恵比寿駅から徒歩10分の恵比寿ガーデンプレイス。
1階からセンター広場へ下る坂道のプロムナードもすっかり春の装いになりました。
植え込みの木はトキワマンサク(常盤万作)と云うそうです。
赤い花が青空に映えて綺麗でした。
そんなガーデンプレイスのセンター広場から左側の通路に入ると大きな人物像があります。
東洋のビール王と呼ばれた馬越恭平の銅像です。
その正面にあるエビスビール記念館に行って来ました。
現在恵比寿と呼ばれるエリアには、かって日本麦酒醸造会社(現在のサッポロビール)の大きな工場がありました。
工場では「エビス」の名前を冠した商品が製造されました。
そのビール積み出し用の貨物駅が恵比寿停留所と名付けられ、地名の元になったそうです。
1890年の誕生以来、120年超の歴史をもち、今もなお愛され続けているエビスビール。
館内にはエビスビール誕生から今日までの貴重な資料や映像が紹介されています。
入館は無料でエビスビールにまつわるエピソードとともに館内を案内するガイドツアー(有料)も開催されています。
まずはエビスギャラリーを見学しました。
広大な敷地に建てられた工場のジオラマと絵画。
1890年(明治23年)発売の元祖「エビスビール」も。
そのこだわりの歴史が年代順に展示されています。
1899年8月4日開業の恵比寿ビアホール。
8月4日は「ビアホールの日」に認定されているそうです。
蓋付のビールジョッキ。 なかなか味がありますね~!
それ以外にもレトロな展示物が沢山ありました。
ギャラリーの反対側にはテイスティングサロンがあります。
色々なビールが全て1エビスコイン(400円)で味わえます。
美味しそうなおつまみセットもあります。
お土産物コーナーにはエビスビールブランドのジョッキやグラスが販売されていました。
手ぬぐいにハンカチも。
金属加工で有名な新潟県燕市で作られたオードブルピックは5,000円です。
さらにエビスビール記念館限定のロゴ入りバカラ製ビアタンブラーは26,400円。
このグラスで飲むエビスビールは一味も二味も違うのでしょうね。
暖かい日差しの中で大勢でビールが飲める日が早く来て欲しいものです。