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adobe の現像ソフト Lightroom の進化がスゴイ!

2024-09-06 20:01:37 | Weblog

Lightroom は写真の特定部分だけの補正ができるのが大きな特徴で、それは「マスク」という機能を使う。



地表の建物が真っ黒になっているので、少し明るくする。
建物を明るくすると、空全体も明るくなってしまうので、「マスク」機能のなかから「空」を選択すると、自動的に空の部分が抽出されるので、空を元の暗さに戻す。
飛行機が真っ黒になっているので、「マスク」機能のなかから「被写体を選択」を選択すると、自動的に飛行機の部分だけが抽出されるので、飛行機を少し明るくする。
かつては、補正したい被写体の部分だけを抽出するのは手作業で手間だったが、今は「被写体の選択」で自動的にやってくれる。

以上の結果がこれ。



真っ黒な部分を明るくすると、たいていノイズが発生する。
そのノイズを自動的に消去してくれるのが、最近追加された「AIによるノイズ軽減」機能だ。

上の写真の飛行機部分

ノイズ軽減前


ノイズ軽減後



消去機能

Lightroom で今まで使い物にならなかった機能が、写り込んでしまった余計な物の消去機能で、いろいろやってもどこかに痕跡が残ったり不自然な跡形がついたりしていた。
それが今回、「生成AI削除」という消去機能に進化した。
消したい部分をなぞり、ボタンを押せばあとはAIが判断して自動的に完璧に消去してくれる。

次の写真の街灯はアクセントとして入れたもので、余計な物ではないが、試しに新しい消去機能で消してみると・・・

消去前


消去後


というように、Lightroom は次々に機能進化を遂げていて、ひょっとしたらまだ知らない機能があるのかもしれないが、肝心の写真撮影はほぼ3ヶ月近くご無沙汰状態になっている。
猛暑続きで出かける気がしないというのもあるが、だんだん撮影意欲が従来ほどでなくなってきている。
昔は写真というとマイナーな趣味だったのに、デジタル化で写真人口が増大し、どこに行っても大勢のカメラマンがいる。
特に人気の高い撮影スポットになると、ずらりと三脚が林立し、みんな「われこそセミプロの写真家」みたいな顔をしている。
同じ日、同じ時刻、同じ場所から同じ風景を撮れば、みんな大体同じような写真を撮ってるはず、と思うと、なんとなく出かける気がなくなってくる。
九州の撮影スポットはそんなところが多いような気がする。

この記事を公開したあと、スマホで見たら部分補正やノイズ消去の違いがほとんど分からない画像になっていた。
デスクトップでしかわからないってことだけど、まーいいか。

コメント
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