カワセミの姿を求めてX地点に行くと、鷹を連れた若者がいた。
鷹は幼鳥で、訓練中だという。
テレビでは見たことはあるが、本物の鷹匠に初めて会った。
久しぶりに心温まる、いい映画を見た。
「グリーンブック」という映画だ。
グリーンブックは、アメリカで黒人旅行者が宿泊可能な施設を紹介するガイドブックである。
黒人に差別意識をもつイタリア男が、ナイトクラブの用心棒の仕事を失い、黒人の天才ピアニストに運転手として雇われる。
黒人ピアニストが差別意識の強い南部にコンサートツアーをする際の期間限定の運転手で、イタリア男は家族を養うためいやいや引き受ける。
イタリア男は低所得者層で暮らしきており、ピアニストは黒人ながら天才であるがゆえに貧困を知らず上流社会で生きてきている。
そんな二人が最初はことごとく対立するが、やがていろんなハプニングを経て真の友情を築いていくというストーリーである。
これがまた実話というのにも驚く。
そして、最近のアカデミー賞受賞作品は僕にはあわないということで関心をなくしていて知らなかったが、なんと「グリーンブック」はアカデミー賞作品賞を受賞していた。
ほんで、主役のイタリア男だ。
どこかで見た顔だと思いつつ、途中で、はたと気が付いた。
ヴィゴ・モーテンセンだ。
「ロード・オブ・ザ・リング」その他の映画では精悍だった彼が、まったく別人のように中年太りしていて最初は気づかなかった。
役作りで太ったのか、そうでないのか、わからない。
手に汗握るハラハラドキドキの映画も好きだけど、こういうほのぼのとした映画もいいなあ。
ヴィゴ・モーテンセン主演の映画では、映画クチコミサイトの評価が低い「オーシャン・オブ・ファイヤー」なんかは結構僕のお気に入り映画ではある。
ほとんど姿さえ見ることがなかったカワセミが、以前よりは姿を見せるようになった。
といっても、10回に1回見られたのが、5回に1回見られるようになったというレベルで、かつてのように5回行けば3回ないし4回見られるというレベルではない。
Z地点のカワセミ
ずっと姿を見なかった鳥たちも涼しくなって戻ってきた。
イソシギ
ヒドリガモ
いなくなったと思ったY地点のカワセミ
X地点のカワセミ
カラスがカワセミの近くにとまり、カワセミに近づこうとするとカワセミが逃げ、しばらくするとまたカワセミに近づこうとするとカワセミが逃げ、というのを3度ほど繰り返し、やがてカラスは飛び去っていった。
あわよくばカワセミを襲ってエサにするかのような雰囲気だった。
多分飛ぶスピードはカラスよりカワセミの方が早いと思う。
学生時代に飲んでいたジンライムが何故か突然飲みたくなった。
で、ジンはどこでも売っているが、ライムジュースはあちこち探してもなかなか見つからなかった。
あきらめかけていたが、ついに見つけた。
明治屋の「My Lime カクテル用」ってやつだ。
ジンライムなんて何十年ぶりだろう。
なつかしい味だ。
一応カクテルとされているが、ジンのオンザロックにライムジュースを加えただけの簡単なものだ。
カクテルといえば
僕が通っていた大学のすぐ傍に、その大学の学生がメイン客の喫茶店があって、そこでアルバイトをしていたことがある。
ウエイターをやりながら合間に調理の仕事を教わった。
コーヒーの淹れ方、ジュースなどの作り方、サンドイッチやトーストなどのパンの調理・・・
一番最初に言われたのはレモン一個から指定された枚数以上のスライスを切ることで、これは結構初めからうまくできた記憶がある。
メニューにジンフィズがあったことで、シェーカーの振り方を教えてもらった。
そのうち夜は調理スタッフとして働いた。
ウエイターと調理と一人二役で働いていた時もあったような気がする。
学生メインの店なので、夜は客が少なかった。
夜は学生じゃない客がほとんどで、なかには、例えば、ココアにジンを少量入れてくれとか、マニアックな人もいた。
喫茶店には警察から全国指名手配犯のポスターが配られる。
店内に掲示することはなく、客で似た奴がいたら連絡しろという趣旨だ。
その全国指名手配犯で左翼過激派の一人に僕が似ているとオーナーの奥さんが疑っていると聞いた。
当然僕は指名手配犯ではないが、疑われているのはいい気持ちではなく、ほかにもいろいろあってその喫茶店を辞めた。
ただ、このことがきっかけでカクテルに目覚め、カクテルの本を買って、いろんなカクテルを作ってみた。
けっこう面白かった。
でも、結局、僕は少量のお酒をじっくり味わうよりは、量で飲むタイプなので、本にあるカクテルを一通り作ってしまうと、だんだん飽きてしまって、カクテルをやめた。
福岡市植物公園のHPに、今年もアサギマダラがやってきたと出ていたので、行ってみた。
いなかった。
仕様がないので薔薇とコスモスの写真を撮って帰った。
那珂川Y地点では、護岸工事でブルドーザーが動き回り、護岸工事が完成したあとは、カワセミが好んでとまっていた場所が大雨でごっそりと全部流され、カワセミの気配がなくなってしまった。
しかし、最近、上流から土砂が流れて堆積し、洲が形成されそうな感じになってきた。
そこに植物が生えて緑が増えてくると、だんだん以前に近い状態になるかもしれず、カワセミも戻ってくるかもしれない。
そんなことを思いながら、ぼんやりと眺めていると、いた!!!
