きままなドライブと写真、そして映画

晴れの日はドライブ・写真、雨の日は映画、曇りの日は・・・迷う

腹囲

2020-08-31 00:49:12 | Weblog

だいぶ前のこと、腹囲が85cmを超えているということで、突然思いもよらず、健康診断でメタボ宣告を受けた。
後日、職場に、メタボ指導員なる女性がやってきて、
①一定時間以上歩くこと、②炭水化物摂取を抑えること、③腹筋をやること、の3つを毎日実行することを約束させられた。
定期的に腹囲と体重を報告することが課され、随時電話がかかってきて、進捗状況を聞かれた。
電話が仕事中だったりするので困った。
腹囲が85cm以内に収まったところで、メタボ指導は終了した。

その後、健康診断が近づいてくると、晩酌とおつまみをやめるなどして、なんとかメタボ宣告は免れてきた。
麺類大好き人間で、ラーメンには半チャーハン、うどんにはいなりずしを注文することが多かったが、半チャーハンもいなりずしもやめた。
博多ラーメンの替え玉も我慢する。
無料で麺増量ができても当然しない。

毎日、炭水化物を抑えつつ、一万歩以上歩き、普通の腹筋運動とヘソから下の腹筋を鍛える腹筋運動と腕立て伏せをやっている。
にもかかわらず、腹囲は85cmを超えている。
85cmを切る時もたまにはあるが。
腹囲の測定は「軽く息を吐いた状態」で行うとされている。
力を入れてお腹をぐっと引っ込めれば85cmはクリアするが、「軽く」だと超える。
仰向けに寝た時、ヘソの位置がアバラ骨より下になるので、まー、いいか、と思ったりする。
25以上が「肥満」とされるBMIは、低い時は22台、高い時で23台なので、「肥満」ではない。

何故か夏場になると、食生活その他何ら日常生活の変化がないのに、腹部が成長する。
暑がり汗っかきの僕が真夏に一万歩以上歩くのは大変なことで、大量の汗をかいて気持ちは萎えるし、疲労感に耐えながら修行をしているかのような思いで歩く。
ほかの季節より体力的に負荷がかかっているはずなのに、何故か太る。
「軽く」よりも強めにお腹を引っ込ませても、85cmには届かない。

やっぱり晩酌とおつまみをやめてみようかと思いながら、風呂上がりにゴクゴクと飲み干すビールがまたうまい!


削除した記事の写真から
2010年8月撮影
夜で望遠で手持ちで撮影するのはキビシイ。

手筒花火













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映画 セブン・イヤーズ・イン・チベット

2020-08-27 21:09:31 | Weblog

オーストリアの登山家、ハインリヒ・ハラーがチベットで過ごした7年間を描いた映画。
わが映画コレクションから久しぶりに見たが、いい映画だ。

ハインリヒは、ナチスドイツの名を世界に知らしめるためのドイツ登山隊に参加し、ヒマラヤ登頂を目指す。
しかし、雪崩に遭って、登頂を断念し、下山することに。


下山した彼らを待ち受けていたのはイギリス軍で、ドイツとイギリスとの戦争が始まったため、ドイツ登山隊は逮捕され、捕虜収容所に入れられる。



やがて、ドイツ登山隊メンバーは、イギリス将校と人夫に化けて
捕虜収容所から脱走することに成功。
脱走後、単独行動をしていた
ハインリヒは、登山隊長のペーターと再会し、以後逃避行を共にする。



二人はチベットに入り、ようやく落ち着いた生活ができるようになる。
ペーターはチベット女性と結婚。
第二次世界大戦が終戦となったため、捕虜収容所脱走者として追われることはなくなり、帰国できることになった。
ハインリヒは、当時まだ少年のダライ・ラマの母親からの要請で、ダライ・ラマに会う。
まさに運命的な出会いだ。




他人のことを思いやることなく独善的だったハインリヒが、ダライ・ラマとの交流を重ねるうちに、気持ちが次第に洗い清められていくように変化していく。
ここが、この映画の一番気に入っているところだ。



しかし、平和で穏やかな時間は長く続かなかった。
中国が武力でチベットに侵攻してきた。





チベットは中国に降伏し、その支配下に置かれることになった。
そんななかで、ダライ・ラマは正式に14世に即位する。



ダライ・ラマの即位を見届けたハインリヒは、帰国の途に着く。




第二次世界大戦終戦後のドサクサに紛れて独立国であり仏教国だったチベットを中国が一方的に侵略した。
もし今同じことをすれば、世界中から非難を浴びるに違いない。
ダライ・ラマ14世はインドに亡命し、自国におらず、かつ高齢なので後継者問題に直面している。
ダライ・ラマに次ぐ高位のパンチェン・ラマとして認められた6歳の少年が中国政府に拘束され、20年以上にわたり消息を絶っている。
一方、中国政府が勝手にパンチェン・ラマとして認めた人物がチベットの公式行事に出たりしている。
これまで続いてきたダライ・ラマ後継者選定の伝統的な手続の歴史が絶ち切られようとしている。

