超                          えると高速道の速度制限が実施されている。「車との共存は現代社会の                          課題。その場限りのもうけを追う観光には未来がない時代なのかもしれ                           ません」。ゲオルグ・マンゴット村長がつぶやくように話した。

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二軍監督<米球界挑み数奇な半生>

2008-09-29 17:00:00 | 本と雑誌

国安 輪著  くにやす・りん 1942年生まれ。フリ-記者。著書に                                        「銀座の女 銀座の客」(共著)。

二軍監督 二軍監督
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2008-07-24

評・阿部 譲二 (作家)   この本は、僕みたいな“プロ野球大好                              き人間”だけではなく、普通の人とは違う決断をし、数奇とでも言う                              べき人生を歩み続ける男を愛する読者には、うってつけです。193                              9年(昭和14年)に熊本で生まれたハイディ古賀こと古賀英彦は、                              熊本工業から近畿大学と野球選手としてエリ-トコ-スを進み、62                             年に川上監督率いるジャイアンツに入団しました。と、こう書けば、                              とても順調だったように思えるのですが、実はそうではありません。                             入学させてくれると信じていた慶応大学に入学試験で落とされたハ                             イディは、秋葉原でホ-ムレスと一緒に野宿したり、「キャバレ-うる                             わし」でボ-イをしたりと、他の野球少年のしない苦労をしてから、御                             縁に恵まれて近畿大学野球部に拾われました。そして、当時は大金                             だった七百万円の契約金を貰って入団したジャイアンツも、動機の柴                             田勲はレギュラ-ポジションを獲りましたが、ハイディは芽が出ず3年                             でクビになりったのです。しかしそれからハイディは、当時としては破                             天荒で、果敢な挑戦をしました。70年、力道山のマネジャ-だったキ                            ャビ-原田に紹介されて、本場アメリカのマイナ-リ-グ-Aに身を                             投じます。そこでもハイディは、日本人としては初めての経験を否応                              なしに重ねるのですが、それは読んでのお楽しみです。ハイディは、                             平穏と安定した収入を求める普通の日本人とは、全く違う種類の男                             でした。自分の能力と強運を信じて、挫折を跳ね返したのです。悲壮                             感も必死な様子もハイディにはありません。ケロリとして無造作に何                             でもやってのけたのです。今ハイディは、千葉ロッテ・マリ-ンズの                              二軍ヘッドコ-チをしています。

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においと味の不思議⑥<おいしさの秘密>

2008-09-29 15:00:00 | 健康・病気

視覚や体調・・・味覚以外にも要因

100_0929多くの人は、「おいしさは、舌で味わうことで感                              じる」と思っている。しかし、われわれが日常生                              活でおいしくないと感じる場面を思い起こすと、                              おいしさには味覚以外にいろいろな要因がかか                             わっていることがわかる。塩気のないス-プは                               おいしくない。これは、塩がないのでうま味応答                             が増強されないからだ。この現象は、味を感じる                             味細胞で起きている。また、塩は、甘味も増強する。風邪をひくとお                  いしくない。これは、食品のにおいもおいしさになくてはならないもの                             だからだ。健康な人でも鼻をつまんで食べてみると、においが味に                               大きく影響することが実感できる。舌で感じる味とにおいをあわせて、                            「風味」という日本語が使われている。ゆですぎてのびたラ-メンは                              おいしくない。これは、蝕圧覚で感じられる適度な噛み心地が味の                              構成要素の一つであることを示している。また、冷めたラ-メンはお                              いしくないが、冷たいビ-ルはおいしい。このように温冷覚で感じら                              れる適度な温度もおいしさには欠かせない。雑誌や新聞のグラビア                             には、見るからにおいしそうな料理の写真もあるが、まずそうな料理                             の写真もある。視覚で感じられる彩は、特に日本料理には欠かせな                            い。ここまでは、五感を構成する感覚器で受容されている。また、満                             腹になるとおいしくない。仕事で失敗するとおいしくない。暑いといつ                               もおいしいものでもあまりおいしく感じないなど、体内の状況や外部                             環境によってもおいしさは左右されている。                                            (柏柳 誠=旭川医大医学部教授)

