佐賀県から長崎県にかけて、玄界灘沿いの入り組んだ海岸線に棚田が点在している。
そのなかでも、浜野浦と土谷の棚田は海に沈む夕日との組み合わせが美しいことで有名である。
去年初めて訪れた浜野浦にまた行ってみた。
夕空が棚田の水面に映りこむのは、田圃に水が引かれ苗が伸びてしまうまでの短い期間であり、気象条件に恵まれなければならない。
去年は駐車場がいっぱいで、駐車場所の確保に苦労したが、今年は早めに到着して難なく駐車できた。
日の入りまでの時間つぶしとウォーキングを兼ねて、棚田の一番下まで降りてみた。
東の空は青空が出ているが、肝心の西空は雲がかかっていて、夕空が美しく焼けるか不安な空だった。
棚田を下から見上げたところ。
一番奥が棚田展望台で、ここから写真を撮る。
中間に邪魔な電線があって、夕日が電線の下まで下がってこないと電線が写りこんでしまう(電線、わかるかなー)。
棚田展望台から。
まだ夕日は電線の上。
相変わらず夕日は雲のなか。
すぐ近くで鳥が鳴いていた。
近くのカメラマンがホオジロだと教えてくれた。
ようやく夕日が電線の下に降りてきた。
しかし、雲のなかに入ったまま沈んでしまった。
日没後も残照が輝くことはなかった。
はるばるやってきたのに。
去年の方がずっと良かった。
残念。
この日は、13,010歩。
去年の記事
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