ウォーキングや電車などの公共交通機関を利用する時は、スマホにイヤホンを付けて音楽を聞くことが多い。
昔はウォークマンから始まってMP3プレイヤーなどで音楽を聞いたりしていたが、専用プレイヤーなしにスマホで聞けるのはほんとに便利だ。
ただ、昔ながら厄介なのがイヤホンのコードで、両耳に挿し込む前に絡んだコードを解きほぐさなければならない。
スマホを入れたポケットから両耳までつながっている長いコードが邪魔になる時もある。
ところが今は、電子機器とスマホを無線で結ぶBluetoothという便利な機能があり、この機能を使った完全ワイヤレスイヤホンがある。
CDよりも情報量が多い高音質のハイレゾのイヤホンというのもあるが、あまり興味はない。
高音質の追及は、本来、高音質で録音された媒体と、その高音質を具現化するプレイヤー、アンプ、スピーカーが揃っていて、かつ高音質が確かめられる音響環境が必要だ。
つまりは、オーディオの世界は、優れたリスニングルームを持ち、リアルに音を再現する高額音響機器が揃えられるだけの資力をもったお金持ちの世界なのだ。
で、いくら高音質とかいっても、しょせんウォークマンのイヤホンで街の騒音の中で聞く音楽というレベルの音なので、そこそこの音質で構わないと思っている。
そもそも聞いている音楽が今流行っている音楽でなく、かつて若い頃に聞いていた音楽、つまりオールディーズなので最先端の録音ではない。
インターネットでいろいろ調べた結果、SOUL ST-XS というのにした。
クチコミの評判もよく、値段も7,000円台と手頃、音質そこそこ、防汗機能付、そして何よりイヤホン本体重量4gと軽いのがいい。
煩雑だったコードがなくなった完全ワイヤレス。
ケースが充電器になっている。
ダウンジャケットのような分厚い衣服のポケットだと目立たないが、普通のジャケットのポケットでは膨らみが目立つ。
持ち運びはバッグに入れてということになるか。
充電中はイヤホンが白く光る。
音楽だけでなく、テレビや動画の音も聞ける。
音楽を聞いてる途中で電話がかかってきても、ワンッタッチでハンズフリーに切り替えて会話ができるのもスゴイ。
もうこれに慣れてしまった今は、コードのあるイヤホンには戻れない。
スマホXperiaにもともと入っていた曲は新しい曲だし、録音も新しいので音質がいい。
なかでもMissqueradaのFar from love はいい曲だと思う。
これはXperiaでしか聞けない曲らしい。
でも、音質はともかく、昔の曲はその曲を聞いていた当時の思い出が重なってくる。
例えば、イーグルスのホテル・カリフォルニアを聞くと、アイツは今どうしてるんだろうと思う。
昔の曲はそういう意味で感傷的になりがちではある。