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ジャガイモ水耕栽培に成功

2008-09-27 16:33:00 | 社会・経済

産総研100_0542 収量 露地の4倍/安定供給に道筋

独立行政法人・産業技術総合研究北海道セン                              タ-(札幌)ジャガイモ水耕栽培に成功した。                               水耕栽培はレタスやトマトでは実用化されてい                              るが、ジャガイモは国内で本格的な研究事例が                             なかった。収量も露地栽培の約4倍を記録。                                通年収穫にめどがつけば、原材料の安定確保が                             課題の食品加工会社などから注目されそうだ。                             国内の露地物のジャガイモは通常5-11月に                              かけて収穫されている。このためボテトチップス                              などの製造会社は、春先の瑞境期には保存したジャガイモを使用                              する。だが保存期間が長くなるほどでんぷんが糖に変わり、脂で揚                             げると焦げて黒く変色しやすくなる問題があった。同センタ-は水耕                             栽培に向け、特製のステンレスケ-スを開発。栄養分を含んだ水を                             循環させるもので、茎の生育を助けるため筒で支える工夫も凝らし                             た。この装置を同センタ-内の研究施設に設置。昨年6月から水耕                             栽培に取り組み、光の照射時間や室温などを調整しながら最適な生                            育環境を探っていた。その結果、収量は一平方㍍当たり約15㌔と                               露地栽培の約4倍を達成した。同センタ-は「装置の改良が進めば、                            収量は露地栽培の10倍にもなる可能性も」と期待する。また、水耕                             栽培では土壌を通した病害虫感染の危険性が大幅に低くなり、無農                            薬栽培ができるようになるほか、ジャガイモではタブ-とさける連作                              も可能という。今後の課題は、装置の設置費用などのコスト。今回                              の試験では算出していないため、同センタ-は「生産経費を把握し                              たうえで実用化の可能性を示したい」と話している。

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寒風(けいざい)温風「必要な道路」の定義は

2008-09-27 16:04:00 | 社会・経済

厳しい費用対効果分析を=宮本 勝浩関西大学教授

「道路整備事業財政特別設置法」が衆議院で再可決された。これ                              で道路特定財源が再び確保されたことになるが、来年度からの一                              般財源化がすでに閣議決定されているので、新たな法令により来                              年度からはこの財源が道路建設以外にも使われることになる。しか                            し、道路族議員や関係者は「必要な道路は従来通り造る」と既定し、                            実質的にこの財源のほとんどを使い道路を造り続けることができる                              ともくろんでいる。一方、一般財源化を主張した関係者は、来年度                              以降この財源が社会保障や教育などに使うことができると考えて                              いる。一体どちらが本当なのだろうか。

一般財源から出資

道路特定財源は新たな道路建設に使われてきたが、実はそれ以外                             にもすでに造った道路費用の借金返済にかなり充てられてきた。つ                             まり多くの地域は道路特定財源をあてにして、すでに道路を造ってし                             まっている。2008年度の国土交通省予算の総道路投資額は約7                              兆8千億円。うち道路特定財源からの出費は約4兆9千億円で、一                             般財源からも約1兆7千億円が出資されている。残りは財政投融資                             や料金収入で補っている。つまり現在でも道路建設は道路特定財源                            だけでは不足しているので、一般財源から補てんされているのだ。と                             いうことは道路特定財源が一般財源化されても、従来通りの道路建                             設を続ければ、道路特定財源から社会保障や教育などに使うお金は                            ほとんどないことになる。

