中小輪 清そな美しさ
アマリリスというと、かつて巨大大輪が主流でし た。しかし最近、国内で改良された新しい品種が 注目されるようになってきました。その立役者は 小森谷ナ-セリ-という千葉県にある生産者。 50年以上にわたって、こつこつとアマリリスの栽 培や品種改良を続けてきました。小森谷ナ-セリ -のアマリリスの特長は、さまざまな原種から品 種改良がなされ、花のバリエ-ションが豊富なこ とにあります。とくに中小輪系品種のアマリリスは、 これまでの巨大輪にはない清そな美しさが漂い、 その魅力は海外からも高く評価されています。花の色、形もさまざま です。たとえば「夢見たい」という品種は、花弁の中心部は鮮やかな 緑ですが、開花後時間がたつと周辺部が淡くなります。花弁の緑は 鮮やかな赤い色で線を引いたように彩られています。多種多様な園 芸品種のほか、70種ほどある原種のうち、パピリオやネルソニ-な どが、家庭栽培用としてよく知られています。新しい魅力を秘めて、再 び脚光を浴び始めたアマリリス。一度、ご覧になつてはいかがでしょう か。(花新聞ほっかいどう)
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