福岡空港ランウェイ16エンド(空港北端部)は、好きな撮影スポットであると同時に駐車場所でもあった。
着陸機を撮る絶好のポイントで、夕空を絡めたり、暗くなってからは飛行機の胴体に映る滑走路灯を流し撮りするのが楽しみだった。
道路脇の地面に駐車できるだけの広さがあり、すぐ上空を着陸機が轟音をたてて通過していくので、家族連れやカップルなどが車でやってくる人気スポットとなっていた。
大型トラックの仮眠場所にもなっていたため、トラックの重量とタイヤで地面の凹凸がひどかったのが難点ではあったが。
娘夫妻が孫を連れて福岡に来た時もここを案内して、孫より娘のほうが喜んでいた。
その駐車場所が道路整備か何かよくわからないが、道路脇には駐車できなくなった!!!
自宅から車で20分余り。お金もいらず気楽に行ける身近な撮影スポットが一つなくなった。
残念!!!
まー、空港駐車場に停めてここまで歩き、駐車料金払えばいいんだけど。
写真は、今までで一番夕焼けがきれいだった、ちょうど一年前の6月撮影のもの。
一年前はRAW現像をDPPで行ったが、今回はLightroomで現像。
花庭園は、筥崎宮本殿の裏手にあるあじさい苑から500m近く離れたところにある。
あじさい苑の入園料300円を払うと、花庭園の入園料300円が100円割り引かれるようになっている。
というので、あじさい苑のあと花庭園を訪れる人が多い。
この時期の花庭園は百合を咲かせている。
滋賀にいた頃、紫陽花といえば、守山芦刈園(滋賀県守山市)、三室戸寺(京都府宇治市)、矢田寺(奈良県大和郡山市)、岩船寺(京都府木津川市)などによく行った。
なかでも、矢田寺の紫陽花は花の密集度、株数の多さで他を圧倒。
足ノ郷峠(奈良県東吉野村)のコアジサイは、大台ケ原手前の山奥に咲く。
林間を埋め尽くすコアジサイの群落に朝霧が漂う幻想的な光景は、感動ものである。
といっても、勿論、いつも朝霧が漂っているわけではない。
福岡で、紫陽花といえば、ここ筥崎宮あじさい苑だけなのがちと寂しい。
紫陽花の葉にタマムシがいて、びっくりした。
最後にタマムシを見たのはいつだろう。
ひょっとしたら、子供の時かもしれない。
紫陽花は雨や曇りの方が色や質感が出て、紫陽花らしい雰囲気が出る。
雨上がり直後の水滴をつけた紫陽花がベスト。
でも、この日は晴れていた。
ひまわりは青空が似合うけど、紫陽花はやっぱり似合わない?
グリーンピアなかがわ 福岡県那珂川市五ケ山
ここは紫陽花の株数もそれほどなく、有名でもなく、訪れる人も少ない。
駐車料無料、入園料無料で、カメラマンが誰もいないのがいい。
パソコン買い換えを機にLigtroomをバージョンアップしたので、2017年に撮ったマリゾンの夕景をLightroomで現像してみた。
強い逆光で手前の建物が真っ黒に写ってしまうこのような写真こそLightroomの真価発揮と言える。
RAW現像メインで使っているDPPでは、一部だけ露出を変えることはできず、建物の暗部のディテールを出そうとすると空にも影響が出てしまう。
しかし、Lightroomであれば、建物部分だけ露出やコントラストなどを変えることができる。
変えたい部分だけを変えるツールとして、段階フィルター、円形フィルター、補正ブラシ、範囲マスクと4種類あるが、ここでは補正ブラシを使用。
最後の写真は逆光でないので部分補正ツールは使っていない。
上から3枚目の元の写真はこれ。
RAW現像で手を加えることを前提に、空が白トビしてディテールを失わないよう空に露出を合わせているので建物が真っ暗になっている。
ハーフNDフィルターを手持ちで使ってみたが、うまくいかなかった。
今年も中の島公園に蛍を撮りに行ってきた。
広範囲にたくさんの蛍が飛ぶが、ほとんど対岸の木々の周辺なので、撮影上は距離がある。
去年は対岸からこちらに飛んでくる近距離の蛍を狙ったが、あまり飛んでこなかった。
だから、今回は、距離的には遠いが、たくさん飛んでいる対岸の蛍を狙った。
右下の部分に写っている岩は水の中なので、まさか足を濡らしてまで人が来ることはないと思っていたら、なんと子供がやってきて岩によじのぼった!
真っ暗ななかで足元の水底は岩だらけなので危険だと思う。
やがて親が来て、しばらく一緒に蛍鑑賞。
フレームの中に突然子供がやってくるという予測できないことに加え、去年、一昨年と同様に、懐中電灯で照らす人が多数。
去年、「光を当てると蛍が嫌がりますよ」と注意しても、次から次に照らす人が来るので諦めた。
牛頸ダムでは地元ボランティアの人たちが蛍鑑賞のルールを書いたペーパーを配っていたが、ここは誰もいない。
この日は112枚の写真を撮り、そのうち10枚を比較明合成したのが最初の写真。
次の写真は全部を比較明合成したもの。これでは何がなんだかわからない。
四月には華やかだった桜並木も、今は緑に包まれて、平凡な風景に戻っている。
麦が収穫期を迎え、収穫前と収穫後の麦畑が入り交じっていた。
空は厚い雲に覆われ、夕日が姿を見せることはなかった。
夕暮れのなかを、中学生の子らが家路につく。
草場川 福岡県朝倉郡筑前町
芸能ニュースなどまったく無関心の僕だが、たまたま山里亮太・蒼井優・結婚記者会見を見てしまった。
なんと最後まで見てしまった。
笑わせてくれるところとジンとくるところがあって、よかった。
その流れで、久しぶりに映画「フラガール」を見た。
年をとると涙腺が弱くなっていくことを体感した。
清水寺は、天台宗の開祖、最澄によって開かれた古刹で、開山以来、一千二百余年の歴史を持つ。
寺の言い伝えによると、最澄は、唐から帰朝の折り、有明海の東方山中に美しく輝く光を発見した。
その光を求めて、一羽の雉を道案内にこの山に分け入ったところ、苔むした合歓(ねむ)の霊木に出会った。
最澄は、大地から生えたままのこの樹に一丈六尺(約5メートル)の千手観音像を刻んだ。
そして大同元年(西暦806年)にお堂を建立し、その観音様を祀った。
清水寺 福岡県みやま市瀬高町
今回は行かなかったが、雪舟が造ったとされる「本坊庭園」の紅葉が見事らしい。