すべて情報公開を

日本の道路はすべてに世界のトップクラスであり、他方子育て支援な                            どは先進国の中では低い水準であるといわれる。では、どうすれば道                            路特定財源を社会保障や教育などに使うことができるようになるだろ                             うか。それには「必要な道路」の定義が重要だ。地方出身の議員や首                            長は「道路は必要」と言う。それでは「必要な道路」とは何か-。よく使                            われる評価基準は費用対効果分析だ。費用を分母にして、道路が建                             設された後の便益を分子にした比率が「1」を超えると、効果の方が大                            きいから道路を建設すべきと評価するものだ。だが費用対効果分析に                            は問題がある。道路建設後の通行車両数の予想が非常に甘く、関係                            省庁が自分たちで試算することが多いことだ。従って、これからの費用                            対効果分析は①通行車両に関し甘い予測をせずに現実的な「厳しい                            予想をする」②すべての情報を公開③関係省庁で試算させず大学など                           第三者研究機関に依頼④その道路以外に他に同額の出費を行った時                            との便益効果の比較の実施-などが必要だ。

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親知らずから万能細胞

2008-09-27 11:40:00 | 健康・病気

産業技術総研チ-ム 「原料」入手、簡単に

抜歯した「親知らず」に含まれる細胞から、新型万能細胞「iPS細胞」                              をつくることに成功したと、産業技術総合研究所の大田始主幹研究                             員らのチ-ムが、東京都内で開かれたシンポジウムで発表した。                               iPS細胞はこれまで、主に皮膚からつくられていた。親知らずは通常、                            抜歯後に捨てられてしまうため、より入手しやすい上、今回iPS細胞                             づくりに使われた細胞は長期保存も可能。再生医療の研究や、将来                             の臨床応用の可能性を広げる成果として注目される。チ-ムが使っ                             たのは、親知らずから取り出した「間葉系幹細胞」という未分化な細                             胞。数年間凍結保存してあったのを解凍し、iPS細胞を最初につくっ                             た山中伸弥・京都大教授が゛皮膚に組み込んだ四種類の遺伝子のう                           ち、がん遺伝子を除く三遺伝子を導入したところ、iPS細胞ができたと                            いう。大串研究員によると、将来の医療応用には、拒絶反応の少ない                            細胞を素早く準備するため、さまざまな白血球型(HLA)のiPS細胞を                             バンク化しておくのが現実的だが「たとえ皮膚でも一般の人からもらう                            のは簡単ではない。捨てられる親知らずなら集めやすい」と指摘。                               iPS細胞を長期保存する方法は確立していないが、当面は間葉系幹                            細胞の形で保存しておけば、将来のバンク整備にも役立つとしている。

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ナマコ最大規模の養殖

2008-09-26 17:00:00 | 社会・経済

三重 中国への輸出狙う

三重県桑名市の食品製造会社「ヤマモリ」が、地元漁協などの協力                             を受けて、国内最大規模の稚ナマコ養殖に成功した。現時点での年                             産規模は二十万匹程度。来年度は五千万匹、5年後までには一億                             匹を目標に量産し、日本産ナマコが高値で売買される中国向けに輸                             出していく計画だ。独立行政法人「水産総合研究センタ-」によると、                            国内ではナマコ養殖があまり進んでおらず、岩手県が産官共同で行                             っている養殖事業が年間数万匹の規模。ヤマモリの取り組みはこれ                             を上回る国内最大級となる。中国では乾燥ナマコが高級食材として                             珍重され、特に日本産は最高級品として一㌔当たり10万円以上で取                            引されることもあるという。ヤマモリは同国大連市に昨年設立した現                             地法人を通じて、しょうゆやレトルト食品を輸出販売してきたが、乾燥                             ナマコ市場の大きさに注目し、養殖に乗り出した。同社の三林州生・                            新事業開発部長は、「中国から養殖技術者を招き、水温コントロ-ル                            や菌の処理などのノウハウを取り入れたことが(国内最大規模での養                            殖の)成功につながった」と語っている。