チベットよりも酷いのがウイグル人への弾圧で、ナチスドイツのアウシュビッツよりも残虐な民族抹殺が進行している。
強制収容所に収容された人々は音信不通となり、女性への不妊手術、毛髪製品の販売、おぞましい臓器売買など、いろいろなことが言われている。
先日、日本在住のウイグル人のテレビ電話で、暴力を受けたらしい兄の傍に居丈高な中国人がおり、日本でスパイをやれば兄の安全は保証してやると脅迫する、生々しい動画をYouTubeで見た。
ボリス・ジョンソン首相率いる英国政府は、中国政府によるウイグル族への人権侵害を激しく批判し、ドナルド・トランプ米大統領も「ウイグル人権法案」に署名し、成立させた。
しかし、日本では何故かウイグル人に対する弾圧を政治家も大手マスコミも取り上げない。
ウイグル問題に限らず、中国に対する批判はせっかく築いた親交関係に水を差すとの意見が強い。
尖閣諸島の中国の領海侵犯も軽くニュースで流す程度で、大きく取り上げられることはない。
日本は、中国が抱き込んだ人々が政界、財界、その他各界にわたって、たくさんいるということだろうか。
中国はひそかにダミーを使って日本国内の土地を買い進めている。











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菊池渓谷・・・

2020-08-24 14:02:15 | Weblog

故郷福岡に戻って、最も写真を撮りに行きたかったのが菊池渓谷の光芒である。
菊池渓谷は、福岡支店勤務時代に何回か行ったことがある。
最後に行ったのは、東京勤務時代、子供を連れて帰省した時、母、妹、義父母とわが四人家族、計八人で一泊二日の旅行をした時だ。
いずれも、写真撮影目的でなく、単なる観光で、当時は早朝に光芒が出ることなど話題になったことすらなかった。

今は、菊池渓谷の早朝に出る光芒はかなり有名で、光芒大好き人間の僕としては、福岡に帰ったら真っ先に撮りに行きたいと思っていた。
しかし、母がいる介護施設に毎日通うという、妹との約束事で遠出ができず、ずっと行けなかった。
新型コロナで、母がいる介護施設が面会禁止となり、遠出ができるようにはなった。
とはいえ、福岡県の感染者が急増するなかで、不要不急の外出で、県境を越えて熊本県まで出張るのは後ろめたい。
しかも、菊池渓谷の光芒はカメラマンには大人気のスポットなので、「密」になる可能性が高い。
実際、インターネットで調べると、新型コロナにかかわらず大勢のカメラマンが菊池渓谷を訪れているようだ。

今年ではないが、菊池渓谷の光芒撮影の様子はこんな感じ。

                          

インターネットで調べると、これは最前列で撮っている人達で、この後ろで撮っている一群の人達がいる。
後ろで撮っている人達は、最前列の人達を構図の中に入れて撮るしかなく、そういう写真がインターネットにたくさん出てくる。
構図的には、後ろの人達の位置からの方が、光芒の広がり感があっていいと思うが、最前列の人達が写りこんでしまう。

大勢のカメラマンがやってきて、感動的な光景ではありながら、みんな同じような写真を撮っていることがわかると、なんとなく行く気が失せてきた。


とはいえ、長い間、写真撮影とドライブが僕の気晴らし、気分転換だったわけだし、片道二時間以上のドライブはしばらくやってないので、とりあえずは行ってみよう。
光芒撮影の最適時期は七月下旬から八月中旬とされており、八月下旬の平日だったら、「密」はないのではないか。
光芒が出なくても、渓谷の美しいところが撮影できるのではないか。
渓流や滝の撮影では長靴を履いている人が多いが、いかにも本格派ぶった感じに抵抗感があって、長靴は持ってなかった。

しかし、菊池渓谷の光芒撮影では長靴が必須であるらしいので、急遽購入した。

行くと決めた日の前日の夕方、突然、車に異変を生じた。
スバルが誇るアイサイト(障害物察知停車機能、クルーズコントロール等)が機能しなくなった。
マフラーに付いているセンサーが経年劣化で取り換える必要があり、取り換えは数日後で、それまでアイサイトの機能は停止したままとなるが、走行には支障ないとのこと。
しかし、いくつもの警告表示が出た状態のメーター盤を見ながらロング・ドライブしても楽しくない。
ということで、結局、行くのを断念。

最後に菊池渓谷を訪れた平成元年(1989年)のビデオテープの画像から。










わが娘も、今は小学生の息子二人を持つ母親だ。


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酷暑

2020-08-14 20:18:55 | Weblog



青空で日が差しているのに、細かな雨が降っていた。
こんな天候の時は虹が出るかもしれない。
太陽と反対側の空を眺めると、はたして虹が出ていた。
濃い虹の外側に薄い虹がかかっていたが、薄い虹はすぐに消えてしまった。
ウォーキングの途中、細かな雨に濡れながら、スマホを取り出して写真を撮った。

それにしても、暑い!

