浜野浦、土谷棚田と続けて棚田の夕日を撮りに行って、思い出すのは明日香村の棚田の夕日。
ここも大勢のカメラマンがやってくる有名スポットだった。
ただ、立入禁止の札を無視して棚田の中に入り込み、畔に三脚を突き立てて撮影している人がかなりいた。
ある時、「あんたら、人の田圃を荒らしてなんだと思ってんだ。帰れー!!!」と地元の農家の方がすごい剣幕で怒鳴り込んできた。
その迫力に圧倒されて、さすがに彼らはすごすごと帰っていった。
僕は立入禁止の札の手前にいたので、そのまま撮影を続けた。
でも、地元の人にとっては写真を撮りに大勢の人間が来ることが迷惑と思っていることが分かったので、そのあとは行くのをやめた。
2011年6月のことだった。
Googleで調べると、今も大勢のカメラマンがやってきているようだ。
ちゃんとマナーを守っていてほしい。
ただでさえ棚田の維持は大変なのだ。
急勾配を上り下りするのに体力がいるし、田圃の形状が不整形なので農作業が非効率となる。
かつて棚田の農家の方と話す機会があったが、問題は高齢化と後継者難、ということだった。
なお、彼岸花が見頃の時期になると、明日香村の稲渕地区では、案山子コンテスト、フードコートやキッチンカーの出店など、「彼岸花まつり」が開催される。
当時催されていた飛鳥時代の衣装を着た行列は今はやってないようだ。
12年前に撮った写真を現像しなおしてみた。
ところで、以前に超絶技巧を弾きこなす天才少女ギタリストのYouTube動画を紹介したが、今回はまるでnativeのように英語を話す子供の動画。
海外経験などなさそうな小学生の英語がすごい!!!
脳内に直接英語が浮かんで話していると思える抜群の会話力。それにちゃんと歴史を勉強している。
子供を連れてイギリスに転勤した友人の話を思い出した。
子供の吸収力はすごくて、みるみるうちに英語ができるようになった。
日本人にはぴんとこないイギリス人のジョークを聞いて子供だけは笑っていた。
語学だけじゃなくて文化まで吸収している!