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コンビニ照明にLED

2008-09-26 16:00:00 | 環境問題

CO2削減へ環境対策充実                                                     店舗木造化の試みも

コンビニエンストア各社が、店舗の木造化や発光ダイオ-ド(LED)                             照明の導入など二酸化炭素(CO2)排出量の削減策を強化してい                              る。コンビニの24時間営業が省エネの流れに逆行するとの批判が                              高まり、一部の自治体が深夜営業の自粛要請を検討する動きもあ                              るだけに、環境対策の充実を訴えて消費者の理解を得たい考えだ。                             ファミリ-マ-トは9月以降、木造店舗を本格展開し、5年以内に千                              店程度の建設を計画する。採用した新工法によって手間やエネル                              ギ-使用量が大幅に省け、建築時のCO2排出量は従来の鉄筋造                             りに比べ約六割の削減が可能。高断熱パネルの使用で冷暖房の使                            用も抑えることができ、開店後のCO2排出量も年間約15%減らせ                             る。鋼材価格が上昇しているだけに、建築コストも一店当たり二百万                             -三百万程度節約できる。ロ-ソンは、来年3月以降の看板や店内                             照明に、電力消費量を蛍光灯の半分に減らせるLEDを導入する。照                             明部分が発熱しないため温度調節のための電力も削減でき、一店当                            たり年間約5㌧のCO2削減効果を見込む。LED照明については、                              エ-エム・ビ-エム・ジャパン(東京)が店舗内への導入一号店を都                              内に開店。サ-クルKサンクスはポ-ル看板への導入実験を横浜市                            内の店舗で始める。

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年をとる変化は外見だけではない!?

2008-09-26 14:00:00 | 健康・病気

誰しもが、何時までも若々しくありたいものと願っています。だがこ                              れから迎える人も過ぎ去った人も、ピ-クは30代が一つの目安の                              ようです。この年齢を分岐点として徐々に下降線をたどるようです。                              あとは夫々の個人的努力で如何に下降曲線を現状維持に置くか、                             情報の収集と実践によってあっという間に差が開くようです。知力や                             体力、当然容姿も含まれるでしょう。夫々の社会的コミュニケ-ショ                              ンによっても差異は顕著なようです。中でも特に目に付きやすい外                              見的なことを問題にしがちですが、何時の間にか体調不良に陥い                              る方もいるでしょう。これは体力が何となく落ちてきたと感じた時には、                            自己免疫力の低下が体内では起きていると考えられています。身に                            覚えがないのに、あなたは結核に罹っていますとの診断が出たり、                              突然死ぬ思いの痛みに襲われ、何日間か経過後、表れた症状が                              帯状疱疹であったりする。その為に、それぞれ長期の療養を余儀な                              くされる。それが実はかって幼少期に罹って抗体もでき、二度罹るこ                             とがないと思われたのが免疫力の低下によって再発状態になったこ                             とのようです。例えば、帯状疱疹は水疱瘡の菌による行為である。                              この菌を保有していても、長年新たな菌との接触がないと免疫力が                              落ち、違った形での再発につながるようです。何時も幼児と接触して                             いる保母さん方は免疫力の高い抵抗力の強い人たちです。長年そ                              のような機会のない方たちはワクチンを接種して免疫力を強化し防                              衛することは必要なことのようです。でも最も強化すべきことは体力                             で、継続的に体を動かす、勿論バランスの良い栄養素を食事や健                              康サプリメントで摂取する。これが一番だと思いますが・・・・?

