竈門神社は大宰府天満宮の近くにあり、多くの人が初日の出を拝みに登る宝満山の登山口になっている。
今世間で流行っているという漫画「鬼滅の刃」のファンがここを聖地としたことから、参拝者が急増しているらしい。
ネットの紅葉情報で「今見頃」を確認して出かけた。
今まで走ったことのないルートで行ってみたが、車の流れがとても悪く、自宅からたった15kmなのに1時間以上かかった。
それで、紅葉はというと、夏のような暑い天気が続いた気候の影響か、状態はよくなかった。
落葉した枝がある一方で、まだ葉が緑のままの枝があり、色づいた葉があっても綺麗な赤になっていない。
かつてのいい状態の紅葉の記憶が頭にあるので、紅葉の状態を見たとたん撮影意欲減退。
それでも、駐車料金400円払ったことだし、気を取り直して・・・
一日一万歩以上歩くことにしているので、駐車場と本殿までの階段を何度か往復して歩数稼ぎしながら撮影。
ずっと曇りでたまに日が差すという天気だった。
気が乗らない割にはたくさん写真を撮ってしまった。
この稲荷社の連続する鳥居を2018年に撮ったのがこれ。
紅葉の状態が全然違う。
「鬼滅の刃」と思しき絵馬がたくさん掛けられていた。
大興善寺の境内は小さな山であり、春はツツジが咲き乱れ、秋は紅葉が山肌を覆う。
今回、最初の長い石段やそのあとの坂道の登りが、今までより疲労を感じるようになったような気がする。
俺はまだ年寄りではないと気張っていても、じわじわときてるのかもしれない。
ここでは、ついたくさんの枚数を撮ってしまう。
佐賀県三養基郡基山町の大興善寺に行くには、「鳥栖筑紫野道路」という道路を走る。
この道路はインターで乗り降りするようになっており、信号が一切なく、対向車線とは中央分離帯で遮断されているため、事実上自動車専用道路のようになっている。
でありながら一般道路なので制限速度は60kmであるが、ついついスピードをあげたくなるヤバイ道路である。
この日、追越車線を走りながらもイヤな感じがしてスピードを抑えて走っていると、後ろからトラックが迫ってきた。
いったんトラックに追い越させ、その後ろを距離を空けてついていくことにした。
すると、イヤな予感的中!
トラックはあえなくネズミ捕りに捕まっていた。
クワバラ、クワバラ・・・
雷山千如寺大悲王院は福岡県の紅葉人気ランキング第一位。
紅葉のメインは樹齢400年の大楓だ。
ここでの紅葉撮影は、けっこう満足度が高い。
平日で天気予報が晴れの日を待ち、満を持して出かけた。
開場待ちの行列に加わりながら、門越しに大楓を見ると・・・
ガガーン! 落葉している!!!
落ちた葉も枝に残っている葉も、茶色になってしまっている。
あまりのことに呆然となり、このまま帰ろうかと思ったが、せっかく早起きしてやってきたので、色のついた紅葉だけ撮って帰ることにした。
気をとりなおして、まずは、茶色の大楓から撮影スタート。
もうひとつショッキングなことが・・・
去年まで紅葉との組み合わせで撮っていたこの建物が
台風により崩壊していた。
どういうわけか今年はクロツラヘラサギがよく飛ぶ。
しかも、こんな数で上空を飛び回るのは初めて見た。
相変わらずミサゴはやってこない。
クロツラヘラサギよりミサゴを撮りたい。
トンビがやってきたので、退屈しのぎに撮る。
ミサゴよ、来てくれー!
写真を撮らせてくれー!
黒田藩主の別荘「友泉亭」のホームページに紅葉が見頃になったと出ていたので行ってみた。
天気予報は曇りだったが、晴れていたので出かける気になった。
ところが、途中で予報通り曇りになり、一時的にはにわか雨まで降る始末。
しかも、紅葉は全体的にはまだまだこれからで、緑色のままのモミジがけっこうあった。
とりあえず、色づいたところだけ撮ってみた。
曇りだし、紅葉もイマイチだし、写真を撮っていても心が弾まない。
まー、そんなこともあるか。
そういえば、徳川光圀公の隠居所「西山荘」はお気に入りの紅葉スポットの一つだったなー。
今まで出会ったことのなかったセイタカシギ。
赤く長い足が特徴的だ。
目も赤みを帯びており、珍しい鳥らしい。
ミサゴがやってこないかと待ってる間、退屈しのぎについ撮ってしまうクロツラヘラサギの飛翔。
待てど暮らせどついにミサゴはやってこなかった。
ミサゴよ、来てくれー!
