昨日は有楽町にある東京フォーラムへ行って来ました。
ロビーでは何やら大きなイベントが開催されていました。
「ART FAIR TOKYO」と云うイベントです。
「ART FAIR TOKYO」は、日本最大かつアジア最古のアートフェアのひとつとして、2005年以来、日本および世界の優れたアートギャラリーが集う場所として開催されています。
沢山のアート作品が展示されていました。
そこから更に進んでホールAへとやって来ました。
こちらのホールで「“わ”で奏でる東日本応援コンサート」が開催されます。
2011年3月11日午後2時46分。三陸沖を震源とする地震は国内観測史上最大となるマグニチュード9・0を観測し、巨大津波が沿岸部を襲いました。
死者は1万5900人、行方不明者は2520人。
関連死を含む死者・行方不明者は2万2222人にのぼります。
更に、東京電力福島第1原発事故により今も福島県7市町村に帰還困難区域が約310平方キロ、避難者は今年の2月1日現在で2万9328人いるそうです。
戦後最悪の自然災害となった東日本大震災は今日で発生から13年を迎えました。
その記憶を忘れる事のない様に応援コンサートが開催されました。
このコンサートはセイコーグループの主催です。
東日本大震災が発生した2011年、セイコーは創業130周年という節目の年を迎えていました。
さまざまな記念イベントをすべて取りやめ、震災から3年間で130件以上の復興支援活動を実施する「Seiko 130 Actions」を展開したそうです。
その後も活動を継続して毎年被災された各地域でコンサートを開催し年度末の最後に東京でも開催されます。
今年の東京公演は「笑顔を拡げる」がテーマです。
震災から13年が経過し、震災を知らない世代が増える中、震災当時に感じた笑顔の素晴らしさや、どれほど人を元気づけたかという思いをつないでいきたい、さらにこのコンサートを通じてあらためて笑顔の大切さを訴えたい、という思いが込められています。
出演者はこちらの方々です。
元日本テレビアナウンサーの松本志のぶさんの司会でコンサートが進行しました。
94歳のレジェンドクラリネット奏者の北村英治さんの独奏から始まり、八神純子さんの“水色の雨”、伊東ゆかりさんの“100万本のバラ”、松平健さんの“マツケンサンバ2“、”暴れん坊将軍の主題歌“、森山良子さんの”涙そうそう“、そして実行委員長で主催者のセイコーグループの服部真二さんの”望郷”。
それぞれに伸びやかな歌声がホールに響き渡りました。
東京シティ・フィルハーモック管弦楽団の“ 見上げてごらん夜の星を”の演奏も素晴らしかったです。
最後は出演者全員で“この広い野原いっぱい”を合唱して閉幕しました。
こんな支援活動の"輪“が能登半島地震でも出来ると良いですね。
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