眼前の広い範囲を鳴き声をあげながら飛び回っていたが、距離が遠く、望遠400mmでは全然足りない。
とりあえず証拠写真。
だんだん気温が下がってきて、ウォーキングの時の汗の量も減ってきたので、数日前からウォーキングにカメラを持ち出している。
この花のところは、たまたまとは思うが、日替わりのように、やってくる蝶の種類が毎日変わっていて面白い。
カメラを持ち出す前は、アオスジアゲハを見ることが多かったのに、カメラを持ち出すようになってからは一度も見てない。
アカタテハ
アカタテハとヒメアカタテハの違いは
アカタテハは全体的に色が黒く、羽の下記黄色矢印部分に模様がない。
ヒメアカタテハ
この日もカワセミは姿を見せたが、対岸でじっとしているばかりで動きがなかった。
ムクドリの飛翔を排水溝の暗い背景で撮る。
この前はZ地点のカワセミに久しぶりに出会ったが、今回はX地点のカワセミに久しぶりに出会った。
どうせまたいないだろうと全く期待もせず眺めていたら、突然対岸に現れた。
しかも、対岸からこちらに飛んできて、近いところにとまった。
しかも、そこで何回か水に飛び込んで、水浴びをした。
全く予想外のサービスに出会ってしまって、心の準備もできておらず、照準器も装着していなかった。
対岸の木の枝にとまったので、しばらく動いてくれるなよと願いながら、照準器を装着しようとした。
すると、装着の途中で、キキキキと小ばかにするように鳴きながら、どこかに飛び去った。
照準器を装着し、照準器のドットとカメラの中央の測距点が一致するよう調整して、準備万端、戻ってくるのを待った。
・・・戻ってこなかった。
ちなみに、Y地点は、カワセミが好んでとまっていたいくつかの場所が大雨で全て流されてしまい、カワセミがいる気配が消えた。
照準器なし手持ち捕捉失敗
キアゲハとアゲハチョウの違い
キアゲハは名前の通り全体的に黄色味がかっている。
アゲハチョウにある複雑な模様(下記〇印)がキアゲハにはない。
僕は暑がり汗っかきなので、夏場は歩くだけで大量の汗をかいて疲れてしまう。
なので、ウォーキングにカメラを持って出るなんてとんでもなかった。
10月に入ったというのに、まだ半袖でも歩くと汗が出る。
それでも、汗の量が減ってきたので、久しぶりにカメラを持ってウォーキングに出た。
いつもはアオスジアゲハがいる花のところに行くと、この日は現れなかった。
代わりにツマグロヒョウモンがいた。
撮っている時はてっきりツマグロヒョウモンと思っていたが、羽の縁の模様を見ると、これはアカタテハだ。
紛らわしい。
アゲハチョウ
これは、ホバリングしながら花の蜜を吸うホウジャクという虫。
花から花へ動きが素早いので撮っている時は面白いが、写真的には綺麗じゃない。
最近は那珂川でめったにカワセミに出会うことはないが、蝶の写真を撮っている時、鳴き声が聞こえたので、行ってみたら対岸にいた!
対岸なので遠い。
フルサイズ換算で640mmでも大大大大トリミング。
最後に証拠写真を撮ったのが3月なので半年以上経っている。
魚を咥えている。
オス。
すぐにどこかに飛び去った。
相変わらずつれない。
Lightroom 勉強中。
去年行ったヨシビ棚田の写真を Lightroom で現像し直してみた。
逆光気味の写真は空が白く飛んでしまう。
キヤノンの現像ソフト DPP4.0 では空の表情を出そうと露出を暗くすれば全体が暗くなってしまう。
その点、Lightroom であれば、メインの景色と空とを別々に露出を変えることができる。
最後の写真の DPP4.0 現像分がこれ。
Lightroom だと、メインの景色を明るくして、空も表情が出せる。
なお、冒頭の写真で、Lightroom で現像したあと、円形のゴーストが写りこんでいることに気づいた(下記矢印)。
このブログの写真の大きさだと、よーく目をこらさないとわからないかもしれない。
Lightroom の「スポット修正」ツールは使いものにならないので、Lightroom から Photoshop に画像を移す。
Photoshop の「なげなわ」ツールと「塗りつぶし」でゴーストを消し、Lightroom に戻して現像したのが冒頭の写真だ。
Lightroom も Photoshop もいろんな機能がたくさんあって覚えるのが大変。
ゴールの見えない大海に漕ぎ出してしまった感がある。
一度使った機能もしばらく使わないと忘れてしまう。
吸収力、記憶力が衰えた年寄りに使いこなせるのか。
ちなみに、今の若手写真家は Lightroom と Photoshop を駆使しながら作品作りをしている。
これはそのレッスン編で、このように使いこなせればいいなあと思う一方、やっぱり無理かもとも思う。
福岡空港北端の小高い丘での飛行機撮影は高いフェンスが設置されてできなくなったので、今まであまり行く気がしなかったアクシオン福岡に行ってみた。
アクシオン福岡は大型スポーツ施設で、空港の東側に位置し、空港を見下ろす高さで夕空背景の写真が撮れる。
ただ、夕方以降、飛行機は離陸機となる。
低い高度でやってくる着陸機と違って、離陸機の場合は背景になる景色が機体によってばらばらになる。
小型機は上昇速度が早く、大型機は上昇速度が遅い。
離陸ポイントも飛行機によって異なっている。
機体によって狙いどころがばらばらになることに加え、撮影の邪魔になるものが多いのがここの難点だ。
すぐ目の前の高校の校舎、視界を遮る樹木・・・
かつては視界良好のベストポジションがあったらしいが、カメラマンのマナーが悪くて立入禁止となったらしい。
そのせいか、いつ行ってもここは誰もいない。