嵐のような日々が過ぎて、再び老夫婦の静けさが戻ってきた。
二人の孫のモミジのような手を引いて歩いていると、ほんとに可愛いなあと思い、幸せな気分になる。
また会えるのは一年後かなー。
孫達が去って間もなく、風邪をひいてしまった。
前回風邪をひいたのがいつだったか思い出せないほど、ずっと長い間風邪なんかひいたことがないこの僕がだ。
ただ、熱はなく、鼻水が時折出るのと喉が少し痛い程度だった。
早く治さなければと、近くの病院に行った。
花粉症の市販の薬で副作用が出たことが一度あると言うと、医師はそのことにこだわった。
薬の名前を聞いた医師が、yahoo検索(googleではなく)で薬を調べ始めたところで、病院の選択を間違ったと思った。
薬の成分は医師でなく薬剤師の分野だからみたいなことを言い、確認するので待ってほしいと言われた。
結局、それまでの市販の風邪薬から、その病院が処方した薬に切り替えてから、病状は悪化した。
ハナをかむ頻度が格段に増え、それまで出てなかった咳が出るようになった。
引き続き熱はないものの、体調がさらにシンドイ感じになっていく。
風邪なんて病気の代表のようなものだからどんな病院にかかっても対応は一緒のはずと思ったのが甘かった。
僕に感染した妻は別のマットウな病院に行って薬をもらってきたが、原因である僕がなかなか治らないものだから、自分もまたなかなか治らないと文句を言う。
そんなことを言われても・・・
風邪であっても病院は評判の高いところを選ぶべし。
なお、風邪をひいた時、風邪薬を飲んで、酒をくわっーと飲んで、ぐっすり熟睡すれば、翌朝はすっきり。
昔、卵酒のおかわりをしていたような記憶もある。
ところが、これが大間違い!!!
「風邪薬 酒」でググると、たくさんひっかかって、どれも「危険!」と警告している。
副作用で全身に湿疹が出たりすることもあるらしい。
ネットでこれを見てからは、当然ながらぷっつり酒を断っている。
早く酒が飲みてえ。
グスッ