大駐車場から5分ほど歩くと、この石段に到達する。
年々この石段を登るのがしんどく感じるようになった。
今までは年寄りっぽく見られたくなくて気張って登ってきたが、今年は無理せずゆっくり登ることにした。
石段を登りきり、境内を奥に進むと、つつじの花が咲き乱れる「契園」の受付がある。
入場料を払い、入り口を入ったところで、スマホを車の中に忘れてきたことに気が付いた。
受付の人に断って、スマホを取りに戻り、今年は石段を二回登ることになった。
忘れ物に体力・・・トシじゃー。
今年はいつもより花の数が少なかった。
それでもなお、つつじの花が山の斜面を覆いつくす光景には心が癒される。
ここではついついたくさんの枚数の写真を撮ってしまうので、帰ってからの写真の整理が大変。
つつじの花の上で緑に輝く木々はほとんどがモミジで、秋の紅葉が楽しみだ。
前日夜の天気予報では晴れだったのに、当日起きてみると曇りだった。
人がたくさん来て混雑する土日はいやなので、とにかく行ってみることにした。
名島門の藤棚は平日であってもけっこう人がやってくる。
晴れるかもしれないとの期待は空しく、薄暗く曇ったままで、しかも3割ぐらいの花が既に萎れていた。
舞鶴公園にはもう一つ藤棚があって、梅林から石段を上がったところにあるが、こちらはいつもほとんど人がいない。
その可哀想な藤棚に到着したら、写真を撮ってもしようがないほど花がすべて萎れて無残な姿になっていた。
今年の藤は見頃になるのが早かったようだ。
そこから下のつつじ園に行くと、こちらも8割方花が終わっていた。
きれいに咲いているところだけそそくさと写真を撮って、今まで舞鶴公園に来たなかで最短の1時間以内で駐車場を出た。
手前のゾーンがまだ花が疎らで、ちょっと行くのが早すぎた。
今まではローアングルファインダーを使っての撮影から始めていたが、取り出すのが面倒で今回は使わなかった。
だんだん不精になってきている。
ふと、ローアングルファインダー、ローアングル専用三脚、魚眼レンズのセッティングで撮ってみたらどうだろうかと思いついた。
来年はやってみよう。
フラワーミュージアム
デジタル一眼レフはその場で撮った写真が確認できるが、フィルムは現像とDVD書込み同時注文で10日以上かかる。
その間、どんな風に撮れているのか、不安感や期待感を抱きながら待つ。
今回は曇り気味の光を反映してからなのか、桜の色合いが思っていたのとちょっと違った。
Velvia 100 の特徴である高彩度のイメージではないが、こういった色合いもフィルムの持ち味なのかもしれない。
デジタル一眼レフのようにオートフォーカスや手振れ防止機能はないので、マニュアルでのピント合わせや手振れしないようにシャッターを切るなど、さらなる集中力を要する。
36枚撮り1本で5千円強のトータル・コストがかかるので、一枚一枚を一発必中の思いで撮る。
そういった緊張感がフィルム撮影での楽しみの一つではある。
そのフィルムが今は入手困難な状況になっている。
ヨドバシもキタムラも注文受付停止となっている。
在庫を持つネットショップはここぞとばかり1本6千円台~8千円台の高額で売りに出している。
富士フイルムによれば、需要減少による生産調整ではなく、原材料の調達不足により生産に支障をきたしているらしい。
2023年3月29日
「カラーネガフィルム135サイズ」と「リバーサルフィルム135サイズ・120サイズ」の国内供給に関するお知らせとお詫び お客さま 各位
平素は富士フイルム製品をご愛顧賜り厚く御礼申し上げます。
「カラーネガフィルム135サイズ」と「リバーサルフィルム135サイズ・120サイズ」につきまして、原材料の調達不⾜により⼗分な製品供給を⾏うことが困難な状況であるため、本日より国内におけるご注文の受付を一時停止させていただきます。お客さまには、ご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。
なお、ご注文の受付再開時期につきましては、改めて弊社ウェブサイトにてご案内いたします。
一日も早い製品の安定供給に向けて対策を継続してまいります。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
購入当初から、度々突然勝手に再起動したり、フリーズしたり、画面が点滅したり、と動作が不安定だった。
すぐにドコモショップでチェックしてもらったが、結果は異状はないとのことだった。
再起動途中の状態のまま起動しない時もあり、その時は強制再起動を行って起動させた。
店でポイントがらみの操作をしている途中で突然再起動になり、強制再起動しなければならなくなると、ほんとに困った。
PCとの接続ができず、ドコモショップに相談しても解決せず、試行錯誤しているうちに、ルーター子機を常時差し込んでいたUSBポートで接続できることがわかった。
そして、強制再起動で起動できていたのが、つ、つ、つ、ついに起動しなくなった!!!
強制再起動の操作をしても、真っ黒な画面に白文字で怪しげな次の英文が出てはすぐ消える。
電源ボタン長押しなどいろいろやっても怪しげな同じ英文が出てくるだけ。
Your device is corrupt.
It can’t be trusted and will not boot.
