福岡市植物園では、10月になると、フジバカマの花に渡り蝶のアサギマダラがやってくるのが楽しみだった。
しかし、フジバカマの群落が衰退してしまい、アサギマダラはやってこなくなった。
10月下旬になっても、まだ半袖。
半袖であっても、歩き回っているうちに汗が出てくる。
それでも、木々は色づき始めており、空にはうろこ雲。
不用意に何かをクリックしてしまったらしい。
メールを見ようとすると、勝手に「新しいOutlook」への移行画面になって、メールが見れない。
ネットで調べると、windowsのメールは12月までしか使えず、以降はwindowsメールと現行Outlookは「新しいOutlook」に吸収統一されるらしい。
それならば、「新しいOutlook」に移行しておくか、と手続きを進めようとするが、これがなかなかうまくいかない。
正しいパスワードを入力しているはずなのに、何度やってもはねかえされてしまう。
対処方法をネットで探してもなかなか見つからず焦ったが、プロバイダー(so-net)のQ&Aでやっと対処方法がわかった。
移行手順の「プロバイダーを選択」で「POP」を選ぶ。
これでパスワードが受け入れられた。
これでようやく「新しいOutlook」への移行が完了!
「新しいOutlook」のメールを開いてみていろいろいじっていたら、驚愕の事実に気が付いた。
8月から直近までの受信メールはあるが、7月以前のメールがない!
不要なメールは削除しているが、また見る可能性があるメールは削除しないでとってある。
それがない!
「送信済みアイテム」も空っぽになっていて、送信済メールも全部消えている。
「連絡先」も空っぽになっている!
向こうからメールが来ないとアドレスがわからない!!!
このような事態が発生することを移行前に警告すべきではないのか!!!
元のwindowsメールに戻す方法をネット検索しても、的確な答えが見つからない。
この状況を受け入れていくしかないのかと諦めかけていた時、元のメールに戻す方法を発見した。
「新しいOutlook」の「設定」から「全般」→「Outlookについて」→「今すぐメールを開く」をクリックする。
「Microsoftへのフィードバック」の画面が出てくるので、「フィードバックをスキップ」をクリック。
これでめでたし元のwindowsのメールに戻れた。
過去の受信メール、送信済みメール、連絡先、すべて元通りだ。
なお、windowsメールをいったん閉じると「新しいOutlook」に戻ってしまうので、もう一度windowsメールを見る場合は「新しいOutlook」から同じ手順を行う必要がある。
元のwindowsメールに戻せたものの、「連絡先」を「新しいOutlook」に移すやり方がわからない。
スクリーンショットをとって、手作業で一つずつ入力するしかないかと思っていたら、またまた移す方法を発見。
windowsメールの「連絡先」を開けたところに、移行方法が記載されていた。
「ツールバーの連絡先のエクスポートを選択し、新しいOutlookにインポートすると、連絡先を取り込むことができます」
この文言のすぐ下にある三つの点をクリックすると「連絡先のエクスポート」のタグが現れるので、エクスポートを行う。
「新しいOutlook」を立ち上げ、「連絡先」を開く。
「連絡先の管理」をクリックすると、「連絡先をインポート」「連絡先をエクスポート」が出てくるので、「連絡先をインポート」を選ぶ。
これで「連絡先」の移行が完了。
ここまでくるのに二日間!
「新しいOutlook」でメールを見ると、「優先」と「その他」に自動分類されているが、その分類基準が不明瞭で煩わしい。
この分類を中止するには、「設定」→「メール」とクリックし、「優先受信トレイ」の「メッセージを分類しない」にチェックを入れる。
もともと残しておきたいメールは「名前を付けて保存」で、専用フォルダに保管してきている。
12月までにwindowsメールの受信・送信メールをもう一度見直してその作業を行うことにしよう。
ふと思いついて、今まで保存したメールを見てみた。
すると、大半は問題なかったが、なんと、内容が消失しているものが複数、文字化けみたいになっていて意味不明になっているものもあった!
中学以来の友人で、今は亡き友人とのメールの内容が消失していたのにはがっかりした。
「名前を付けて保存」以外の保存方法があるのだろうか。
ネットで調べたが、これだという回答は見つからない。
コピーしてwordに貼り付け?
割り切って、内容が消失したものは諦める?
一難去ってまた一難・・・
「新しいOutlook」にしてから煩わしくなったのは、こちらからは配信を止められない「広告」が入ってくるようになったことだ。
「広告」を止めるには、年間2,440円を払えば、ほかの特典付きで止められるらしい。
金額は小さいかもしれないが、そんなwindowsの企みには乗る気がない。
不愉快。
ここは、ほかの棚田より稲刈りが早いので、予期していた通り、既に稲刈りが終わっていた。
棚田の彼岸花は、黄金色に輝く稲とセットなので、稲刈りが終わっていると、一気にテンションが下がる。
とはいえ、山中のくねくねした狭い道をはるばる走ってきたので、気を取り直して、写真を撮ることにする。
いつものように、棚田の一番低いところに車を停め、棚田の外側を周回する道を登る。
棚田の一番高いところまで登ったら、今度は棚田の中の道を下っていく。
稲刈りが終わっているせいか、カメラマンの姿はちらほらと見かけただけだった。
それでも、人気の高い棚田とあって、平日にもかかわらず、一般の人達が次々にやってきた。
本物の人間ではないかと思うほどリアルな人形
日を追うにつれ涼しくなってきている。
でも、まだ半袖。
歩き始めは肌寒く感じることはあっても、だんだん体が暖かくなり、やがて汗が滲んでくる。
いつ長袖に切り替えることになるのか、予測がつかない。
いつもは、この展望台から棚田に降りていって写真を撮っているが、既に稲刈りが終わっていたのと暑かったので、やめた。
広内・上原地区の棚田
鹿里の棚田の近く、同じ福岡県八女市星野村にある。
猛暑のなかを歩き回る気がしなくて、写真をまったく撮らないまま4ヶ月近くが経った。
棚田の彼岸花でも撮りにいくかと思ってネットで調べると、猛暑が続いた異常気象で彼岸花の開花が例年より一週間か10日ほど遅れているらしい。
人が多い土日を避けたり、すっかり出不精が身についてしまった自分をなんとか奮い立たせて、やっと彼岸花を撮りに出かけたが、やっぱりちょっとタイミングが遅かったようだ。
萎れたり変色した花が目立ち始めていた。
真っ赤な彼岸花と黄金色に輝く稲がセットなので、稲刈りが終わっているかと心配したが、まだ稲刈りは終わってなかったので安心した。
以前はいい写真を撮りたいとの向上心もあり、写真を撮ることへのわくわくした気持ちもあったが、それもだんだん薄れてきていて、こんなに長く写真を撮っていなくても禁断症状的な感じは湧いてこない。
とはいえ、写真を撮っているうち、夢中になって楽しい気持ちにはなっていく。
棚田の坂道を登り降りしているうちに、汗が噴き出してきて、眼鏡のレンズに汗が滴り落ち、すぐにハンカチがびしょびしょになる。
坂道の登りに今までにないシンドサを感じる。
ひしひしと静かに迫りくる老い。
斑模様の蛇を3回見かけた。
ここではよく蛇を見かける。