″コリ″を以外と軽く考えていませんか !?
日常の生活習慣で身体に掛かる負荷が、知らず知らず筋肉の硬直化を来たす
ことは経験的に知っています。
痛みや違和感を感じ、マッサ―ジしたり肩もみが非常に気持ちが良いことを誰
もが知っている常識です。ところが、知らず知らずのうちにマヒしてそのことを
感じなくなります。コリに強いカラダを構築したかのような錯覚に陥ります。
夢中になって、仕事に取り組んだり子育てに励んだり、アスリートが体力作りに
励み筋力を育む。この様な一連の行動は心身共に健康なカラダをつくる基本的
な作業です。アスリート達が良い成績を残すために、準備体操に十分な時間を割
き良質な筋力を成長させるための努力は大変なことのようです。
だが、一方である種の行為を怠ると筋肉のコリはどんどん深部へ移行しそこから
異常発症を起こす根幹であることに気づく人が少ないのが現状です。
仕事柄同じ体勢で何時間も費やす。コリが慢性化し深部に蓄積されていく。
実は、不調の原因の大半がこのコリが原因なのです。
四十肩・五十肩、腰痛、ひざ痛、指先のケイレン、果ては認知症や乳がんなど・・・
感染症や事故など心身障碍以外の体調不具合の根本原因だと言っても過言では
ありません。
コリの部位を押すと痛みを感じます。その箇所は血流障害をきたしています。
血管と神経は同義語のように共に全身へ網羅されています(一部神経が手薄な部
位も存在します) 。血流が滞っている周辺にのみ影響があるのではなく、途中に
違和感を感じながら指先や足指など末端で異常な痛みを伴う症状が現れるので
す。上半身と下半身の境目である腰に不具合が出る。ひじやひざに痛みが出る。
遠因は全て深部に蓄積された筋肉のコリが原因だと考えられます。