Your device will be powered off in 5 seconds.
corruptは破損という意味で、「あなたのデバイスは破損しています」という恐るべきメッセージに暗澹たる気持ちになる。
祈るような思いで、google検索で「Your device is corrupt. Xperia」と入力して検索してみたら、なんとヒットした!
Xperiaの警告Your device is corruptから復旧する方法! 再起動を繰り返す端末のソフトウェアを修復しよう (sp7pc.com)
懇切丁寧な説明で、復旧作業を順を追って詳しく記載した、感謝感激のとてもありがたい記事だった。
ソニー公式ソフトXperia CompanionをPCにインストールし、そのソフトを立ち上げ、接続の指示があったところでスマホをPCに接続し、ソフトの指示にしたがって作業を進めていく。
イメージ的には、OSを再インストールする、スマホの初期化、実質的な機種変更、といった感じか。
スマホ内の個人データは全て削除されるがいいか、と聞いてくるが、了解するしか選択肢はない。
やがて「ソフトウェアの修復は完了しました。」という画面になり、修復完了。
絶望的に思えたスマホが生き返った!!!
完全に初期化と思っていたら、インストール済のアプリはそのまま残っていた。
ただ、ほとんどのアプリは改めてログインしていかないとそのままでは元通り使えない。
たくさんあるので、これがけっこう大変。
機種変更時に事前に引き継ぎ登録が必要なアプリは、ポイントやクーポンが引き継がれずゼロスタートとなった。
LINEの過去のトークも消えた。でも、とっておきたいものはないので、特に問題はない。
ドローン操縦に必要なアプリはGoogle Play ストアからではないので消失しており、メーカーのDJIサイトから再度インストールしなければいけなかった。
機種変更の時と同様、電話帳の復元、ワイヤレスイヤホン接続、カーナビとの接続、PCのメールを見れるようにする処理、などいろいろやっているうちに一日が終わった。
OSの再インストールのイメージからすると、再起動が頻発することはなくなっているのではと期待したが、以前と同様、動作不安定な状態は変わらなかった。
使わないアプリをアンインストールしても特に変化なし。
ソフトウエアの問題でなく、基板などの部品の問題かもしれない。
ドコモとの契約上、来年の2月にしか機種変更ができないので、あと10ヶ月、なんとか持ちこたえてほしい。
那珂川のソメイヨシノは散り、八重桜が満開となっているが、それも今は散り始めている。
Xperia 5 III で撮影。
昔は「都府楼跡」と言ってたのに、40年ぶりに福岡に戻ると「太宰府政庁跡」と名称が変わっていた。
確かに「都府楼跡」では分かりにくいかもしれない。
なお、西鉄の最寄り駅は今も「都府楼前」という駅名のままだ。
「都府楼」は太宰府の唐名である「都督府」からきているらしい。
太宰府は、九州を管轄し、大陸に対する防衛・外交を司る行政機関だった。
朝鮮半島での白村江の戦いで大敗を喫したため、唐・新羅連合軍の侵攻に備え、太宰府を守るための「水城」を築き、「防人」を招集・配備した。
その後、遣唐使派遣の拠点にもなった。
右大臣であった菅原道真が太宰府に左遷され、その死後、菅原道真を祀る太宰府天満宮が創設された。
鎌倉幕府の成立により律令制度下の太宰府政庁はなくなり、他方、太宰府天満宮への信仰が高まり門前町が栄えたことから、今は「太宰府に行く」といえば、太宰府天満宮に行くことを指している。
坂本八幡宮
地元の少数の人だけが訪れる目立たない神社だったが、元号「令和」ゆかりの神社ということで一躍有名になり、今は多くの人が訪れる。
「令和」は、万葉集に収められた、大伴旅人が自邸で開催した「梅花の宴」という歌会の序文が典拠とされ、坂本八幡宮は大伴旅人の邸宅跡とされている。
水城
日本書紀「・・・。また、筑紫国に大堤を築き水を貯へしむ、名づけて水城と曰ふ」
草場川 福岡県朝倉郡筑前町
ここ草場川の桜もすっかり有名になってしまった。
テレビでも放映されていたので、来る人がまた増えてしまう。
平日の昼食の時間帯だというのに、駐車場はほぼ満車状態だった。
この冬はコウノトリとの出会いを求めて草場川に通い、結局見ることはできなかったが、その時の駐車場の閑散ぶりとは大違い。
本当は夕暮れから夜のライトアップが撮りたい時間帯だが、撮りに来る人が増えてしまって、陣取りで不愉快な思いをしたくないので、やめた。
法華原華庭園 福岡県うきは市吉井町富永
身延桜は、日蓮宗総本山・身延山久遠寺から桜の種を持ち帰り植えたとされる三本の枝垂れ桜の巨木。
4年前に初めて行って素晴らしかったのを思い出して、行ってみた。
その身延桜はさておき、周辺の桜がとても綺麗だった。
さて、肝心の身延桜だが、残念ながら既に花が散っており、がっかりだった。
4年前と同じ日付で来たのに、今年は散るのが早かったようだ。
枝垂れ桜と和傘と菜の花の組み合わせのイメージを膨らませながらやってきたのに。
4年前の写真を貼っておこう。