最後に写真を撮りに行ったのは6月10日、筥崎宮の紫陽花と百合。
もう2ヶ月以上経っている。
8月5日に筑後川昇開橋に行っているが、あれは時間つぶしと下見で、撮影目的で行ったわけではない。
ほかの方のブログを見ると、撮るものがあってうらやましくなる。
とはいえ、すっかり出不精が身についてしまって、出かけるのがおっくうになっている。
緊急事態宣言は相変わらず続いているし、福岡県の感染者数はとてつもない1,000人前後のまま推移。
人が集まりそうなところは行く気がしない。
この時期、撮りに行きたいと思うところもない。
ウォーキングコースの那珂川もカワセミは姿を消したまま。ほかの野鳥も見かけない。
近くにある花壇に行っても蝶の姿がない。
ということで、毎月1,000円払っている現像ソフト Lightroom はまったく使うことなく時間だけが過ぎていくという勿体ない状態になっている。
まだ全然使いこなすことができてないのに、使わない状態が続いて、せっかく覚えたこともかなり忘れかけている。
そこで、過去の写真を Lightroom で弄ってみた。
CANONの現像ソフトDPPで現像したもの。
これを Lightroom で現像。
逆光気味で、もとの画像は右上の空が白っぽく飛んでいる。
DPPでは、コントラストをかなりマイナスにしてなんとか雲がわかるようにした。
DPPは、何かを動かすとそれが全体に及ぶので、写真の中に露光差が強いところがあるものなどは対応が難しい。
Lightroom は部分的に露出を変えることができるので、空の部分だけ露出をマイナスにして、さらに雲をくっきりさせた。
写真は、京都市左京区久多地域に咲く北山友禅菊。
京都といっても滋賀県との県境に近い山中にある。
見頃は7月下旬から8月上旬。日陰がないので、メチャ暑い。
Lightroom の部分的に露出を変えることができる機能は、朝日や夕日で真価を発揮する。
朝日や夕日の写真は、太陽がある空の部分と地上の風景の光の強さが違うので、露出を空にあわせると地上の風景が暗くなってしまう。
空の部分を暗くするハーフNDフィルターを使うと、この明るさの差を解消することができる。
これはハーフNDフィルターを使わないで撮ったコスモス畑の日の出の写真。
DPPで現像。
Lightroom で現像。
これはコスモス畑を段階フィルターというのを使って処理したが、ほかの方法もあったと思う。要確認。
場所は奈良県橿原市の藤原宮跡。
朝日が顔を出す前の、雲間から溢れ出す光芒もとても美しかった。
ところで、
感染者数が急増しているというのに、マスクをしない人が増えている。
走る人、歩く人、自転車の人。年寄りから子供まで。
ウォーキングの途中で時々すれ違う、やはりウォーキングしている、マスクをしてない中年の男性がいる。
すれ違う場所は大体同じ場所で、道幅が狭いのでどちらかが譲らなければすれ違えない。
先方はいかにも我の強そうな顔つきで譲る気配がなく、ここで競い合ってもしようがないので、いつもこちらが譲っている。
一度、ぎりぎりまで譲らないとどうなるか試してみた。
その結果、絶対に人に譲ることができない性格であることが確認できた。
すれ違う時、思わず笑ってしまった。