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ウンチクがんちく<土と作物のはなし(31)>

2008-09-25 18:30:00 | うんちく・小ネタ

道立道南農業試験場研究部長 赤司 和隆                                           灰に養分、肥料として利用

100_0920_2 植物は少なくとも13種類の養分を土壌から吸                              収しています。大部分は植物を燃やした後に残                              る灰に含まれています。このため木や草の灰は、                            昔から肥料として利用されてきました。カルシウ                             ム、カリウム、リンを多く含みますが、窒素は燃焼に伴い気体となっ                  て逃げるため、少ないようです。灰と言えば、「花咲じいさん」に登場                             します。木のうすを燃やした後の灰を枯れ木にまくと、花が咲いたの                             を思い出してください。灰が肥料だとしたら、このくだりは少し大胆で                             すが、次のように解釈できそうです。「昔々あるところでは酸性土壌                              が多く、この木も酸性障害で根が傷み、枯れかかっていました。とこ                             ろが灰をまくと、カルシウムによる酸性矯正や根を元気にするカリウ                             ム(根肥)の効果で根が健康になり、枯れ木はよみがえったのです。                             さらにリン(花肥)の働きで開花の準備も進みました。しかも多くあると                            葉ばかり茂り、開花を遅らせる窒素(葉肥)が灰には少なかったため、                            見事に花が咲いたのです」このお話の背景には、山林・原野を焼き払                            い、灰をすき込む原始的な焼き畑農業の影響があったのかもしれま                             せんね。

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ウンチクがんちく<土と作物のはなし(30)>

2008-09-25 17:00:00 | うんちく・小ネタ

道立道南農業試験場研究部長 赤司 和隆                                           生育阻害する酸性土壌

100_0919 理科で習ったと思いますが、pH7(中性)を境                               に値が小さくなると酸性が、大きくなるとアルカ                              リ性が強くなります。土壌のpHは土にその2・5                             倍の重さの水を加えた懸濁液の測定値です。                              土壌の良し悪しを判断する目安となつています。                             適正域は作物の種類にもよりますが、弱酸性から微酸性(5・5-                  6・5)です。5・0前後の酸性土壌では、さまざまな酸性障害が発生                             しやすいので要注意です。マンガンなどの微量要素が必要以上に溶                            け出し、作物に過剰症が発生するおそれがあります。また、根の成                              長を阻害するアルミニウムが溶け出し、特にホウレンソウ、テンサイな                            どのアカザ科植物の生育を抑制します。アルミニウムは土壌中のリン                            と結合し、作物に吸収されにくい形に変えるため、リンの欠乏を招くこ                             ともあるようです。このような酸性土壌では土壌改良が必要です。                               pHを高める効果のあるカルシウムやマグネシウムを含む肥料でpH                             を矯正し、リン酸肥料でリンを補給します。雨の多いわが国ではカル                               シウムやマグネシウムが流れてなくなりやすいため、かつては酸性                               土壌が多く分布していました。今では土壌改良が進み、生産性が向                              上しています。

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生きるしくみ<ビタミンDと肝油>

2008-09-25 15:00:00 | 健康・病気

子どもの骨 成長に不可欠=當瀬規嗣解説

私たちの大事な材料であるカルシウムとリン酸は、食べ物に含まれ                             ています。これらを腸の粘膜から吸収するには、ビタミンDの助けが                             必要です。ビタミンD自体も食べ物に含まれていて、腸で吸収されま                            す。ビタミンDが不足すると、骨の材料が得られないことになります。                             特に成長期の子どもの骨の成長に大きな障害が起り、これを「くる病」                            といいます。かつて食糧事情が悪かった日本では、ビタミンD不足で                             くる病になる子どもが多く出て問題となりました。その対策として行わ                            れたのが、小学校て゜の肝油の配布です。肝油とは、クジラの肝臓か                            らとった脂で、この中に脂肪性ビタミンDがたくさん含まれていました。                            ただ、脂を飲むだけでは子どもは嫌がりますので、甘いゼリ-粒にな                             って毎日1粒ずつ配られました。実は、親がお金を出して買っていた                              のですが、当時の私はこれが楽しみでしょうがありませんでした。                               「もっと食べたいな-」と熱望していました。ビタミンDは、肉や魚の脂                            肪に多く含まれているので、現在の日本で不足することはありません。                            ただし食物から取る以外に、皮膚に蓄積しているコレステロ-ルから                              日光の紫外線の作用で合成される分もあります。それで、「あまり日                             光に当たらないとくる病になるよ」と、外遊びの嫌いだった私は、子ど                             ものころ親によく脅かされていました。でも今は、紫外線はお肌の大                            敵、皮膚がん発症の可能性もあるとかで、むしろ浴びない方がいいそ                            うです。日光に対する考えも時代によって変わるようですね。                                  (とうせ・のりつぐ=札医大医学部長)