ウォーキングで熱中症にならないよう、夕方、高速道路の高架の影に覆われる歩道を歩いている。
直接太陽の日差しは浴びないが、気温が高く、汗の噴出が止まらない。
この暑さの中で一万歩以上歩くのは難行苦行だ。


昼間、13:58、車を運転していると、車外気温の表示はずっと39度を示したままだった。
こんな気温の時にウォーキングなんかしたら、間違いなく熱中症だ。




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笹栗九大の森 落羽松

2020-08-10 00:28:45 | Weblog









ここを初めて訪れたのは、2016年12月だった。

そして、今回が7回目となる。
落羽松の根元に水があったのは初回だけで、2回目から6回目まで水がなく、行くたびにがっかりした。
今回、ようやく、根元に水があった!
でも、風が水面にさざ波を立て、幹がきれいに水面に映らない。
それに、朝日が水面に反射する光が強すぎて、PLフィルターでも抑えられない。
いい感じの光はなかったが、紅葉の時に期待しよう。

光条を入れた写真が撮れるのは午前6時台。
午前6時開門にあわせ、ちょうど午前6時に門を入った。
しかし、駐車場には既に3台の車が停まっていた。
ということは、午前6時前に門は開いていたということなのか。

落羽松のところに行くと、やはり三人が三脚を立てていた。
僕が加わって、四人が横並びで三脚を立てると、撮影スペースとしては定員いっぱいの状態となった。
その外側になると木が邪魔になったりして撮りずらくなる。
既に来ていた三人は若い人たちだったが、仲間で一緒に来たわけでもなさそうだ。
隣との距離は近いが、みんなマスクをしており、横並びで無言でいれば、感染リスクはないと思われる。
それにしても、福岡県の新型コロナ感染者の増加が止まらない。
一週間の人口10万人当たり感染者数では、1位沖縄県、2位東京都、3位福岡県となっている。

落羽松(ラクウショウ)は別名・沼杉(ヌマスギ)とも呼ばれる。
松なのか杉なのか、はっきりしろー。








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樫原湿原

2020-08-06 21:24:00 | Weblog

福岡県では、福岡市を中心に、新型コロナ感染者がここにきて急増しており、それだけでも外出する気分を失わせる
もともと、新型コロナと長雨でずっと引きこもり状態が続いていて、一ヶ月以上写真を撮りに行っていない。
例年だと、ひまわりが見ごろになっているはずの「柳川ひまわり園」は、今年は新型コロナのため種植えさえされてないようだ。

写真を撮りに行こうという意欲自体が萎えていて、外出するのも億劫な気分だが、意を決して樫原湿原に行ってみることにした。
梅雨明けで天気が良く、走行距離もほどほどで、今まで行った経験で「密」にはならないだろうと考えた。

実際、行ってみると、来ている人は疎らで、「密」はなかった。
しかし、肝心の、日本最小のトンボ、ハッチョウトンボの姿がなかった。
一時間半かけて、いそうなところを念入りに探したが、発見できなかった。
ここにいると言われていて、まだ見たことがないブルービー(ルリモンハナバチ)もいなかった。





























久しぶりの写真撮影というのに充足感がなく、でも、せっかく来たのでとりあえず写真は撮った。
黒いアゲハがオニユリのところにやってきて、撮影意欲にスイッチが入りかけたが、すぐにどこかにいなくなってしまった。

ただ、このところ、買い物、食事、病院など近場しか走ってなかったので、久しぶりにドライブらしいドライブができた。
樫原湿原まではずっと山の中を走り、通る車も少なく、久しぶりのワインディングが楽しめた。
レヴォーグの300馬力のパワーの余裕で、登り坂でも軽いアクセルワークでこなしていけるのが心地よい。
前のフェアレディZはマニュアルだったし運転していて楽しい車だったが、今のレヴォーグは疲れない車だ。
滋賀・福岡間を4往復半、滋賀・東京間を1往復しているが、長距離を走ってもそれほど疲労感なく運転できる。

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