例年だと9月下旬は彼岸花を撮りに棚田巡りをしている頃だ。
ヨシビ棚田(福岡県八女市黒木町)、鹿里棚田(福岡県八女市星野村)、つづら棚田(福岡県うきは市)と3ヵ所の棚田を回り、最後に道の駅原鶴のひまわりを撮って帰るのが慣例となっていた。
でも、まだまだ暑い!
棚田の坂道を登ったり降りたりして汗だくになるのを思うと、行く気が萎える。
などと思っているうちに、行くタイミングを失してしまったようだ。
近所の彼岸花はもう萎れかけているし、彼岸花とセットで撮りたい黄金色に輝く稲穂は刈られていそうだ。
で、愛車レヴォーグの車検である。
後顧の憂いなく走れるようにと、驚愕の車検見積もり35万円を泣く泣く受入れ、車検が出来上がったので取りに行った。
35万円の内容は前にも紹介したが、
あたかも10万キロ目前の車は当然交換するかのような表示の「10万キロ走行時定期交換」でスパークプラグ、ウォーターポンプなどの部品交換が工賃込みで8万円。
「ひび大」で交換することになった足回り部品交換が4万円。
あとは、エンジン下回りスチーム洗浄などの各種洗浄、ブレーキフルード、ブレーキパッド交換、エアコンフィルター交換、エアコン洗浄、センサー液漏れ修理など細かい項目の積み重ね。
足回りに負担をかけるような運転をしたこともなく、むしろ普通に丁寧に運転してきたつもりなので、これだけ部品交換があって車検費用が嵩むことに納得感がない。
とはいえ、これで、当面安心して走れると思っていたら、「お見積書」を提示された。
ブレーキブースターという部品交換の内容だった。
当面は問題ないが、このまま放置するとそのうちエンジンがかからなくなるとのこと。
エンジンをかける時は、ブレーキペダルを踏んだうえでスタートボタンを押す。
ブレーキブースターはブレーキペダルの奥にある部品で、それが劣化してしまうとエンジンがかからなくなるらしい。
よくあることのような説明ぶりだった。
問題は、その交換費用で、なんと11万円!!!
レヴォーグまでは、日産、トヨタの車で10万キロ以上、10年以上乗ってきたが、「10万キロ走行時定期交換」なんてなかったし、こんなに相次いで高額の費用がかかったことがない。
スバルは消耗が早い部品を使っているということなのだろうか。
今年もまた去年に引き続き、航空法で禁止されている「人口集中地区飛行」「夜間飛行」「目視外飛行」「人や物の30m未満飛行」について包括申請を行い許可を取得した。
が、許可の条件が去年よりさらに厳しくなっていた。
一部の不心得者が危険な飛行を行ったせいで全体の規制が厳しくなるという流れが毎年のように続いているように思われる。
許可に基づいて飛行させるには、事前に飛行計画を届ける必要があり、事後に詳細な飛行記録を作成する必要がある。
それが面倒で、この一年は包括許可をとっていながら、許可に基づく飛行は行わなかった。
ちなみに、「夜間」とは太陽が沈んだ瞬間からなので、日没直後の夕焼けを空撮しようとすると「夜間飛行」になる。
真夏の太陽に晒されながらドローンを飛ばす気にならなかったが、4ヶ月ぶりにドローンを飛ばしに行った。
基本的な操縦感覚を維持することと、フォーカストラック、クイックショット、ハイパーラプス、180度パノラマ写真など諸機能操作を忘れないために。
航空法の規制をすべてクリアしていれば(許可に基づく飛行でなければ)、事前の計画提出、事後の飛行記録作成は不要であり、それができるいつもの場所に。
そこは誰も来ない場所ではあるが、一度だけイノシシの子供が3頭歩いているのを見かけたことがあり、子供の近くには親がいるはずなので、ちょっと怖い思いをした。
それ以降、行くたびにイノシシがいないか注意している。
スマホでもこういう写真が撮れると、スマホもばかにしたもんじゃないと思う。
愛車レヴォーグの、9年目の車検を受けるにあたり、ディーラーで見積もりをしたところ、35万円と言われ、思わず耳を疑った。
しかし、何度眺めても、明細書には間違いなく35万円と記載されている。
これまでの車検費用を見てみると、
3年目15万円、5年目18万円、7年目17万円となっており、そして今回が35万円!!!
