一卵性双生児は、一つの細胞が半分に分割、増殖またはコピ-されて2人の人が誕生するわけです。そのためその後の人生を形成する遺伝子はほとんどが同一と言えるほど、類似した共通点を継承しています。ある一組の男子の双生児が、幼少期にそれぞれ別の養父母に引き取られ、お互いが全く知らない環境で育ちました。何十年も遠く離れて育ったためお互いがどの様な人生を歩んだか知ることは有りませんでした。その後、片方の人は自分に双子の兄弟の存在を知ることとなり、手を尽くして探しましたが逢う事は出来ませんでした。その後、今度はもう1人の方が兄弟の存在を知ることと成り、お互い連絡が取れ再会することが出来ました。その再会で2人は、まるで鏡に映した自分を見ることとなったと言います。お互いの過去を振り返った時、ハイスク-ルで選択したスポ-ツも全く同じものでした。夫々地域の競技レベルだった為、その存在を知ることも無く過ごしたようです。ここで考査すると、お互いの養父母の生活環境レベルが近かったため、継承した遺伝子が非常に類似した人生を歩ませ、より同じような容姿を現出したものと考えられます。一方、もう一組が紹介されていました。彼女達姉妹は全く瓜二つではあったが、継承した遺伝子で決定的な違いは性格でした。そのため選択した職業や運動の好みなどは、戸外で陽光の下でのパフォ-マンスを片方はより多く選択したとのことです。その結果外見は10歳以上の開きの違いを確認することとなりました。また一方は乳がんに疾患したが片方はその様な経験はないとのことです。家族の遺伝子の継承の話の中で、悪い疾病を引き継いでいるようなことも言われますが、あくまでも生活環境が重要で、性格が類似することで食事の好みや量などが似通ってくるために同じような人生を歩むことが多いような気がします。
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