゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

生きるしくみ「しわと老化」

2008-11-26 17:44:00 | 健康・病気

顔は外気や日光の影=當瀬規嗣解説

よく老いることの象徴として「しわ」のことがあげられます。お年寄り                              の顔に刻まれたしわは、樹木の年輪のように、その人の人生を象                              徴して印象深いものだと思います。一方で、とくに女性は顔のしわ                              を「老ける」ことの象徴として嫌がる傾向が強いです。そこで、お肌                              のお手入れとか、しわ取りクリ-ム(?)とか、いろいろ試されて努                              力を惜しまない方も多いようです。ところで、しわはどうしてできるの                             でしょうか?しわは赤ちゃんの時からあります。たとえば、手首や足                             首のしわ。これは手足が成長するのに備えてあらかじめ作ってある                             皮膚が、たるんでいるのです。一方、年を経るにつれてできてくるし                             わには二つあります。一つは関節の周りのしわのように、頻繁に皮                             膚が伸び縮みするので、しわになるもので、服にできるしわと同じよ                             うなものです。もう一つは、皮膚の水分や皮下組織の弾力性などが                              失われ、次第に細かいしわができてくるものです。これが、女性が                              目の敵にしている「小じわ」です。ところで、小じわは顔によくできる                             のですが、胸やおなかの皮膚ではあまりみません。顔にしわができ                             やすくなるのは、一概に老化とはいえないような気がします。元来、                             顔は常に外気や日光にさらされているので、これによる影響によって                            次第にしわができるのです。長年のお化粧も影響があるのかもしれ                             ません。しわ取り治療を「アンチエジング」という人がいますが、何か                             違う気がするのです。(とうせ・のりつぐ=札医大医学部長)

コメント    この記事についてブログを書く
« においと味の不思議<辛味の... | トップ | ガ-デンらいふ「鉢植え針葉... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

健康・病気」カテゴリの最新記事