「日本おもちゃ病院協会」は“おもちゃドクター”が壊れたおもちゃを修理してくれる全国組織のボランティア団体です。
1996年に全国組織化し、1696名(2022年3月31日現在)の会員が全国でおもちゃ病院活動を展開しています。
協会では修理だけでは無くおもちゃドクターをめざす方への養成講座開催・支援、会員相互の情報交換や技術交流および会員支援、おもちゃ修理の技術向上支援のほか、おもちゃ病院の普及に関する活動などを支援しています。
「おもちゃドクター養成講座」は3ヵ月に1回程度開催されています。
定員が30名程ですので募集開始5分で直ぐに埋まってしまうそうです。
私は2度目の応募で運良く受講する事が出来ました。
受講生は会員として登録されて、こんな作業用エプロンもプレゼントされます。
1日目の講義ではおもちゃドクターの活動状況や心構え、修理に必要な工具類や電池、接着剤などの種類や選定の仕方の基礎を学びました。
知らなかった事が沢山有りました!
座学の後は実習です。 各自でプラレールの分解と組み立てを行います。
レールの上を走る小さなプラスチックの電車のおもちゃです。
正常に動いている事を確認してから、講師の指示に従って分解します。
プラモデルを作って遊んでいた小学生時代を思い出しました。。。
分解して見ると・・・部品が多くて細かい!!
部品を無くさない様に気を付けねば・・・
分解が終わって中身を確認したら、再度組み立てて正常に動く事を確認します。
モーターや歯車、バネ、電池を接続する金属板、ウエイトなどを分解した順番通りに戻さないと行けませんが・・・
あれっ? これは何処に入っていたんだっけ??
途中で分からなくなって、講師に聞きながらの組み立てとなりました・・・
実際に壊れたおもちゃを修理する時には当然ですが組み立て説明書など有りません。
いきなり分解すると元に戻すのは至難の技です。
これは分解する時に逐一写真を撮っておかないと駄目ですね。
こうして何とか元に戻せました! 最後にレールに乗せて走行確認です。
まだ講習が始まったばかりですが、おもちゃ修理の大変さが分かりました。
2日目に続く・・・
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