車検は、多少高めであっても、信頼感と安心感のあるディーラーでずっとやってきたし、6ヶ月点検、12ヶ月点検も必ずやってきた。
それなのに、突然のこの値段とは。
なお、見積もり時走行距離98,379km。
10年以上乗ったフェアレディZの時でも、普通の車より部品が高いと思うが、車検で20万円を超えることはなかった。
ネットで調べてみると、スバルでは、10年、10万キロといった経過年数、走行距離によって高額の車検費用となることは珍しくないようだ。
車検費用40万円といった事例もあった。
35万円の見積もりのうち、自動車重量税等法定費用+車検代行手数料が6万円あるので、それを除いた29万円が正味の車検費用となる。
その中身を見てみると
車検基本整備点検料 3万円
部品交換等 15万円
ブレーキフルード交換
ブレーキパッド摩耗 交換
エアコンフィルター汚れ大 交換
左右ロアアームブーツひび大 ポールジョイント左右交換
スタビライザーリンクブーツ左破れ右ひび大 交換
レイン(オートライト)センサーよりシリコン液漏れ 交換
10万キロ走行時定期交換 9万円
スパークプラグ交換
ウォーターポンプ交換
エアコンベルトテンショナプーリ交換
従来通り安心感をもって運転していくには、交換した方がいいとされたものは交換した方がいいのだろうし、35万円を払うしかないのだろう。
ただ、フェアレディZにしたって、その前のトヨタ車にしたって、10万キロに達するからといって多額の部品交換を言われた記憶がない。
スバルは水平対向エンジンや4輪駆動など独自の車づくりをしているので、10万キロに達すると多額の部品交換が発生するように作られているのかもしれない。
レヴォーグは初めてのスバル車だが、けっこう気に入っている。
2000ccターボで最高出力300ps、最大トルク40.8kgmとパワフルなので、気張ることなくスッと加速するし、急坂もスイスイと登っていくし、長距離運転でもストレスがない。
運転支援システム「アイサイト」も、衝突防止機能、前の車を追尾しての半自動運転機能など、安全かつ楽でとてもいい。
滋賀・福岡間(686km)を4回往復し、滋賀・東京間(416km)を1回往復しているが、それほど疲れなかった。
とはいえ、やっぱり、リタイア無職人にとっては35万円は痛いなあ。
まだまだ暑い日が続いている。
ウォーキングは今もまだ大量の汗をかいて難行苦行。
大量の汗をかいて体力を消耗しているはずなのに、何故か体重は増加。
体重の増加に伴って腹囲も増加し、メタボ基準の85cmを行ったり来たり。
ただ、BMIや肥満度は適正数値範囲内ではある。
前にも動画であげたように、近くの、信号のない横断歩道は、歩行者がいてもほとんどの車が無視して通過していく。
その横断歩道に車で差し掛かった時、横断歩道を渡ろうとする小学生の男の子がいた。
当然、横断歩道の手前で停止したが、対向車が来ていたので迷った。
男の子が横断歩道を渡るのを阻止するために停止しない方がいいのではとも思ったが、そのまま停止し続けた。
やってきた対向車は停まる気配もなく、男の子を無視して通り過ぎた。
すぐに次の対向車がやってきたが、その車は横断歩道の手前で停止した。
男の子は、渡っていいものかどうか確認したうえで、横断歩道を渡った。
もし、その子のように用心深くなくて、こちらが停止したことによって横断歩道を渡り始めたために対向車に跳ねられたりしたら、と思うとゾッとする。