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生きるしくみ<骨とカルシウム>

2008-09-25 14:00:00 | 健康・病気

エビのシッポ食べても・・・=當瀬規嗣解説

日本人はたいそうエビ好きで、東南アジアで養殖されたエビをたくさ                              ん買い付けて、おすしや天ぷらなどにしています。ところで、居酒屋                             などで、エビのシッポや殻を焼いてバリバリとおいしそうに食べてい                             る人をよく見かけます。いわく「カルシウムを取らないとね!」                                 あれ?ちょっと待ってください。確かにエビは外骨格動物の一種で、                             殻は体を支える骨の役割をしています。でも、殻の成分は骨とは全く                            違うものです。殻の材料はクチクラといい、有名なキチン質とタンパク                             質から作られています。キチン質にはキチンとキトサンが含まれてい                             ますが、これはムコ多糖質と呼ばれるもので、人は栄養として吸収で                            きない糖類になります。吸収されない糖類は脂肪の吸収を抑えるとい                            う考えもあります。というわけで、エビの殻にはほとんどカルシウムが                            含まれず、おまけにあまり栄養にならないでウンチになってしまうもの                            なのです。がっかりした人も多いかもしれませんね。では、人の骨の                             成分は何でしょう。骨の材料は、ハイドロキシアパタイトといい、カルシ                            ウムとリン酸が結合してできています。これが、タンパク質の線維で                              あるコラ-ゲンの上に沈着して骨が作られるのです。確かに人の骨に                            はたくさんのカルシウムが含まれています。ところで、私はエビのシッ                                ポ、大好きです。とくにエビ天丼を食べるとき、シッポを最後まで残し                             てデザ-ト代わり食べると、香ばしくて最高です。これ、通の食べ方だ                            そうです。おいしさと栄養は、ときに一致しないものですね。                                  (とうせ・のりつぐ=札医大医学部長)

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生きるしくみ<カルシウム不足>

2008-09-25 12:20:00 | 健康・病気

神経、血圧安定に重要=當瀬規嗣解説

ヒトはカルシウムを食べ物として毎日とらなければなりませんそれは                             骨のカルシウムを補う必要があるだけではありません。カルシウム                              は体のさまざまなところで、重要な働きをしているからです。カルシ                              ウムには神経や血管などの運動を適切に調節する働きがあります。                             カルシウムが極端に不足すると、「低カルシウム血症」となり、神経                             が過敏な状態になって手足にけいれんが起ったり、精神的な不安                              定が生じたりします。また、それほど極端に少なくならなくても、カル                             シウム摂取が足りないと、血圧が不安定になるといわれています。                              血液中のカルシウムを適切に保つことは、細胞の周りのカルシウム                             を一定に維持することになります。細胞の周りのカルシウムが細胞                             内に流入することがきっかけで、心臓の活動、血管の収縮、ホルモ                              ンや消化器液などの分泌が引き起こされます。ですから、血液中の                              カルシウムはぜひとも安定させなければなりません。そのために、                              上皮小体ホルモン(PTH)活躍します。上皮小体とは首にある甲状                                腺の裏側についているごく小さな内分泌官で、副甲状腺とも呼ばれ                              るものです。ここから分泌されるPTHはビタミンDを活性化し腸からの                             カルシウムの吸収を促進します。また、骨の中のカルシウムを必要応                            じて血液中に動員する働きがあります。ですから、食べ物からのカル                             シウム摂取が不足すると、血液のカルシウムを一定にするために、P                             THが骨からカルシウムを抜いてしまい、骨が弱くなります。現代の日                             本人はカルシウムが不足がちです。カルシウム摂取に心がけましょ                              う!(とうせ・のりつぐ=札医大医学部長)

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