フクジュソウ出荷始まる=三笠
寒空の太陽の下、黄金色に輝く春の<代名 詞>-。三笠市菅野の及川農園で、キンポウ ゲ科のフクジュソウの出荷作業が早くも始まっ ている。同農園は11年前から、鉢に詰めたフク ジュソウを発送している。雪の中から掘り出して 鉢に植え替え、つぼみの状態で出荷。日当たりが良く、温度が低い 場所で育てれば、色鮮やかな直径三~四㌢の花を1週間ほど楽し むことができる。畑作りに3年、種から育てるには7年かかるといい、 栽培にも一苦労だが、南は沖縄までと全国から注文があり、10年 来の常連客も。「きれいに咲いた花を写真に撮り、送ってくれるお客 さんもいる」と及川善志代表(55)はうれしそうに話す。一鉢分の料金 は道内で1,250円、道外で1,500円。二鉢分は道内2,000円、 道外2,250円。3月7日まで注文に応じる。 問い合わせは同農園℡01267・3・1727へ。