山田ひまわり園 佐賀県三養基郡みやき町
落ち着くかに見えた新型コロナが、ここにきて、再び感染者を増加させている。
増加の原因がよくわからないのが不気味だし、解消できないモヤモヤ感を増幅させる。
この山田ひまわり園でも、入場時には、マスク着用、体温チェック、消毒液による手洗いが義務付けられていた。
紅葉の名所として人気が高く大勢の人が訪れる佐賀の九年庵は、新型コロナを理由として秋の一般公開を中止した。
個人別邸の庭園なので、大勢の人が来たら「密」になる可能性が高い。
僕が好きだった京都の紅葉名所はどうなっているんだろう。
東福寺の通天橋なんかは人が密集して絶対ヤバそう。
今までクロツラヘラサギは、一本足で眠っているか、嘴を左右に動かしてのお食事タイムかで、飛翔を撮るチャンスはあまりなかった。
なのに、何故か今年は連続して飛翔撮影のチャンスをくれる。
どういうこと?
でも、野多目池で一番撮りたい写真はミサゴが魚を捕捉するシーン。
十一月に入ってほぼ毎日通っているのに全然来ない。
ミサゴよ、来てくれー!!!
季節が変わり、姿を消していた鳥たちがまた野多目池に戻ってきた。
キンクロハジロ
カワウ
コガモ
カイツブリ
ハシビロガモ
コチドリ
マガモ
ウミネコ
毎年1羽、何故か海から内陸部のこの池までやってくる。
シギ科 名前不詳
クロツラヘラサギ
まだ姿を見せてないのはミサゴ。
去年は11月に姿を見せたが、12月に入ってからぷっつりと来なくなった。
来なくなった原因がわからない。
パンダガモと言われるミコアイサが姿を見せるのは12月に入ってから。
タシギもそのうち姿を見せるに違いない。
野多目池で一番撮りたい写真はミサゴが魚を捕捉するシーン。
ミサゴよ、来てくれー!!!
晴天かつ順光で水面が青
鳥との適度の距離
一斉の飛び立ち
後ろ姿でもなく正面向きでもない、飛ぶ方向の良さ
これだけ条件が揃うことは滅多にない。
多分もう二度とない。
白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ
滋賀にいた頃、琵琶湖に白鳥を撮りに行っていたのがなつかしい。
十一月に入って、余計なことにまた一つ歳が増えてしまった・・・
そうよ わたしは 蠍座の男 ♪♪♪
那珂川を毎日ウォーキングしているが、相変わらずカワセミの姿はなく、ジョウビタキ、シジュウカラ、コゲラなどの鳥も見かけない。
それで、約10ヶ月ぶりに野多目池に行ってみた。
すると、いた!
今年もクロツラヘラサギがいた!
クロツラヘラサギ
絶滅危惧IB類
朝鮮半島西岸部、中国遼寧省沿岸部、ウラジオストック周辺部に生息し、冬季に台湾、日本、ベトナムなどに南下。
日本には九州、沖縄に少数が飛来。
クロツラヘラサギの群れの中にヘラサギが混じっていることが多い。
クロツラヘラサギは目の周囲まで黒で覆われているが、ヘラサギは目の周囲は白の羽毛に覆われている。
次の写真の真ん中がヘラサギ。
クロツラヘラサギは嘴を水の中に突っ込み、左右に振りながら水中の小魚や甲殻類を食べる。
野多目池は通過点で、次の目的地に向かって飛び立っていく。
ごく一部ながら紅葉が色づき始めていた。
コスモスはもう終わりかけ。
近づいて撮ると、必ず萎れた花が入ってくるので、離れて、ボカして。
観世音寺 福岡県太宰府市観世音寺
天智天皇が母斉明天皇の冥福を祈るために発願。80年の歳月をかけて壮大な伽藍が完成。九州の寺院をまとめる「府大寺」として栄えた。
このあと、唐と新羅の侵攻に備えて築かれた水城跡に立ち寄った。
例年咲いているはずのコスモスが栽培さえされておらず、土がむき出しになっていた。
キリンビール福岡工場のコスモス園が栽培自体をやめたように、これも新型コロナの影響なのだろうか。